オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

朝から雪

2011年01月31日 06時51分08秒 | オフィスシオン名古屋
今日は朝から雪です。

通勤はまだ積雪もなく、何ら問題なく

来る事ができました。

ただこのまま降り続くと、仕事にも

影響が出そうです。

個人的には止んでほしいのですが、

まだまだ降りそうです。


交通事故や体調管理に気をつけて下さいね。


先日のご葬儀の方なのですが、死因は

心筋梗塞。

お風呂から出られた直後に倒れられ

誰にもも気が付かれずお亡くなりに

なりました。

お風呂とお部屋の温度差が原因なのでしょう。

今日のように一段と寒い日は、身を守る

対策を考えておかなければなりません。

ご自分のため、ご家族のため普段からの

健康管理にお気を付け下さい。


窓の外は今も雪が降っています。

余命に思う

2011年01月30日 07時11分15秒 | オフィスシオン名古屋
余命告知を受けた場合、本人希望を

どこまで叶えさせてあげるか難しい

ところです。


お医者様から良くもってあと1~2週間

と言われた場合、希望する食べ物を

どこまで与えるべきか判断に苦しみます。


特に末期の場合、誤嚥は大きな問題で、

最悪の場合その場で亡くなってしまう事すら

あり得ます。

しかし誤嚥を恐れ、点滴補給だけで治療した

場合、本人の空腹感や特に口の渇きは大きな

負担となり同時に苦しみとなるようです。

亡くなったあとで、あの時もっと食べさせて

あげればよかった。

好きなジュースもコーヒーもお水も飲ませて

あげればよかった。


あの時のもの欲しそうな顔を思い出すと

もっと工夫や勇気や優しさを考えても良かった。


たとえ余命を短くしたとしても、希望を

叶えてあげるべきではなかったのかと。


しかし最愛の人に少しでも長く生きて

もらいたいという気持ちとの葛藤は

やはり理屈で推し量ることはできません。



最期(さいご)の言葉

2011年01月29日 06時33分42秒 | オフィスシオン名古屋
ご出棺間際に「最期の言葉」をかけられるとき、

よく仰る言葉として「さようなら」が有ります。


私は葬儀担当者として、特別ご質問をされない限り

「さようなら」という言葉はお勧めした事が有りません。


家族葬は自由であり、喪主様やご家族様のお考えの

もとに、自由で何の制約も受けない事が最大の

特徴である以上、ある程度の常識的な範疇から

逸脱しないようなアドバイス以外はしないように

しています。


今月私の父が急逝しましたが、葬儀での顔を見ての

最期の言葉は「あっぱれ!」でした。

以前から考えていた訳では有りませんが、その場で

不意に口から出たものでした。

私にとって父の生き方や考え方に対して素直に

そう思った結果だと思います。


不器用で頑固で、言い出したら聞かないような

ところも有りましたが、今思えばそれは短所でも

有る半面長所でも有ったような気がします。



オフィスシオン名古屋の家族葬は定義や理論よりも

優先して人の心に通じるような葬儀を目指しています。


もしそうでなかったとしたら、葬儀総てが直葬で

良い事になってしまいます。


直葬の寡占化が進む中で、恐らくその反動、つまり

揺り戻しと言うような社会現象が必ず再来するような

気がします。


人と人との繋がりや、今どのように生きるべきかという事を

葬儀を通じてご提案していきたいと考えます。



絆づくり

2011年01月28日 06時42分04秒 | オフィスシオン名古屋
人と人との繋がりはいろいろな形があると

思います。

一つの表現として「人間関係」とか「絆」

という言葉が用いられます。

それを実際の形に置き換えてみると、

人それぞれ内容は異なります。


あなたにとって「家族愛」とは何でしょう?

そして「絆」とは何を指すのでしょう?


個人差が有りますので、一律な答えは

見いだせませんが、多くの場合日常生活の

中に埋もれてしまっている事が多いようです。


平凡な生活の中であえて意味のある言葉に

置き換えてみる事も時として必要な事なの

かも知れません。


自問自答してみて下さい。


あなたにとって「絆」とは・・・・


最愛の方が亡くなられようとしている時

その方との繋がりに後悔はありませんか?


