ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

亭主定年・友達プチウツか

2017-09-21 18:25:00 | シニア

 

明日をも知らない50代。

夫が定年退職して毎日家にいる。

そのせいだけでもないのでしょうが、

朝起きるものの、身体が重い、

気が晴れない、と友人。


一緒にお蕎麦を。


亭主が定年になって、環境の激変に、

ちょっとウツ気味だという。

そのせいで、朝から家にいる、何もしない~~、

食事の世話も増えて~~。

そのせいだけでもないでしょが、

「朝目が覚めたときに、

悲しい気分に襲われる」と友人。

「病院に検査に行く」とのこと。



いや、これって、前にも同じようなこと

耳にしたぞ、。

亭主の定年とウツとお出かけの関係」


これは4年前、一緒に和裁を習っていた

年上の方から聞いた話。

自殺まで考えたと言ってたけど、

「きものの救われた」とのオチ。

この方は亭主とは別のお墓に入る、なんて

仰っていました。


遠い出来事だと思っていたけど、

 近しい友達が同じような状態になるとは~~。




誰にでも訪れる季節の移り変わり。

どんどん身近になっていく。

「更年期障害かもしれないけど」と彼女。


 

家族って一緒にいる分、相手の気分に

 すごく左右されるよね。

 相手が元気失うと、こちらも元気なくなる。

相手の気分が感染する~~。

 

退職した男性は、とにかく家にずっといるのが嫌で、

なんでもいいから、仕事する、なんて言っていた。

知人の退職慰労会」


長年の友達が元気なくすのは、辛い。

 

周りに、そんな話がどんどん増えていく。



でも、同調せず、頑張ってなど言わず、

美味しいものを食べて

ただただ話を聞く。

 

気分落ち込んだときには、きものが救い~~。


「オシャレして、美味しいモノ食べに行こうよ」

とまた誘ってみよう。


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「黒革の手帖」ラスト比べと武井咲の勝負きもの

2017-09-20 08:36:05 | ドラマのなかの着物

 

ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日)の

ラストシーン、印象に残りました。

元子(武井)の新しい店の開店の日、

安島(江口)は結婚式が始まろうというまさに

その瞬間に警察官たちがずらり。

しかし、最後に二人はなぜか笑みを浮かべて。

その前に安島の結婚相手が大笑いするので、

同じような、自嘲的な笑いにもとれる~~。


気になったので、原作を読んでみました。

図書館では予約がいっぱい、

買うのはちょっと、ということで、

そうだ全集なら、ということで。

初代元子の山本陽子さん。文藝春秋刊より

 

原作では、安島の子どもを宿した元子。

しかし流産しかかって、搬送された病院が

原作では産婦人科医の楢林のところ。

私は、この二人に殺される!」という

悲鳴が密室の手術室にいっぱいに響いた、

とあります。

二人というのは、楢林と婦長の市子です。

 

米倉涼子の「黒革の手帖」

米倉さん、可愛いですね。2004年だから13年前。

 

これは拝見していませんが、

波子が「黒革の手帖」のことを警察に話して、

追われる元子走って逃げる元子、だそうです。

 

私今回のドラマも三回目からだったので、

波子がなぜあれほど元子に敵対意識を燃やすのか

よくわからないところがあったのですが、

原作を読み、なるほど。

波子が開くはずだったクラブの邪魔をしたのですね。

 

ドラマ比べてみると、時代を感じますね。

お金を持っている人が産婦人科から

美容外科になっている。

少子化だもんね。

原作は業界事情が詳しくて

「お勉強させていただきました」

私の役に立つとは思えないけど。

 

で、ドラマで、武井・元子が店を取り戻すため

裏取引の領収書をもって

ドンに交渉に行くときの勝負きもの。


さや形の帯が悪漢、もとい圧巻です。


さや形模様は卍からできていて、

卍は仏教用語で「万」の字の代わりに用いられます。
「万」とは「よろず、すべて」という意味合いをもち、
宇宙、無限などをあらわします。

花邑の帯遊び」参照。


「すべてもらいます」という元子の意思を

表しているのかも。

秋月さん、このときの着物、

どんなものにするか

かなり考えたのではないでしょうか。

秋月さんほどの方が無意味に

チョイスしたとは思えません。

黒革の手帖のきものと秋月洋子さん」

そしてさや型。

すべていただきます(笑)。


ゆえに(?)ラストの笑みは、

盗まれた裏取引の領収書と

黒革の手帖、実はニセモノで、

あの二人が事情聴取を受けたときに、

ニセモノだと口裏を合わせる。

あれほど簡単に盗まれるとは思えないもの。


そして安島は政略結婚から解放され、

元子はスキャンダルといえ名を挙げ、

店は好奇心にあふれた客で大繁盛、

というふうに、私は読んでいるのですが。

どう転ぶにせよ、よくできたラストだと思います。


それにしても、やはり「勝負」するときには

着るものもバシッとするもんなんですね。

さや形だわ、さや形。

これまで勝負に勝てなかったハズだわ。

 

