ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

季節ごとの「日本のおしゃれ七十二候」を教えてくれる本

2014-04-07 13:53:33 | きものの本&本

 


日本には、五日ごとに変わる

「七十二もの季節」があるそうです。

季節といえば春夏秋冬、

夏にも「立夏「芒種」「小満」「夏至」など

いくつもありますね。

それをさらに細かくわけて72!

「日本には四つの季節がある。日本人が季節に敏感、

着るものに繊細なのはそのためだ」

なんて威張って(?)いたのに、

72もの季節があるとなると、もう大変。



こんなことを教えてくれたのは、

「日本のおしゃれ七十二候」

(上野淳美著・WAVE出版)


P1090340_2

 

日本のおしゃれ [七十二候]~季節とつながる着物えらび、小物合わせ~ 日本のおしゃれ [七十二候]~季節とつながる着物えらび、小物合わせ~
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2014-03-13

 

 

 

でも、その細かい季節に合ったきものコーディを教えてくれるので、とても参考になるのです。

たとえば、もうすぐくる時期(4月15日から19日)辺りを開くと、「晩春・清明・末候」とあり、「虹・始・見(虹はじめてあらわれる)」とキャプションがあります。
「虹は中国では大蛇にたとえられるすで、それで虹という字に虫編がつくという説があります」

こんな説明がつき、帯は龍の帯、という具合です。



「龍の帯」なんて、

お正月くらいしか使えないと思っていた私には、

「そうなんだ、この季節に龍の帯留すると、

こんな話題にもっていけるんだ」と

少しカシコクなれたような得な気分。

知っていることを「ひけらかす」のではなく、

それとなく教えあうのっていいですよね。

 


まあ、そのくらいなら、

この本を即買するにはあたらなかったのですが、

即買の理由は、帯にボタンをいっぱいつけたこ一本。

P1090341



うう、このアイデア!

なるほど、帯にこんな風にボタンを

いっぱい留めたら面白いかも、

とは早ガッテン。

実はこれボタンの刺繍なんです!

うーん、もちろんそのほうが、いいかも。

でも、ボタン縫い付けようかな(笑)

手ぬぐいを帯にしたものなど

(まあ、これはよくありますが)、

コーディだけではなくアイデア、工夫があるのが嬉しい。



それにね、この本、

P1090344



こんな風に、着付けの途中の写真まで掲載。
その着つけも結構緩く、

でも写真はきれいというギャップが

面白い雰囲気を出しているんです。

モデルもシロウトさんというか、

この方北海道でショップを開いている方で、

ご本人とその周辺の方みたいです。

 

きものも洋服も変わらないんだよ、

もっと楽しんで着ましょうよ、

というメッセージなのか、

きものと一緒に洋服の写真も載せていて、

なるほどと思うばかり~~。

これまでは季節コーディに迷ったときは、

秋月洋子さんの「おでかけ着物歳時記」

(小学館)を参考にしていました。

 

おでかけ着物歳時記 おでかけ着物歳時記
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2007-12-07

 



これはもうボロボロになったので、

こちらも新しくお召替え?
そんな矢先に出会った

グッドタイミングな一冊でした。

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2 コメント

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日本のおしゃれ 買っちゃいました(^o^) (春野うらら)
2014-04-08 22:28:20
日本のおしゃれ 買っちゃいました(^o^)
いつも、楽しく読ませていただいてます。
日本の季節が72もわけてあるなんてビックリ
このような本はなかなか本屋さんでは見つけられないので教えていただき感謝いたします。
返信する
春野うららさま (紫苑)
2014-04-09 09:27:41
春野うららさま
コメントありがとうございます。
お名前からして、もう季節を感じさせる素敵さですね。この本、ホント、お勧めです。抜け感とおしゃれ感がほどよく、眺めているだけでほっこりしてしまいます。
返信する

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