オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

家族葬の分化

2010年05月31日 05時03分17秒 | オフィスシオン名古屋
現在家族葬のとらえ方については、いろいろな解釈があるようです。

まだ葬祭業者の中にあっても、業界の中にあってもそれぞれの考え方があり、統一されていないのが実情です。

今後時間とともに家族葬の需要が増すにつれ、それぞれ異なった解釈がされていた内容も、淘汰が始まり統一されていくものと予想されます。

その間、各業者間では独自のノウハウの積み上げによる進展がみられるものの、その後さらに淘汰が進み、新しい家族層の形態が生まれてくるのではないでしょうか。

現在統一されつつある家族葬の概念は皆様方の「従来型の葬儀への不満」に端を発し、さらに発展し、新たな需要と提案の中から分化が始まります。

事前相談から学ぶもの

2010年05月30日 09時05分47秒 | オフィスシオン名古屋
事前相談から学ばせていただくものはたくさんあります。

特に葬儀について詳しくない方(大半の方はそうですが)でもご自分のお考えが明確な方はやはりいろいろご意見をお持ちです。

先日お申し出を頂いた方の中で、ご自分の現在の仕事のことや、ご家族のこと、また葬儀対象者に対する思いや考え方などいろいろご意見を窺うことが出来ました。

お話はご自宅へ訪問させていただき、少しお時間も頂戴して多岐に渡る内容となりましたが、過去にあまり経験のない事前相談となりました。

私もいくつか共鳴するようなお話を窺うことができ、今後の家族葬のあり方についてとても参考にさせて頂くことができました。

ご自分のライフスタイルというべきか、あるいはライフポリシーといった考え方に則した思いをお聞かせいただき、そこに葬儀担当者としてより専門的な内容を付加し具体化するといった流れになりました。

まさに私が以前から提唱させて頂いている自作自演のご葬儀のプロトタイプになれば、新しいスタイルのご葬儀に繋がっていくように思われます。


喪主様のご理解と対象者様への熱い思いが、今後進むべき家族葬の方向性を示唆してくれるのではと感じました。


日本は大丈夫?

2010年05月29日 23時28分23秒 | Weblog
先日、ある方に世界各国の金利ランキングを見せていただいたのですが、1位がギリシャ、2位がポルトガル、3位は忘れて、4位がイタリア、そして5位がなんと日本だったので驚きました。

1位のギリシャが約7%、2位のポルトガルが約4%・・・日本は約1%で、ちなみに危ないと言われているアメリカは0.4%だったと記憶してます。

やはり軍事力の強いアメリカは経済が悪くても信用があるのですね。


いろいろ聞いていると日本がとても心配になってきました。


サッカーじゃないですけど、がんばれ日本!


店舗にレディが登場!

2010年05月28日 14時26分47秒 | オフィスシオン名古屋
一昨日、奈良の本部よりお借りしたのは、等身大のパネルでした。

一昨日の時点では、二人のパネルをお借りしたのですが、一人は昨日のうちに安城市へ転勤となってしまったので、名古屋の店舗には一人となってしまいました。

しかし、一人でもお店の感じがとても良くなり、お店の前を通る方が振り向いて見てくれます。


今後も、30年後のご自分の葬儀相談を冗談でしてくれるような、気軽に立ち寄っていただけるお店作りを心がけていきたいです。






本部より社長が訪問

2010年05月27日 15時17分39秒 | オフィスシオン名古屋
昨日、奈良の本部の社長に訪問していただきました。

とても良いものをお借りしたのですが、この件はまた写真付きで報告したいと思います!


2時間程度いろいろな相談をさせていただき、今後のヒントを6点ほど獲得しました!