悪女たちの老後」


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洋服関係はどんどん断捨離

2017-09-19 09:46:43 | 捨てる・整理する

 

昨日は「敬老の日」だったのね。

子どもたち、まったく無反応。

これは「敬う」を忘れたわけではなく、

「老」とはまだ思っていないと、

ポジティブに考えることにします。

本人にシニアの自覚ないだけかと思ったら、

家族にも自覚がない。

 敬老の日って孫ができてはじめて

「敬われる」のかしらん。

 

さて、衣替えの季節イコール

いらないモノを整理する季節ですね。

このたびは、洋服関係をどんどん処分。


あっ、可愛いチェックだ。

カットして半襟にしようと取っておいたけど、

半襟だって捨てるほどある。

半襟は薄いベージュが顔に一番フィットする

と、ようやく気づいた。

新しいバッグ買ったから、

古いのは処分。

新しいモノはやはり嬉しい。

弾む。この弾む心も大事。



クローゼットも満員電車みたいだから、

隙間を作ろう。

処分しながら、昔は洋服もきものも

高かったよなあ、と思った。

その分大事にした。

洋服だって、今のキモノより高いものもあるのに、

こちらはどんどん処分できる。


キモノはまだちょっと、躊躇いが。

その躊躇いはもちろん、まだ未練があるから。

その躊躇う気持ちももう少し大事にしようっと


もう少し手元に置いて~~。

でも、何枚かは処分。

 


リサイクルセンターに、きもの関係を

もっていくとすごく喜ばれる。

笑顔を見るのは嬉しい。

人の笑顔にパワーをもらう。

安く落としてまで、持ってこようかと思う。

いやいや、それは…。

古いものは子供たちのワークショップの材料

するんだって。

どんな布だって、捨てるのは惜しいくらい

きれいだもんね。


そんな場所見つけてよかった。

私も嬉しい、きものも嬉しい,

使う人も嬉しい。

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米倉涼子さんの「シュルシュル・ぽん」きものが好き

2017-09-18 08:05:11 | 着付け、試行錯誤

 

ときどきテレビで見かける米倉涼子さんのCM。

その着付け教室の内実は知りませんが、

彼女の着付けの動き、

博多帯をシュルシュルと結んで、

帯締めを締めて、ポンと帯を叩く

一連の動きが好きです。


借り写真です。きものも白系でまとめてきれい。

 

着物を着て、帯を締め、帯締めで引き締めて、

「できた!」って感じで、お出かけ。

 

本当は帯締めより帯揚げが最後なんだけど、

それを帯にギュッといれたときの満足感。

その気持ちよさが感じられて。

そして最後に帯をポンと叩いて~活を入れる~~。

 

待てよと、映像確認してみたけど、

帯をポンと叩くシーンはないのですね。

これは私が勝手に頭のなかで付け加えてた。

 

古い映画やドラマでは、きものを着付けて、

最後にポンと帯を叩く~~、

そんな動作がよく見られます。

あの動き、「さあ、出来たぞ!」

「さあ、出かけるぞ」と

気合いを入れるようで、

いいなあと思っていたのです。

それが頭のなかにインプット

されていたのですね。

 

 

昔の映画では着付けの途中の映像がありました。

そんなシーンは目を凝らしてみる。


「細雪」より。

「この帯、堅くて締めにくいわあ」とかなんとか

言ってましたねえ、確か。

 

色っぽい着付けと襟汚れの関係」

 

好きな人のところに出かける気合きもの。

小さいおうち・博多帯の謎に迫る」

→やはり多少無理があるような。

きれいな女たちの舞台裏~幸田文の流れる」


 昔の女優さんは、自分で着付けできるの

当たり前だったけど、

最近は自分では着付けしないので、

そういうシーンがぐっと少なくなった。

残念です。

きれいなきもの姿もいいけど、

着付けの途中経過シーン、

少しでいいから見せてくれないかなあ。

気合と活と色っぽさが場面に出ると思うよ。


 

