経験値

「経験値」

一般的に経験のないことは、知らない、できない
のが当たり前です。

学校や職場で教えてもらわないことは、知らない。

今までやったことがないことは、できない。

こんな会話が日常よく聞かれます。

総じて、習っていない、聞いていない、教えてもらってない、
知らない事はできない。

これを本人だけの責任と言ってしまって良いのだろうか。
確かに普段から能力向上のため常に勉強や経験を積み重ねて
行くことは重要です。

しかし目標を定め、ある程度スキルアップの方向性を
示してあげない限り、簡単に能力は上がるものでは有り
ません。

つまり与える側は、教育をしなければならないわけです。
そして大切なのはカリキュラムです。

問題点をその都度指摘する方法も決して間違いではありませんが
能力の向上を、本人の努力とIQだけに頼っていては、目的を
達成することはできません。

もし係わる全員が「経験値」のないことを前提に新しい事に
取り組まなければならない場合、結論として「できない」と
言えないはずです。

今後会社単位で「経験値」が全くないことにチャレンジしなくては
ならないことが数多く出てくると思います。

葬儀業界はこの先葬送儀礼そのものの在り方が問われ、また宗教に
対する考え方も宗教者はもとより多くの大衆の皆さんの考え方が
変化する可能性が有ります。

「経験値」を重んじる葬儀業界にあって、どこまでその「経験値」が
将来的にカバーできるものなのか検討する必要があるようです。
（S.N.)



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実行と検証

「実行と検証」


改革は綿密な計画のもと、具体的に立案された
事業計画を実行しなくては意味がありません。

そしてその結果を検証し、予め数値に置き換えられた
目標値に対し、達成率あるいは消化率などとを比較し
改革に値する数値であるか否かを判断しなければ
なりません。

計画の可否は数値などの客観的事実によって次の対策を
講じる必要が有り、数値の解析が重要となります。

多くの場合計画の可否判断を主観的な尺度で見ることが
有り、適正な判断基準が大きくぶれてしまうことが
あります。

つまり事業計画では適正な数値による判断基準を予め
立て、検証をとる必要が有るのです。

一部の主観的判断は、改革の目的から大きく外れ
内容の伴わないものになってしまうことが多くあり、
戒めなければなりません。

数値目標の伴わない事業計画など存在しないと言うことを
認識する必要があるのです。（S.N.)




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感謝！

「感謝！」

たくさんの方にこのブログをお読み頂き
本当に「感謝」しています。

最近では近い将来、「葬儀業界が大きな変革を
求められ、取り組む姿勢が曖昧なままでは自然
淘汰の波に飲み込まれてしまう」のではないか
といった事を中心に書いています。

少し前までは私が担当をさせて頂いたご葬儀の内容を、
私なりの視点から書かせて頂いていました。

その時々の葬家様のお気持ちや、季節の移り変わりの
中で些細な出来事であったとしても、とても印象に
残ったことなどを書き留めて参りました。

総ての方に満足していた頂けるようなブログはなかなか
難しく、私の個人的な考えに異論を唱えられることなど
当然あると思います。

少しでも多くの皆さんに、理想的な葬儀をご提案できる
ように、最大限仕組みを整えていきたいな等と考えている
のです。

またブログの内容についてご意見があれば、ご遠慮なく
コメントを下さい。（S.N.)



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共通意識

「共通意識」

お客様と担当者。

社員と社員。

さまざまな人が、互いにいろいろな関係を持ちながら
生きています。

隣同士に席をおいていても、挨拶だけの関係でしか
なかったり、共通した認識つまり「共通意識」が双方に
なければ、特別な関係は生まれません。

社内の「共通意識」がひとつの目的を持って動いていれば
方向も定まり、軸足はぶれません。

しかし多くの場合、強烈な「共通意識」を持たせ明確な
「目的意識」と「自助努力」を上手く導き出すような
仕組み作りができているような会社はざらにはありません。

社員のアイデンティティーをまとめ上げるには、強い
リーダーシップと目的達成のための仕組みが不可欠です。

また意欲をそそるようなプロモーションの確立また成功報酬の
システムが明確であることが必須条件となります。

「ユニクロ」や「しまむら」また「スシロー」が勝ち組と
言われる中、そこで働くスタッフの「共通意識」とは
どのようなものなのでしょう。

混沌とした葬儀業界は単独あるいは異業種コラボなど今後
様々な協業が考えられています。

またこれからも様々な形で、葬儀スタイルの変遷があると
思われますが、その対応についても強い目的意識とスタッフ
一人一人の「共通意識」が最も重要と言わなければなりません。
（S.N.)



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新企画

「新企画」

間もなく新企画をシオン三河で立ち上げます。

三河地区はご存知の通り自動車産業を中心とした
一大工業産地です。

そのため九州や東北などのご出身者が非常に多く
この地で家庭を持たれ、現在まで生活して
いらっしゃいます。

お子様がいない方やすでに独立されて関東や関西の
都市圏で家庭を持たれて、今後帰って見えるあての無い
方などが、ご自分の将来に不安をお持ちです。

とりわけご自分の葬儀には後継者が不在なため、また
地方出身者のため普段お付き合いのあるお寺様が無い
などの理由により、寺院様にお支払いになるお布施や、
納骨・永代供養などの費用や死後の事まで多くの悩みを
抱かれています。

そこでオフィスシオン三河では「永代供養葬」と銘打って
新企画を立ち上げました。

葬儀への不安を少しでも多くの方に解消して頂くための
企画です。

具体的な内容は、今月27日の中日新聞三河版をご覧ください。

また詳しくは27日以後直接オフィスシオン三河もしくは
オフィスシオン名古屋にお問い合わせください。（S.N.)