チラシに関すること、今後の業界の見通し、他社の動き、社員教育に関することなど、短時間しかなかったので、次々質問させていただき、とても充実した時間を過ごさせていただきました。

次回またお会いできる日が楽しみです。

警戒感

2010年05月26日 05時09分36秒 | オフィスシオン名古屋
事前相談についてお電話を良く頂きますが、お話の中でとても警戒されている様子が伝わってくることが有ります。


ご自分に不利益になるのではないかとか、あるいは拘束されるのではないかといった不安がひしひしと感じられることもたびたびです。


ご質問の内容に正確にお答えすることも大切ですが、安心と信頼を感じて頂けるような会話を心がけています。

合わせて場合によっては、気軽さも必要となることが有ります。


ご相談者の方がお知りになりたい情報を、的確にお伝えするためにあえて遠まわしな質問を
させて頂くこともあります。


ご自分のご予算や、聞きにくい事をそれとなく先回りしてお答えする必要も有ります。


たとえば葬儀予算がたとえ低くても、ご遠慮なく仰って頂いた方がむしろお希望に添える場合が多いのです。限られたご予算の中で「感動的」なご葬儀を執り行うことも可能です。


ある意味、最後まで警戒感が解けないご相談は、葬儀担当者に責任があるのかもしれません。

音楽葬

2010年05月25日 06時58分54秒 | オフィスシオン名古屋
以前少し音楽葬についてご紹介させて頂いたことがありますが、今一度最近の事例の中からお知らせしたいと思います。


一般的にご葬儀に音楽を取り入れる考えは従来から有りましたが、多くの場合はCD等によるBGMといった補助的な性格が主で雰囲気を和ませる意味合いがメインでした。


しかし最近では音楽の持つ「ちから」が再認識され、その重要性が指摘されるようになりました。


つまり従来までは楽曲の選択は葬儀担当者が決め、葬儀にただふさわしい曲と言うだけに
とどまっていました。


故人様と選曲された曲との関係は特にないということでした。


音楽葬では故人様が特に思い入れのあった曲があてがわれ、その曲を通して故人様をお忍びすることができます。

また葬儀ストーリーが喪主様と葬儀担当者の間で事前打ち合わせがなされ、そこに音楽葬としての価値が付加されれば、今までとは異なる感動型のご葬儀が生まれます。

感動!

2010年05月24日 05時23分04秒 | オフィスシオン名古屋
一口に「感動」と言っても受け止めている私たち葬儀担当者の思いあがりかも分かりません。


葬家様にまさか「感動しましたか?」ともお尋ねするわけにもいかず、その判断は大変難しいものがあります。


喪主様はじめ葬家様が執り行われたご葬儀に対してどのように感じられたのか、葬儀評価の重要な対象ともなります。


葬儀終了後喪主様から「今まで多くのご葬儀に参列させて頂きましたが、その中で一番感動しました。もし次に機会がありましたら是非ともまたよろしくお願いします。」というお誉めのお言葉をいただくことがあります。

そんな時は葬儀内容に対してご満足頂けたものと考えていますが、お客様に対して感謝の気持ちと、さらに内容の充実に邁進しなければいけないという新たな使命感が生まれてきます。


その人その人によって「感動」の受け止め方が違うため、「その人となり」や「絆」といったキーワードについて事前に確認をさせて頂く必要も生まれてきます。

故人様に対する思いをお聞かせいただき「感動」するご葬儀をご一緒に考えてみませんか?


普天間基地問題?

2010年05月23日 06時01分57秒 | オフィスシオン名古屋
現在名古屋市には、八事の火葬場一か所しかなく飽和状態で、そこを利用される方もあわただしく、落ち着けない状態です。

今後15年後くらいには死亡人口が現在の約2倍弱になると言われているので、かなり重要な問題なのです。

そこで数年前から、名古屋市の港区に火葬場の建設計画が実行されているわけですが、最近話題の普天間基地問題と同じで、地元の人たちはもちろん反対で、かたや名古屋市民は困っている状態なのです。

八事の火葬場の休みである友引の日も稼働させるとか、営業時間を延ばすとか、船上での火葬場案など、様々なことが検討されているようですが、なんとか良い方向へ進んでいただきたいです。