それに着物を着るまでのプロセス、

そして着あがったときの満足感って、

きものを着る人だからこそ

味わえるのですよ。

こればかりは洋服では味わえない~~。

洋服から着物へのステップで

着付けは高いと思われがちですが、

私のように着付け教室行かなくても

ちゃんと着られる。

着付けは大変さばかりではなく、

ホント、着るプロセスまで楽しいんです。

それをもっと伝えたい。

安くても高くてもきものでありさえすれば」


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エルメスとお神輿&更紗展イン渋谷

2017-09-17 09:21:25 | きものでお出かけ

 

渋谷という街は苦手です。

若い人ばかりやたら多いし、

ごちゃごちゃしているのに

気取っている。

この街にくると、とけ込めなくて

気持ちがざわつく、

早く離れたくなる。

 

それでも所用があり、ついでに松濤美術館で

「更紗展」を見てきました。

「インドに咲く染と織の華」

渋谷の東急文化村の近くにある高級住宅街。

そのなかにある美術館です。

 

 木綿更紗。

 

 

美術館は撮影フリーです。

かつての日本では、木綿は貴重、

それに木綿にこんな鮮やかな色を

染めるのは難しかった。

もっぱら藍が使われたのは

染めやすかったからだとか。

 

刺し子みたいな刺繍です。

アップです。

作りたいね。

 

帰りに近くの松濤公園を散歩。

 藍染め木綿更紗に琉球帯。

道明帯締め

茜色帯あげ。

 

 

帰りに見つけた看板。

駄菓子バーだって?

どんなお菓子が置いてあるのかな。

 

街はお祭りモード。

あちこちに垂れ幕や御神輿が見られました。


そして、東急デパートで面白いものを。

 

 エルメスとお神輿。

「わっ、エルメスとお神輿だ」

そばにいたおじさんたちに、

「写真撮っていいですか」と聞くと

「いいよ、いいよ、どんどん撮って。

エルメスとお神輿が一緒にあるなんてここだけだよ

いや、ほんと、渋谷ならでは。

ついでに写真も撮ってくれました。


 

 お茶も飲ませてくれて、少しおしゃべり。


私がこの街を敬遠する理由がわかりました。

次々と変わる街の表情。

人の顔が見えない、

住んでいる人たちの声が聞こえない。

でもこの街に長年暮らし、

お祭りをやるおじさんたちと

話しているうにち、

苦手だった渋谷が少し好きになりました。

毎日、お祭り、騒ぎではなく、

こんなお祭りだといいのにね、渋谷。

 

 

 おじさんたちに心ほっこり.

ありがとうございました。

台風でお祭りどうなったかなあ。

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息子のリスクヘッジ(危機管理)とオークション

2017-09-16 08:22:59 | 家族

 

休みに帰ってきた息子が、

「これあげる」と万札を二枚ばかしくれた

ひゃ~~、嬉しい、着物が買えると

内心喜びながらも、不審に思い

「どうして?」と聞いたところ、

パチスロで勝ったんだという。

何万円も勝って、そのうちのいくらかを

分けてくれたのかと思いきや、

そうではなく、

「パチスロで勝って、クセになるとヤバいから、

勝った分は自分のものにしたくない」


 

ふ~~ん。

この話だけ聞くと、

「なんていい息子なんだ」と思うでしょうが!?

実は裏があります。


ワタクシ、バブル時代には株にいくらかつぎ混み、

しかしバブルはハジケ、

リーマンショックはくるわで、

だいぶ損をしている。

何もしらないでやったから、バカだね。

しかし安心の?優良株ではあった。

かつての優良、いまは~~。

ああ、あのときキモノにハマっていれば、

そっちにお金使ったのに。


その上、あるまとまったお金が入ったとき、

「乳牛投資」っていうの?

最初に百万単位で払っておくと、育てた牛が

売れたとき、お金が帰ってくるとか、

利子がつくとか、利子に加えて毎月

牛肉が送られてくるとか、

そんな投資、あったのよ。


こんな肉が毎月届くというから~~。

 

牛肉」欲しさに(セコイね)

投資しようとしたら、

お金振り込む前に新聞に「詐欺」と出た!!

助かった。

この類の投資がすべて詐欺というわけでは

ありません。念のため。


何年も前の話です。

そんなことがあるものだから、

息子は怒!

これはあとから話したんだけど。


そして慎重派になった~~。

「~~もう母には株を勧めないでください」と

証券会社に電話したり~~。

おい、私は禁治産者か?