もっと別の接し方が有ったのではないかと・・・


優しさの中に愛情が蓄積されて行きます。


もしあなたがこんな事を少しでも気に留めて

いらっしゃるのであれば、今からでも遅くは

有りません。

「絆」とは綱引きのようなものなのかも

知れませんね。

お寺様

2011年01月27日 06時31分30秒 | オフィスシオン名古屋
普段お付き合いのあるお寺様をお持ちの

方は一度お尋ねしてみてはいかがでしょうか。


特に要件がなくても本堂にお邪魔して手を

合わせてみるのも良いものです。


ご自分のご先祖様と相対時して、少し語らいの

場を持つ事も意義のある事だと思います。


機会があれば、ご住職様とお話をしてみるのも

良いと思います。


仏教について平たく教えて頂く事も一興です。

今まで固定概念で見てきたことが、自分との

係わりや教義などいろいろ教えて下さるのでは

ないでしょうか。


もし普段お寺様とお付き合いのない方も

この機会に近くのお寺様を訪ねてみては

いかがでしょう。

お寺様も一人でも多くの方にほとけの教えを

伝えたいと思って見える方が多くお見えに

なります。

自分とは無関係と思わないで、思い切って

訪ねてみて下さい。

自宅葬

2011年01月26日 06時54分23秒 | オフィスシオン名古屋
現在では式場でご葬儀を上げられる方が

依然と多いようですが、家族葬の場合は

自宅葬をお考えの方が多いようです。


参列者に対する利便性を考えれば、確かに

式場は便利なのですが、家族様や極親しい

方だけの葬儀で有れば、是非とも自宅での

ご葬儀をご検討頂きたいと思います。


経済的な理由もあるかも知れませんが、

故人様が慣れ親しんだ自宅からご出棺

されれば、きっとお喜び頂ける事と

思います。


ご自宅でのご葬儀でご注意頂く点は、

スペース:少人数様であれば6帖ほどの

     広さがあれば可能です。

導線  :お棺(約1800cm)が曲がる

     導線が有れば可能です。


上層階 :マンションのような高層住宅に

     お住まいの方は、エレベーターの

     有無と有効スペースをご確認ください。

上記の条件を満たしていなくても、リカバーできる

場合もございますので、ご相談ください。

家族葬ならでは、またご自宅ならでは、と言った

ご葬儀のご提案もございます。

ご遠慮なくお問い合わせください。

     

見ていますよ!

2011年01月25日 06時33分07秒 | オフィスシオン名古屋
事前相談のご依頼を受け、訪問させて頂くと

ブログを書いていらっしゃる方ですか?・・

とご質問を頂く事がよく有ります。

「はい」とお答えすると、ブログの内容について

さらにお尋ねがあります。



こんな時は本当に見て下さっていらっしゃるんだと

嬉しくなります。

ブログは私なりに「思い」を皆さんにお伝えするために

毎日真剣に書いていますが、繁忙期や体調がすぐれ

ない時はなかなか文章になりません。

でも私の信念を一人でも多くの方に知って頂きたいという

思いで取り組んでいます。


そしてこのようなお声掛けを頂くと、本当に励みになります。

まして共感して下さったり、「感動しますよ」などと

お言葉を頂くと、これからも頑張らなくてはという

気持ちになります。

もしブログに興味をお持ちになり、ご質問やご意見など

有りましたら是非ともお問い合わせください。

時間との勝負

2011年01月24日 06時32分16秒 | オフィスシオン名古屋
葬儀依頼の一方を頂いてから、お迎えに

行くまでの時間は、慌ただしく大変です。

特に遠方であったり遅い時間のご依頼は

その後のスケジュールを考えると、どうしても

スピードアップをせざるを得ません。


定型業務のような場合は、ある意味マニュアル化

れていますので、時間を読み取ることはある程度

可能です。

スタート時点での遅れやロスタイムをどこかで

取り戻す工夫は今までの経験値から良くする事

ですが、難しいのはどうしても省略や、避けて

通れない項目がある事です。

特に家族葬の場合は、喪主様やご家族様の

葬儀や故人様に対するお気持ちをお尋ねし、

葬儀の方向性を示していかなければなりません。

このような時、省略や妥協は一切許されません。

受注時や通夜・葬儀当日の喪主様との進行打合せは

最も重要です。

まさに家族葬の根幹をなす部分であり、多少の

時間短縮のための、ショートカットが命取りに

なってしまいます。

喪主様がなぜ家族葬を選択されるのか、その理由は

多く有ると思いますが、「家族葬らしさ」の中に

故人様との「思い」を問うような葬儀を希望されて

いらっしゃるような場合は特に真剣に対処しなければ

成りません。

時間は無限では有りません。

限られた時間の中で、優先順序を決めたり、喪主様との

ヒアリング(コミュニケーション)を行なう事は

最も重要であり、欠かすことはできません。


心に残るご葬儀はまず時間との闘いの中で始まります。


看護師さん

2011年01月23日 06時52分02秒 | オフィスシオン名古屋
看護師さん・・・

少し前までは看護婦さんでした。

昨年、私の父が入院していた時は

もちろん看護師さんという言葉が

定着していましたが、ご年配の患者さんは

まだ看護婦さんと呼んでみえたのが

印象的でした。

以前のブログにも書きましたが、私の父は

入院直後から余命告知を受け、かなりの

精神的なダメージを受けていました。

そんな時ある男性の看護師さんから

心のケアをして頂きました。

この後の入院生活や対応をどうしたらよいのか

途方に暮れていた時温かいアドバイスを

頂きどれだけ心の支えになった事か・・・・

病院では治療や医薬品の投与や患者さんの

対応だけが看護師さんの仕事ではなく

家族と共に病気と闘っていくものなのだと

教えられました。

あの時の看護師さん!