葬儀とは

2010年05月22日 06時55分55秒 | オフィスシオン名古屋
私たち葬儀社の人間でさえ「葬儀とは?」という命題に対して明確な答えを表現することは至難の業と言わなければなりません。


しかしお亡くなりになった瞬間にご家族のほとんどの皆様方はこの命題に対して正面から立ち向かわなくてはなりません。


葬儀に対して予備知識のある方はまずほとんどおみえにならないため、葬儀業者に丸投げにされる方が大半ではないかと思われます。


しかし事前に葬儀の知識や留意点を調べられた方は、どのようなご葬儀にするべきか、またどのような内容をご希望されるのか、ご自分のお考えが明確になっている場合が多いと思われます。


たいへん難しいことかもしれませんが、あなたにとって「ご葬儀とは」についてよく考えられ、イメージトレーニングされておかれることも必要な事かも知れません。

安城市でお手伝い

2010年05月21日 10時12分03秒 | オフィスシオン名古屋
安城市でオフィスシオン三河のお手伝いです。


とてもきれいで落ち着いた火葬場で、管理も行き届いてます。
お葬式のできる式場も併設されていて、安城市民の方はよく利用されているようです。


名古屋市は現在、火葬場が八事に一か所しかありません。とても混雑していて、なかなかゆったりしていただくことができませんので、安城市民の方がうらやましいです。




死を見つめる

2010年05月19日 05時47分45秒 | オフィスシオン名古屋
最愛の方が存命の段階で葬儀の事を考えたり語る事に対し、恐怖を感じ、また憤りを感じたりすることは当然と言わなけれならないでしょう。

しかし気持ちと現実の差は非情そのものなのです。


実際お亡くなりになった直後、大半の方が心理的にパニックとなり、冷静な判断が着かなくなります。


そんな時極めて短時間のうちに葬儀社を決め、葬儀の打ち合わせと段取りを確認し、また、かかわりのある方総てに連絡とお願いをしなくてはなりません。


また合わせて宗教者つまり仏式の場合ではお寺様との打ち合わせと依頼をしなくてはなりません。



はっきり申し上げて大変な現実が待っているのです。


最愛の方に対する愛情は「死を見つめる」事によって最善の対応をする事なのではないでしょうか。


他社との違い

2010年05月18日 19時19分18秒 | オフィスシオン名古屋
家族葬や直葬の需要がこのまま増えていけば比例して新たな葬儀社の参入が増加して行く事は容易に想像がつきます。


恐らく今後数年のうちに価格破壊のうちに葬儀社の淘汰が始まります。


単純に家族葬は家族だけによる葬儀とか簡単にサービスのできるようなアイデアしか持ち合わせない葬儀社は、真っ先に消滅せざるを得ないでしょう。



事前の葬儀相談の中で、現状抱えてみえる家庭内の問題や経済的な側面による宗教者の方に対するアドバイスが的確にできる葬儀担当者が望まれています。


既に葬儀をそつなく執り行うだけの葬儀社は時代が求めていません。



有る時は哲学者であり心理学者であり、また有る時は経済学者であり、多岐のジャンルに渡るカウンセラーでなくてはなりません。



進化する家族葬

2010年05月17日 10時54分03秒 | オフィスシオン名古屋
最近、家族葬の需要が急増しております。
需要が増せば、そのバリエーションも増えるのは当然です。


故人様と家族の絆を確かめ、ご遺族の故人様への想いを具体的に表現すること、例えば故人の愛用していたものを飾ってあげたり、思い出の地へドライブをしたり、歌や音楽、手紙などをプレゼントしてあげたりなど、考えれば考えるほどたくさんあります。


家族葬は、家族・親族だけで葬儀を執り行うので時間にゆとりがありますし、世間体を気にする必要もないので、遺族の想いを最大限具現化できると考えています。