ゆえに、

「賭け事でゲットしたお金は使わない」と

決めたんじゃない?


暗に責められているようで~。

というか責めてる??


オークションでも

初心者ラッキー」ってあるよね。

それからハマってしまった私のように。

最初にクズをつかまされた人は

「もうオークションしない。

する気しない」と言うね。

しかしもちろん賢いオークションも

賢い投資もあるのよ。


ラッキーはアンラッキーの始まり、

禍福はあざなえる綱のごとし。


しかし、所詮は私の息子。

何事も熱中し始めたら、周りが見えない。

同じようなモノに執着する傾向がある」

 

いい方にハマればいいけど、

悪いほうにハマるかも。

初心者熱&プチプラの罠にご用心」


今考えてみるに、キモノにハマってよかった。

ほんと、別のものにハマっていたら、

大変ことになっていたかも。

と、初前向きにとらえることができたぞ。


それにしても、子どもたちだって、

いつどっちに転がるか~~、

親が親だし。

明日が見えない。

小遣い欲しさに

パチスロしてとねだる母。

いえいえ、決して。

地道とか普通とかが

一番むつかしいかも。

とつくづく思うこの頃でした。


 そんなわたしなのに

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先は見えない50代・ 結局はこれ~銀座で鉄板焼き

2017-09-15 08:17:46 | きものでお出かけ

 

銀座鉄板焼き会合?

迷った末に選んだのは、

綿。

暑い、鉄板から油が飛んでくる、

相手は洋服~。

あまりリキ入れるのもね、ということで。

普段通り。

絣の木綿に博多帯。

帯揚げは山吹。帯締めは濃い紫。

林檎の帯どめ。

 

この時期、やはり木綿は便利。

半襟は遊んでみました。

自分で染めて葡萄刺繍しました。


そんなこんなで、行ったところは、

いつもの鉄板焼き。

 

 お肉が食べたくなったら、ここ。

三笠会館の大和。

琉球壁上布で銀座で食事」

 

広島育ちなので、目の前で焼いて食べる

お好み焼きがときどき無性に食べたくなります。

広島お好み焼きはあまりないので、

鉄板焼き。


フレンチよりイタリアンよりお好み焼きラブ。

こうして書いているだけでお腹が鳴ってくる~~。

食事が終わって銀ブラ。


食事中も銀ブラの最中も、

歩きながらも話すこといっぱい。

 

相手は50代二人、私は60代。

私よりだいぶ若い。

「50代がこんなに

大変だとは思わなかった」

と一人がため息交じりにつぶやく。


義理の父親の介護、旦那の世話~~。

一人暮らし。

ある日突然いろんなことが起きる。

話しは尽きず。

話すだけで、スカッとすること

あるよね。

 


 

和光を右に見て、教文館で本を漁り~~、

京橋まで歩いた。



この博多、少し硬めなので、銀座結びは

できなかった。


鼈甲のかんざし。

ヘアはきれいにできてうれしい

 

ということで、

女50代、60代は、人生の曲がり角?

先は見えない。

昔は25歳が曲がり角なんて言われたもんだが、

アッ、あれは「お肌」のほうだった。

それにしても25歳? まだまだガキだったね。

25歳で曲がるなんて、先が長すぎる~。

50代だって先は長いのにね。

 

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オークションのマイ・ルールを変えました

2017-09-13 19:25:32 | オークション

 もういいやと思いながらも、

ちょっと気分転換にと

つい覗いてしまうオークション。

気分転換、多すぎるね。

 

見れば、欲しいものが出てくる。

箪笥はいっぱいだし、終末整理課題だしと、

考えた末に、オークションのルールを変えた。


変えるよりやめればと、もう一つの声。


 

① 好みのものは、いまだにウオッチリストに

アップするのですが、

これの上限値段を決めておく。

オークションはラスト10分が勝負というけど、

時間が遅いので、この戦いは放棄。


自分ができる一番遅い時間に入札。

これならという値段で入札。

しかしですね、ほとんど取れない(笑)。

あと百円や5百円単位で負けることもあれば、

思いがけない高額になっていることも。

しかし、これでOK.

