9月のもう中旬、
本来なら単衣まっさかり、のはずでは
ありますが、
いまだに蒸し暑い~~。
友人との食事を控えて、
何を着て行こうかと、迷う。
迷ったときのお助け本、
「日本のおしゃれ七十二候」のこの時期を
見てみると、単衣結城とか紬とか、
やはり単衣ばかり~~。
ブロガーさんたちの着物を覗いてみると、
カンタ00さんは、まだ夏もの。
「体感に合った着物が一番」だって。
そうだよね。
しかし、私、夏物、
ほとんど仕舞ってしまった。
仕舞った!、なんて、ババギャグ。
きもの友達なら、
相手に合わせればいいのだけど、
相手は洋服。
加えて今回は鉄板焼き~~。
なれど、場所は銀座。
最初に考えたのは、唯一すぐに出せた夏物の紗紬。
博多に葡萄帯どめ。
置きコーディは悪くないけど、
試しに着てみると、なんだかぱっとしない。
で、次は単衣白大島。
ススキの帯で秋を醸す。
しかし、まだ暑いかも~~。
迷い始めると、どんどん深いキモノの森に
迷い込んで。
結城縮にイカット帯か?
紗紬に更紗昼夜帯か~~。
ところでなでしこ帯はどこにいった?
と箪笥の森に迷い込んだまま、出られず。
楽しい~~、
このまま、この着物の森で遊びたい。
一生いれば~~?
だれかの歌に、
「脱ぎ散らかした
床に広がる絹の海」
なんて歌詞があったけど、
あれは好きな人に会いにいくときに
あれがいいか、
このきものがいいかと迷う歌。
こちらは、残念ながら女友達と鉄板焼き(笑)
それでも「絹の海」
色っぽさがない分、荒れている?
麻の更紗も好きだなあ~~。
でも秋がない~~。
あれこれ考えたけど、結局は
その日の気分と天候によって、
出たとこ勝負だ。
応援ポチ
ありがとうございます。
洋服着てもテンション上がらなくなったアラフィフ…着物はまさに私にとって救世主です。
紫苑さまの着姿をいつも楽しみにしております。ボルドー紬、とてもお似合いでした。紫苑さま色ですね。
おっしゃる通りだと思います。最近の温暖化、ルールどころじゃないですよね。けれど、単衣も着たい気持ちもあるのです。そのあたりの女心も微妙。まあ、どちらにせよ、あまり堅苦しくなく着る。そうしかできない私でした。
いや、本当にきものは着る前から、そして着ている最中、ラスト仕上がってからまで楽しいのです。
洋服ではこうはいきませんよね。でも、こんなプチプラを誉めていただけて、嬉しい限りです。ありがとうございます。