オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

自己改革

2010年10月29日 07時48分52秒 | オフィスシオン名古屋
自分自身を客観的にみたいのですが、なかなか難しいようです。

自分の欠点は容易に認めたくないもので、人から指摘されると

つい反発したくなるものです。

しかしその欠点を一番知っているのは、やはり自分自身であり

指摘を待つまでもなく、改めなくてはならないと常に思って

いるようです。

何かの「きっかけ」がなくては心も動きません。

そしてどこかで思い切らなくては自己改革はそんなに簡単に

進むものではないのです。

しかも強い信念と忍耐が必要です。


いま私自身その狭間にあって、日常の中に区切りをつけるべきだと

思っています。

何かしら11月は新しい何かが始まる予感がします。

心に余裕、お顔に笑顔

2010年10月27日 07時50分56秒 | オフィスシオン名古屋
どこかで聞いたような表題ですが、今の私に一番不足している事

かも知れません。

来月には少し状況が好転し、余裕が生まれるかもしれません。

何事も早め早めの計画と対応が必要なのだと痛感しています。


きっと事前相談のご相談者は、このようお気持ちでご依頼されるのでしょう。


今の私の状況は問題の内容が葬儀ではないというだけで、気持ちは同じです。

この経験を、事前相談に生かせるように考えています。


実際に自分自身が同じような体験をする事によって、相談者のお気持ちを理解する

良いチャンスなのかもしれません。

痛みは共有しなければ、その痛みを感じ取ることはできません。


「心に余裕、お顔に笑顔」 笑顔は無くても良いとは思いますが、せめて余裕だけは

欲しいと思います。

でも余裕は自ら作り出す努力のないところには、生まれないものだと信じています。

お引っ越し

2010年10月26日 07時13分49秒 | オフィスシオン名古屋
ここ半月余りお引っ越しをしています。

私自身このお引っ越しについては、いろいろな思いが有りますが、

必ず今月中には終了させなければなりません。

いままで休日を使わずにお引っ越しのために蓄えてきましたが、

それもほとんど使い果たし繰越休日も底がつきました。

なんとか目途が着いたものの最後の追い込みをしなくてはなりません。


会社の皆さんの協力にも大変感謝しています。


このお引っ越しが終了すれば私の心のけじめの終了にもなります。

いろいろな事情が有っての事なのですが、やっと2年8カ月ぶりに負の遺産が

精算され、心機一転今までの何倍も頑張ろうという気持ちでいっぱいです。

体力的には全身筋肉痛で疲労困憊と言った状況ですが、心はやっと晴れやかな

気持ちになってきました。


来月からはオフィスシオン名古屋の業務確立のため、全力投球です。

いままで考えてきた事をいよいよ実行するための、足場固めができたような気がします。

小さな事の積み重ね

2010年10月25日 07時35分30秒 | オフィスシオン名古屋
改善は小さな事の積み重ねの中から生まれます。

これは大事(おおごと)だと思って、ずっと手をつけられていない事は有りませんか。

いわゆる問題の先送りです。

日常生活の中で、以前からずっといつかはやらなければいけないと

思い続けていてもなかなかやれない。

ひょとしたら自分ひとりの力ではとてもとてもできっこない。

なんて思われた事は有りませんか?

その結果いつまでたっても現状と変わらない。

しかし実際にはできない事による慢性的なストレスがいつも胸の内に蠢いている。


思いきる勇気と毎日の積み重ねのなかで改善は進みます。

小さな力が大きな岩を動かすように!