なぜなら、参加することに意義がある(笑)

ないない。

参加して負けたと思えばあきらめがつく。

まっ、つかないこともあるけど、

また同じようなもの出るし~~。

もう同じようなもの持っているし、と思う。

次の朝、どうなっているかささやかな

楽しみがある。

負けててもね、

ふ~~ん、こんなお値段か、などね。


更紗にこぎん刺しにイカット。

 

お気に入りは、変わらず同じ。

 それに競って高額ゲットの場合、

品物届いても後悔すること多いのよ。

 ② それにウオッチリストを見ると、

自分の好みの傾向が歴然とわかる。

私の場合は藍、更紗、琉球~~。



何年もオークションやってきて、毎年のように

同じようなものをゲット。

ゲットしたつもりでタンスを探す(笑)

② 初心者にお勧めなのは、

 何か月かは我慢して、

 好みのお品と値段の関係をみる。

 これは勉強になるね。

 隠れ(つまり個人)のオークションでも

 いいものはどこから見つけるのか(笑)、

 アクセス数増えて、

必ず値が高くなる。

 タイトル表記にもよるけどね。

 おおよその相場がわかる。

 

老舗のアンティークショップに実際に行き、

 同じようなものの手触りと値段の確認。

 こちらも相場がわかる。

 アンティークショップのほうが高いと

 思いがちだけど、

 意外にそうでもないのよ。

 博多帯など、届いたら安っぽくて

 がっかりという声も。

 
 目黒の池田重子さんのお店

時代布池田」さんなど、

 意外に安くていいものが。

 なにより触れる、

 色が確認できるのは強い。


このバラ刺繍の帯は池田。

7千円くらい。

高い?失礼しました。

 

③自分のパーソナルカラー以外のものは

どんなに安くて、いいと思っても

手を出さない。

結局着ないから。

④ ショップより個人の方がいいものが

出ている。

初期値が多少高くても、そっちのほうが

結局安くゲットできることも多い。

競争心ある人は初期値が低いものこそ要注意。

オークションで自分の性格もわかる?


しかしなかにはとてもいいショップがあって、

そこは悪い評価ゼロ。

その分高くなる。

返品もしてくれるしね。

ある有名ショップは、写真ばかりよくて、

どんどん高くなる。

この店はパス~~、という風にパス店増えていくと

いいな(笑)

 

 もちろん、どんどんほしい時期はある。

今だって気分転換に適当なものをゲット。

これだって、街で下手な洋服買うより、

よほど安くつきます。


オークションのせいでキモノにハマって

しまったけど、そのせいで楽しい思いも

してきました。

まっ、これも着物という美しいものに

出会ってしまった運命、ですね。

少しでも参考になれば嬉しいです。

アッ、ならない?

失礼しました。

オークションの成功例・失敗例」


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何着ようか「絹の海」・この時期の着物、迷う~~

2017-09-12 18:33:25 | きものコーディネイト

 

9月のもう中旬、

本来なら単衣まっさかり、のはずでは

ありますが、

いまだに蒸し暑い~~。

友人との食事を控えて、

何を着て行こうかと、迷う。

迷ったときのお助け本、

「日本のおしゃれ七十二候」のこの時期を

見てみると、単衣結城とか紬とか、

やはり単衣ばかり~~。

「季節ごとの日本のおしゃれ七十二候を教えてくれる本」


ブロガーさんたちの着物を覗いてみると、

カンタ00さんは、まだ夏もの。

「体感に合った着物が一番」だって。

そうだよね。

しかし、私、夏物、

ほとんど仕舞ってしまった。

仕舞った!、なんて、ババギャグ。


きもの友達なら、

相手に合わせればいいのだけど、

相手は洋服。


加えて今回は鉄板焼き~~。

なれど、場所は銀座。

最初に考えたのは、唯一すぐに出せた夏物の紗紬。


博多に葡萄帯どめ。

置きコーディは悪くないけど、

試しに着てみると、なんだかぱっとしない。


で、次は単衣白大島。

ススキの帯で秋を醸す。

しかし、まだ暑いかも~~。


迷い始めると、どんどん深いキモノの森に

迷い込んで。

結城縮にイカット帯か?


紗紬に更紗昼夜帯か~~。


ところでなでしこ帯はどこにいった?

と箪笥の森に迷い込んだまま、出られず。

楽しい~~、

このまま、この着物の森で遊びたい。

一生いれば~~?

 

だれかの歌に、

脱ぎ散らかした

床に広がる絹の海

なんて歌詞があったけど、

あれは好きな人に会いにいくときに

あれがいいか、

このきものがいいかと迷う歌。


こちらは、残念ながら女友達と鉄板焼き(笑)

それでも「絹の海」

色っぽさがない分、荒れている?



