Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

だから

2009-09-08 23:40:46 | Weblog


例えば、異性と付き合うということに対して、感じることの多い感覚なんですが、

出逢ったときには、
「こんな子はいままでに出逢ったことがない」だとか、
「この人と居ると、ただの日常がものすごく楽しいものになる!」

等と、驚きとか感動とかが混じった、とても新鮮な刺激に満ちているものですよね。


はい、久々のブログ更新で、唐突に暴走ぎみのsakubunです。
まぁ、聞いてください。



で、これが付き合って何ヶ月とかすると、そういう新鮮な気持ちが薄れていって、その後はたとえば多くの場合、別れますよね


別れるときになると、どういうわけだろう、新鮮な気持ちがなくなったという感覚からなのか、その彼女を「古い人」とさえ思うようになります。
なんていうのかな、たとえばドラゴンボールとか頭文字Dの世界では、出てくる敵がどんどん強くなっていくことのように、

あたかも別れるときには、その彼女はもう過去の相手。

で、その次に出逢う、違う女性に対して、またも


「こんな子、いままでに出逢ったことのないタイプだ!」
と感じ、前の彼女より優れているような錯覚に陥ります。



これは、sakubunの主観の話ですし、そもそも恋愛経験が豊富なわけではないので、「いつもこうだ」と言っても、その「いつも」のサンプル数が足りなすぎるわけですが。



実際には、この「今までに遭ったことないタイプ!」≒過去最強の彼女 だって、
過去に違う誰かと付き合って別れてを繰り返してきたはずで、その過去の相手にとっては「過去の彼女」だろうし、

俺の過去の彼女も、きっと今はどっかで違う誰かにとっては「今まで出逢ったことのない」鮮度の高い女性でいることだろう。


だけど、どうしたって自分にとっては、自分中心で見てしまうから、仕方ないよね




たとえば、大衆車とか家電製品でも、

それが出た当初は、今風でカッコイくて優れているように思えたものが、
モデルチェンジして新型が出たら、急に古びて見えるなんてことがあると思うんです。
例えばあの頃、とても斬新で新鮮に思えたZEROクラウンの外観も、その次の世代が登場してしばらく経った今になってみれば、未だに優れたデザインなのは事実だけど、でもやっぱ旧型だなって感じはするじゃないですか。




で、そこでロードスターなんですが、

ロードスターをよく(っていうか、自動車じたいを)女性に例えたりするのを見ますが、

だとしたら、ロードスターを運転したときの新鮮な刺激というのは、これは何年経っても褪せることがなくて、むしろいつか乗り換えたら後悔して、未練ばかり残るだろうと、思えてならないわけです。

だから、その点では俺にしてみれば、女性とは違うわけです。

NBロードスターよりはるかに新しくて、はるかにパワーのあるクルマを運転したことが、何度かあったけど、それでもロードスターを越える気持ちよさというのは、ありません。
この感覚を、ロードスターやスポーツカーに興味がない人に伝えるのは難しい。
やむを得ず「人馬一体」という表現を使う人も多いけど、
たぶん言葉だけじゃ伝えるのは無理だろうなぁ。



なんというか、人間の感性に訴えるように作られた楽しさだから、古いとか新しいとかの問題じゃないんだよなぁ

たとえば、ビートルズの曲が今聞いても新鮮で完成度が高いように、
あるいは、手塚治虫の作品が、今読んでも斬新で興奮できるのと同じように、

そういう、もはや芸術の領域に入り始めているんだろうなぁ。


もちろん、そういう風に感じる車は、ロードスターだけじゃなくて、他にもあると思う。
俺はロードスターしか知らないけど、きっとホンダのスポーツカーとか、アルファロメオやBMWのようなヨーロッパのスポーツカーもそうかも知れない。

でも、きっと世の中の全部の車からしたら、とても少数派だ。


車種の数で言っても少数派だし、売れる台数で言えば、本当にわずかな割合だと思う。
そういう車がなくならないで欲しいなぁ。




今度の彼女は、身長が1540mmで、先代より25mm延長!
とか、そんなことで好きになるんではない。

今度の○○ッ○ワゴンは、スライドドアの開口幅が先代より25mm延長!
とか、そんなことに感動してその車にのめりこんだりは、少なくとも俺は出来ない!!