まず自分なりの解決のための戦略・戦術・作戦をたて、その内容に従って

毎日の作業に置き換えてみてください。


必ず改善の糸口は見つかるはずです。


オフィスシオン名古屋の家族葬の良さを理解して頂くための努力は

まさに日常の「小さな事の積み重ね」と同じです。

事前相談に対して家族様のお考えをよく理解し、どうする事が最善なのか

予算や葬儀内容について誠心誠意お話をさせて頂きます。

そして真心と思いやりをもって接すれば必ず理解していただけるものと

思っています。

私は事前相談に自分の人間性を観て頂く事、その積み重ねが最も重要と考え、

そして全ての相談者の方の「不安」を少しでも解消させて頂く事、この事が私の

日常の取り組みと位置づけています。





個性の表現

2010年10月23日 07時21分46秒 | オフィスシオン名古屋
有名人がお亡くなりになると、その人の生前の遺徳をを彷彿とさせるような

表現が葬儀にも現れます。


当然葬儀担当者は故人が有名人であれば、おおむねその人物像を理解しているはずです。

祭壇や遺影写真あるいは故人の愛用品また作品などを利用して、より「らしさ」を

表現しようとするでしょう。


一般の方の葬儀にもこのような企画を見ることはありますが、家族葬にはまだまだ

課題は多いようです。

故人の人間像や「らしさ」を受け止められる方は、当然参列者であるわけですから

葬儀に参列される方の性格によっては、その表現方法も変化をさせなければなりません。

このことは家族葬にも言えることで、故人様がその家庭の中でどのような位置にみえ、

その存在がどのようであったのかということも理解する必要が生まれてきます。


私は定型の葬儀に故人様を当てはめるのではなく、故人様の性格や「人となり」に応じて

葬儀の進行や表現方法を変化させるべきだと考えます。


視覚に訴える事も重要ですが、特に進行運営面において個性を表現するべきだと

思っています。

葬儀中のご家族の表情や感情の変化に対応して、言葉も変化させるべきなのです。

ストーリーは不変であっても、表現手段としての言葉はそのときそのときの状況に

応じて最善を選択しなければなりません。

家族葬の担当者は的確な状況判断を持って、多角的な表現方法を駆使をし

故人様の遺徳を偲ぶと同時に、葬儀を通じて感動を創生することを必要とします。


次世代の家族葬には多くの付加価値が求められますが、価格もその一つとして

上げられることは間違い有りませんが、それ以外にどれだけの提案ができるのか

真価はここに極まりそうです。


葬儀は葬儀社のたんたるネームブランドではなく、担当者のレベルの高さに

よって左右されることをご認識下さい。


野菜の高騰

2010年10月22日 07時32分42秒 | オフィスシオン名古屋
家庭を預かる主婦の皆さんは、少しでも家計費を抑えるために

大変な努力をしていらっしゃると思います。

最近では野菜の価格が天候の影響か高値が続いています。

少しでも新鮮でおいしい料理を作るための食材として

野菜は欠かすことができません。

価格に敏感な奥様の努力にもかかわらずしばらくはこの状況が

続きそうです。

まさに天候や商社の利益確保のために、野菜の時価相場が

左右されているようです。

葬祭業はサービス業といっても差し支えないと思いますが、

この業界にも価格破壊の波はいよいよ満潮を迎えようとしています。

大手葬祭業の各社は収益基盤を、従来型の一般葬に重きを置いていますが、

最近の平均単価の下落に歯止めがかからないため、総売上は新規出店分を

除けば恐らく減収といわざるを得ません。

企業は大きくなればなるほど決算内容の透明性や成長性を問われるため、

今後の対応に苦慮をしていることでしょう。

しかしそのしわ寄せがユーザーの皆さんのところに、転嫁させられる

可能性は否めません。

葬祭費は野菜のように付加価値のあるものをよりリーズナブルに

求められるケースが今後ますます増加する傾向にあります。

ただし時価相場といった従来型の企業経営のあり方については、

かなり否定的であるといっても良いと思われます。

高付加価値のある家族葬が家庭の主婦の皆さんに支持される

理由がそこにあるのです。


お客様からの指摘

2010年10月20日 07時54分12秒 | オフィスシオン名古屋
オフィスシオン名古屋は家族葬の草分けとして、すでに多くの皆様のお手伝いをさせて頂いています。

かなり以前より今後家族葬を打ち出してくる葬儀社が増えてくるという予測は繰り返し書いてきました。

実際ここ最近、家族葬の宣伝広告は日ごと増え続け、多くの方に認知を頂くようになりました。

  
 しかし問題はその内容です!


多くは従来からある一般葬を小型化しただけのものなのです。

新たな提案も感動も望むべきものは全くないと言っても過言ではないと思われます。


実際に今回受注させて頂いたお客様から、このことをご指摘頂きました。

その方は多くの葬儀社と事前相談をされており、お見積もりもされていました。

各社共これといった特徴もなく、担当者の対応にも苦慮されたということでした。

そのなかでオフィスシオン名古屋をご採用していただき大変恐縮しています。

その理由として事前説明の対応と葬儀内容の独自性をおっしゃってお見えでした。

今までの実績とノウハウの積み上げをお認め頂いたものと大変ありがたく思うと同時に身の引き締まる思いでいっぱいでした。


今後も皆様のご期待に応えられるような新たな家族葬をご提案させて頂きます。


おじいちゃんの涙

2010年10月19日 07時30分48秒 | オフィスシオン名古屋
喪主様のお母さまを病院からご自宅にお連れすると、お留守番の90歳を超えたおじいちゃんにお迎えをして頂きました。