麻の更紗も好きだなあ~~。

でも秋がない~~。


あれこれ考えたけど、結局は

その日の気分と天候によって、

出たとこ勝負だ。

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悪女たちの老後~

2017-09-11 22:00:59 | シニア

 

同じブログ村の「永遠のJガール」さんが

紹介されていた「夜の谷を行く」

(桐生夏生著・文藝春秋)が

気になっていて、読みました。

勝手ながらリンクさせていただきます。

60代独女のリアル」

 


Jガールさんは、まだ50代。

この本のテーマである「あさま山荘事件」や

「連合赤軍」などの事件には遠い世代、

だと思うけど。

 

私は、この事件をよ~~く覚えていて、

強く印象に残っています。

本は、連合赤軍に参加した女性の60代に

なった時を描いています。


服役後、塾の教師をしていたので、

年金がもらえる。貯金もあるということで、

平日はスポーツジム、土日は読書三昧という、

ある意味、「優雅な生活」に見えないこともない。

住まいは、狭いアパートだけど。

この辺り、もっと詳細に描いてほしかった。

 

そこに過去の知人から連絡がきて、

一気に過去が押し寄せる~~。

 

私が前に住んでいた高層マンションに、実は

このかつて連合赤軍に参加した方が住んでいた!!

やはりご自分で塾をやっていて、生徒をつぎつぎと

有名校に入れると有名だった。

もちろん過去は隠していて、

私はあることから偶然知ったんですね。

学生運動に参加した人は、高学歴の人が多く、

逮捕歴ある人は塾などやって生活している。

いい学校から有名企業にというコースに疑問を

もって参加したはずなのに、皮肉ですね。


怖いのは、「犯罪マニア」なる人々。

これは一度犯罪を起こした人を、

「何をしているのか」など

ずっと追っていくんだって。

それを今ならSNSで公開するとか。

「許せない」のか、単なる好奇心か。

こういう心の在り方も怖いよね。

 

もう一冊は、

「黒革の手帖」や「紙の月」の

モデルになっているという

滋賀銀行9億円横領事件を描いた

「裁かれた銀行」(角川文庫・和久俊三著)


この事件、なんと競艇狂いの男に

「言われるままに」、

横領した金のほとんどをつぎ込んだ。

男は、豪邸は建てるは、車は買うわ、

競艇に使い果たすわで、彼女自身は

ほとんど使っていない~~。

逆にいうと、だからできたのかも~~??

彼女は、温情判決で5年の服役。

その後、獄中に手紙のやり取りをしていた男性と

結婚したとのうわさも。

奥村彰子の現在」

 

 どちらも服役後

「とにかく目立たないで生きる」

奥村は整形までしたそうです。

もともときれいな人で。


 

こちらはむしろ三和の伊藤素子がモデル。

彼女は、マニラで捕まったけど、二年後に仮釈放。

その後やはり一般男性と結婚したそうです。

 

普通の、むしろまじめな人たちが

犯罪を犯すのって、一概には言えないけど、

「普通の生活」のなかに

面白さを見いだせないことも

大きいような気がする。

日常に笑いがない~~。

矮小化」するなと「総括」か?

 

若い頃は、私自身、

「同じような毎日」にイライラして

いた時期もある。

子どもたちだって、

アブナイ時期はあった。

いや、今からだって~~。

 

若い頃はエネルギー満ち溢れていて、

それが辛いこともある。

恋愛や革命!!という非日常が絡むと

どんどんそっちに行ってしまう~。

 人との比較、常に自分の立ち位置の確認。

 プライドと劣等感~~。

 お金やランク付け~~など

 わかりやすい場所で「戦う」?

あさま」の事件など、まさに

立ち位置の戦いだものね。

それがリンチという悲惨な事件にまで発展した。


 いや、これは年齢関係ないかも~?


年取ると、このエネルギー減っていくけど、

むしろ幸いなことかも。


夜の谷~~」の主人公は、現在69歳。

奥村は87歳。

 伊藤素子は69歳

彼女たちは、老後の、自分の生きてきた道を

 考えるとき、自分のやったことを

 どう思ったんだろう。

 こうしか生きられなかったと思うのか。

 思い切って命を燃やしたと思うのか。

 人生ドブに捨てたと思うのか。

 

ただ、何も起きず、毎日ご飯を食べて、

些細なことが嬉しい。

そんな生活が有難いと感じているのでは

ないでしょうか。

それはわたしのことです。


 二冊の本読んで、私自身の過ぎし日々も、

よみがえってしまった~~。

いや、犯罪は犯してませんけど。


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コメント (2)
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