オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

子供手当の矛盾点

2010年06月24日 06時02分20秒 | Weblog
先日、親のいない子供や親がいても虐待などで引き離されている子供たちが生活している施設を支援している団体の会合に参加させていただきました。

その中で、子供手当についての話になり、いろいろな矛盾点を知らされました。


親子一緒に住んでいる家庭は子供手当を貰い、そのお金を普通に自由に使えますが、親のいない子供の場合は制限があるのです。


それは、普通の子供手当ではなく、いわゆる基金からその子供がいる施設に支給され、一年以内にその子供のために使わなければいけないという制限があるのです。(よく役所が予算を使い切ることと似たような考え方です。)

要は、親のいる家庭では貯金ができて、施設の子供には貯金ができないような仕組みになっているのです。


施設の子供の中には、お金が無くて大学にいけない子もいますし、就職して給料をもらうまでの間、アパートの敷金礼金や家賃、食費やスーツなどを買うお金で本当に困っている子が多いのです。
貯金ができればもっと未来が広がり、チャンスが多くなるはずなのです。


なぜ親のいる子供と同じようなシステムにできないのか?
事業仕分けで捻出したほんの一部分のお金をまわせば簡単ではないですか?

東大の子供は裕福な家庭の子が多く、このような教育格差をなくさなくてはいけないと言われてますが、この問題は簡単に解決できそうな事だと思いますがどうでしょう。





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