お歳のせいか少しお耳も遠いようです。

合わせてお足が弱いのか、動きもスローペースです。


お亡くなりになったのが突然の事なので、ご安置するスペースも無く、家族の方が片付けている姿をじっと傍らでご覧になってお見えでした。


高齢のせいもあってご自分では何もできない事に、少しもどかしさを感じていらっしゃるようです。


やがてご安置がすみ、いつの間にかお着替えを済まされ、おつれあい様の枕元にお座りになり、じっとお顔を見つめていらっしゃいました。


皆様のご焼香が一巡し、喪主様とお打合せをさせて頂こうとした刹那、何気なくおじいちゃんの方に視線を移すと、うっすらと目に涙を浮かべていらっしゃいました。


その光景はいかんともし難いほど、侘びしく切ないものでした。


静寂の中にも、わたしのこころに強く訴えかける強さが有りました。

この「おじいちゃんの涙」は長い長い年月を経て育まれてきたお二人の愛情の証です。


私は今までで一番素晴らしいご葬儀にしなくてはいけないと心に誓いました。



ps. 「おじいちゃん、これからもおばあちゃんのためにも元気で長生きして下さいね。」






二人三脚

2010年10月16日 07時25分17秒 | オフィスシオン名古屋
満足度の高い葬儀はやはり喪主様と葬儀担当者との「二人三脚」で組み立てるのが

一番だと思います。

葬儀に満足度という概念をあてはめる必要があるのかと言われる人もみえるかも知れませんが

そのような方は直葬をお考え頂けば良いのではないでしょうか。

同じ費用を掛けられ、ご自分はもとより多くの人に協力を頂く葬儀ならば、少しでも満足の高い

ものにしたいと思われるのは、むしろ自然というべきものなのです。

そこには故人様のご遺志やご家族様のお気持ちも反映されなければなりません。

実際にお亡くなりになった直後の、精神的に不安定な時期に、多くの事を単独で実行される事には

多くの困難が予想されます。

やはり葬儀担当者と事前に内容の検討をしなければ、満足度は高くなりません。

そのためにも葬儀に何を求めるのか、あるいは何ができるのかといった事を考える必要が

有るのです。

家族葬を希望されるかたの多くは、形式的で画一的な葬儀を否定されます。

「お付き合い的な葬儀」から「求める葬儀」への移行が進んでいます。

葬儀もまさにニーズからウオンツの時代になったのです。

家族葬専門の葬儀社とノウハウの積み上げられた担当者によるコラボレーションが

今後の主流になると思います。


自分の葬儀を考える。

2010年10月13日 08時15分06秒 | オフィスシオン名古屋
最近事前相談のお申し出が急増していますが、特に自分自身のご葬儀相談が多くみられます。

オフィスシオン名古屋のスタッフとしては日常の事ですので、特に気に留めることも有りませんが

客観的に見ればやはり考えにくい事なのかもしれません。

理由としてはいろいろあると思われますが、子供様にご自身のことで迷惑をかけたくないとの

ご意思が働いているものと思われます。

経済的な事や宗教者の事あるいはお墓の事など、親として子孫に負の遺産を残さないためのお考えだと

推察しています。

自分の事は自分で判断し、葬儀費用は必要最低限に抑え、せめて葬儀内容の希望だけは少しだけ

反映させてほしいという一心からではないかと思います。


よい葬儀

2010年10月12日 16時57分50秒 | オフィスシオン名古屋
よい葬儀の定義や基準など有りません。

無理なく、そつなく、普通がよい。・・・とよく言われますが本当にこんな葬儀が良いのでしょうか。

「家族の方が良いと言って下さればそれが一番。」などと言うのは単なる詭弁だと思います。

葬儀の内容など殆んどご存じでない方が、誰からもクレームを頂くことなく無事執り行う事ができた

と言うだけで「良し」としてよいものでしょうか。

葬儀は与えるものでも、与えられるものでも有りません。

残念ながら現在のご葬儀の在り方は、殆んどあらかじめ決められた進行に基づいて執り行われるケースがほとんどです。

将来的には喪主様と葬儀社との間で、話し合いのもとに作り上げていく葬儀の完成度が、イコール満足度になるものと

考えられます。

事前説明に始まり当日の打合せから並行して組み立ては進みます。

担当者は一瞬にして、葬家様のご希望をくみ取り、具体的に進行内容を決定しなくてはなりません。

よい葬儀の基準作りが今後の課題です。

ボディーラングウェッジ

2010年10月10日 07時25分50秒 | オフィスシオン名古屋
ずーと昔この「ボディーラングウェッジ」について勉強していたことが有るように思います。

イメージだけが記憶の片隅に残っていて、かなり忘れてしまっているようです。