いろいろとお世話になりました。

本当に感謝しています。


思いを伝える。

2011年01月22日 06時40分50秒 | オフィスシオン名古屋
葬儀に何か付け加えると料金が

高くなるのではないかと言う

不安をお持ちの方は多いと思います。


もちろん具体的なものを付け加える

事になれば、その分だけ加算される

可能性は有りますが、喪主様のお考えを

葬儀に表現するだけならば無料で

済むはずです。


もう少し具体的にいえば、喪主様が

故人様に対する「思いを伝える」ような

葬儀形式をとることは可能であり

また別途料金は発生しません。


オフィスシオン名古屋では家族葬専門

葬儀社として数多くの施行をしてまいりました。

この経験の中から喪主様のご意向を

綿密なお話合いの中から、具体的に

してきました。

一般葬ではなしえない、家族や親族だけの

共通の認識を持った表現を経験してみませんか。


ご相談はいつでも無料です。

あなたの思いを葬儀に生かしてみませんか?

心の支え

2011年01月18日 06時46分45秒 | オフィスシオン名古屋
何事もない状態。

平穏無事。


言葉を換えれば「平凡」

人はこの「平凡」の中から何かを

生み出そうと一生懸命になっている。


家族関係も良く似た事が言えます。


そこに「いる事」が当たり前。

朝起きればどこかにいて、おはよう!と

声が聞こえてくる。

そして何も考えず、おはようと声に

ならないような返事を返す。


毎日がその繰り返し。

お互いの存在なんて難しい事は

考えもしない。

そこにいる事が当たり前だから・・・


しかし亡くなって初めて気づくあなたの

存在の大きさ。

「平凡」が一番いいと!

居てくれるだけでいいと・・・


「平凡」という土壌からもっと楽しく

面白い家族関係が築けたのかもしれない。


だから何もない「平凡」な毎日が本当に

大切なんだと!


あなたは私の「心の支え」だったということに

今気が付きました。





雪!

2011年01月17日 07時22分07秒 | オフィスシオン名古屋
昨夜から降り続いている雪のため

今日の出勤は大変でした。

渋滞でなかなか進まずいつもより

早めに出たのですが会社到着は

大幅に遅れてしまいました。


それでも始業時間よりは1時間ほど

前につく事ができましたが、仕事の段取りが

大変です。


しばらくして・・・・(30分後)

駐車場の雪かきをしてきました。

少し息が切れてます。


今日は交通安全に気をつけて、担当業務に

がんばります。


余命告知

2011年01月14日 06時33分27秒 | オフィスシオン名古屋
余命告知をお医者様から受けたら家族として

どのようにされますか?


入院後いろいろな検査をされた結果、先生から

まず家族に検査結果の説明があります。

余命告知を受ける場合、病状によって余命の

期間はそれぞれ違いはあるものの、誰しも

かなりの精神的なショックを受けることは

間違いありません。

最近の傾向として、本人に告知するケースが

多いようです。

それは残された期間を悔いなく生きることと

家族との関係をいかにコミュニケイトするかと

いうこと、また自分の意志として死後どのように

して欲しいかなど多くの理由があるようです。


しかし本人が生きる希望を持って今後の治療に

期待しているときに、なかなか余命告知は

出来るものではありません。


もちろんケースバイケースですから一概に

言えませんが特に高齢者の場合は、本当に

メリットがあるのかどうか真剣に考える

必要があるように思います。


残された期間を後々悔いの無いように過ごすこと

この事だけは間違いがなさそうです。

誰のための葬儀

2011年01月12日 06時35分41秒 | オフィスシオン名古屋
以前から迷っていたことがありました。


葬祭業にありながらこんな事を書くと

変に思われるかもしれませんが、葬儀は

誰のためのものだろうかということです。

表面的に理屈を並べ立てることはできますが

やはり実際に当事者の立場に立ってみると

いろいろ考えさせられることが多くあります。


喪主様や家族・親族様のお気持ちが葬儀の

概要を組み立てられるような気がします。

つまりいろいろな故人様に対する想いを

どのように「昇華」させるかということ

なのです。


その具体的方法論が家族葬に必要不可欠では

ないかということなのです。


今日は少し理屈っぽくなってしまいました。

今後分かりやすく書いていきたいと思います。




死角

2011年01月10日 06時52分23秒 | オフィスシオン名古屋
父が亡くなり、またその後の葬儀の

対応に際して、今回当事者として

関る事ができました。

その結果多くのことを学びました。


家族の気持ちや親族の気持ちなど

これで十分と思っていたことが

もっともっと深く考えなければ

いけないことなど合わせて反省も

しきりです。


葬儀の内容を具体的にご説明し

滞りなく運営進行させて頂くことは

当然として、より深い思いやりと優しさが

求められる事もよく理解できました。


もちろん心のこもったご葬儀の提案と

施行については、従来から私なりの

理念で対応をさせて頂いて参りましたが

その方々の気持ちをよく理解した上で

今一歩踏み込んだ対応が必要であることも

今回よくわかりました。

ただ人それぞれ性格も違い、生活環境も異なる

ため、一律的な対応は問題があるにしろ

コミュニケーションの持つ重要性には

改めて関心を持たざるを得ないと思いました。


この貴重な体験をもとに得た事を、つぶさに

このブログでお知らせしたいと思います。


よろしければご意見などいただけましたら幸いです。