 最近自分の意思とか考えとか、なかなか伝わらないものなのだという事に気付きました。

言葉は自分の伝えたい事を伝達する有効なコミュニケーション媒体であるとは思いますが、

必ず相手に理解をしてもらう事ができるかと言えば、必ずしもそうでは有りません。

言いたい事はたとえ強くアッピールしても、相手に受け止めてもらわなくては意味が有りません。

言葉だけによる説得は不可能なのです。

つまり自分の意思を相手に理解をしてもらうためには、言葉以前にしっかりとした自分の考えに対する

検証と強い信念が必要ではないかと言う事なのです。

時の挨拶や世間話にはまったく必要のない事なのですが、何か新しい取り組みや現状に対する改革を望む場合は

まさに「ボディーラングウェッジ」が有効なのかもしれません。

言葉だけによるコミュニケーションが成り立たない場合は、相手が自分自身に対して信用とか信頼を

感じてもらえないところに原因が有るように思います。

自分の日ごとの行動によってまず「信念」を感じてもらい、そのうえで自分の強い「こころざし」を感じ取ってもらわなくては

意思の疎通はあり得ません。

しかもそれが相手のためであり、自分のためでも有り、みんなのためである事が前提でなければなりません。

時間と我慢強さが問われる事も有るでしょう。

「言葉は」単なる説明で終わってしまう事が有りますが、行動による表現は理解を得るための有効な伝達手段と言っても

よいのではないでしょうか。

これからの葬儀の在り方はこのような考え方のもと、皆様にご理解を得なくてはなりません。






業務と使命

2010年10月09日 07時11分02秒 | オフィスシオン名古屋
葬祭業は業務なのか使命なのか!

この事を表面に掲げて仕事をしている人は、ほとんどいないと思います。

これは担当者一人ひとりの問題で、中にはこの二つを使い分けている人もいるでしょう。

業務を全うすれば特に問題はないのですが、何かが足りないと思う事が有るのです。

課せられた業務を完璧に遂行する事は、かなりの能力を必要とされます。

当然やり遂げたという達成感を感じることは有るのですが、しかし何かが不足している。


そこで業務を使命という発想に置き換えてみる。

やがて見えてくるものは「心」の欠如ではないかという疑問です。

日常「業務」で忙殺されていると、ついつい見落としてしまう「心」という概念。

私に与えられた「使命」という気持ちで総てを観れば、補わなくてはいけないものの実態が

はっきり掌握できるのではないでしょうか。



感謝の表現

2010年10月08日 07時42分28秒 | オフィスシオン名古屋
よく日本人は感謝の表現が下手くそだ言われます。

まして愛情表現はそれ以上だと言われます。

長い間封建的な武家社会が続いたせいか、「静」なるものがよしと、されたせいも有るのかも知れません。

人前で抱き合ったり、キスをしたりする事がむしろ不謹慎であるとする風土が根付いているのでしょう。

しかしながらメディアの発展にともないテレビドラマや映画に触発されて、最近では感情表現が欧米的になっているようです。

「悲しみ」と「喜び」 「憎悪」と「愛情」

相対する2つの感情にもそれぞれ「静」と「動」があるのも不思議な気がします。

悲しみを耐える「静」、慟哭の悲しみは「動」・・というように!


でも感謝の気持ちは「動」がよいと思います。

奥さん(旦那さん)にさりげなく感謝の言葉と共にほほに「キス」をしてみてはいかがでしょう。

どこかで誰かが「お欧米か!」と古いギャグを飛ばされても構いません。


最後のお別れのとき、ご主人がお亡くなりになった奥様に、ありがとうの言葉と共に優しくお顔にキスをされていた事を思い出されます。







家族愛

2010年10月06日 07時37分21秒 | オフィスシオン名古屋
家族愛について真剣に考えてみた事がありますか?

すこし照れくさいような気もしないわけでもないのですが、その時々に考えを深めてみることも大事なことだと思います。

結婚記念日や家族の誕生日そして敬老の日など、それぞれの場面において感謝の気持ちや、その人の存在・関係を確かめてみることも家族愛と言っても良いのでしょう。

大げさに言えば、その人との出会いは一期一会であり、運命的な繋がりを持っているのかもしれません。

「愛しているよ」って20年30年たっても言える関係は本当に素晴らしいと思います。

少し前から人間関係がぎくしゃくしているひとは、自ら関係修復のためにほんの少し努力してみてはいかがでしょう。

奥さんの誕生日やお嬢さんの誕生日に、赤いバラを一本プレゼントしてみるのもよいのではないでしょうか。

小さな事の積み重ねや「ありがとう」の一言が「家族愛」への第一歩なのです。