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幼稚園

「幼稚園」　

出勤途上に幼稚園があります。

高齢少子化の影響もあり、幼稚園経営も簡単では
ないと思われますが、この幼稚園は見た限り
たくさんの園児がいます。

まず朝お母さんと一緒に幼稚園に到着すると、
玄関先で待ち受ける保育士の先生にご挨拶です。

園児たちは行儀良く一列に並び、自分の番が来ると
先生に深々と一礼です。

先生も一礼の後、なにやら園児一人一人に言葉を
掛けているようです。

また、一人の園児には、小さな体を抱きしめハグハグ
をし、満面の笑顔でお迎えです。

私は信号待ちの間の一瞬の光景ですので、具体的に
どんな会話が、なされているのか分かりませんが、
見ていてほのぼのとして心温まる思いです。

また礼節を教育する一環として、園児たちに強要する
こともなく、ごく自然に受け入れられるようなこの仕組みは
とても素晴らしいと思いました。

他にもこの様な事を教育の一環として実行されていらっしゃる
幼稚園・保育園はあると思いますが、この保育園の特徴は
園児たちがご挨拶の順番を待つ間、きちんと一列に並び
お母さんも一緒にご挨拶をされるところです。

ご父兄は当然これら一連の行為を躾教育と受け止められ
また私のように車中から、第三者として見る者にも
この幼稚園の評価が否が応でも高まっていく点に
素晴らしさを感じます。

園児の教育と父兄に対するアッピール、そしてマスに対する
パフォーマンスと、まさに少子化に対する格好のコマーシャルに
なっているように思いました。（S.N.)


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スピード

「スピード」

改革にはスピードが必要です。

もちろん早ければ何でも良いと言うことでは
有りません。

日進月歩と言われてきたI.T.時代からまさに今では
秒進分歩とさえ言われかねない葬儀業界では「スピード」
の認識は重要です。

改革の目標に向かって計画立案し、実行、検証、
フィードバックまでいかに多くの可能性を試す事が
できるか、その「スピード」が問われているのです。

まずはタイムスケジュールとデットライン遵守の
基本姿勢が重要です。

「忙しい」はは本人の自覚であり、結果を残せなければ
周りの人は徒労と見なすでしょう。

何を導き出すのか、そしてどのように導き出すのか、
「忙しさ」は自分の立てた計画内容とタイムスケジュールに
総て起因する物と言わざるを得ません。

時と場合により自分の持つキャパ以上のものを出さなければ
ならない例外的な状況を除けば、計画的な仕事量配分と消化能力を
適正に考え、「忙しさ」をコントロールしなければなりません。

慢性的な「忙しさ」の中に改善改革は、いつも後回しにされ
「スピード」の持つ本来の意味が見失われてしまうのでは
ないでしょうか。（S.N.)


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営業企画

「営業企画」

えてして会社の業績が好調なうちは、現状の
方向性や業務内容に対して疑問を持つことなど
有りません。

当然現状の好調さを維持するために、あえて
方向性や内容を変更することはしないようです。

しかし好調というのはあくまで現状であり、将来
まで担保されたものでは有りません。

往々にして業績が急激に悪化した場合は、その予測が
ないため、立て直すための準備が全くできていない事が
大半です。

そのため小手先の応急処置的また緊急避難的な対策が
ほとんどで、立て直すための効果はほとんど期待できる
ものでは有りません。

好調時は「最悪の一歩手前」と言うことを常に心の
片隅におき、素早く最悪の状況から抜け出る事ができるような
「営業企画」を組み立て万全を期さなければなりません。

日頃よりあらゆる対策を徹底して多くの「営業企画」
つまり対策となるような営業体制を確立したいものです。
(S.N.)


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標準

「標準」

自宅でのご葬儀、お寺様本堂でのご葬儀。
これが10年～15年前までの標準です。

現在では各地域に立地する式場でのご葬儀が
まさに標準となっています。

恐らく今後遅くとも10年以内には、家族葬
直葬が標準となり、自宅や小規模ホールが
中心となることは間違い有りません。

規模の大きなホールは固定資産税やランニング
コストがかさむ、無用の長物となるのではない
でしょうか。

ハードはともかくソフト面では、そのスタイルが
激変する可能性が高く、「標準」の中から「個性」
が生まれ、その都度スタンダード化が進むよう
です。

一部のマイノリティー派からの要望が具体化され、
時代と大衆の支持を得ることによって「標準」化
して行く繰り返しが、過去は世紀単位の変化から
近年では１０年、いや毎年更新されて行くような
気配を見せています。

かつてユニクロがチェーン オペレ-ションを果敢に
展開していらっしゃったときに、講演会で「店舗の
標準化はコスト削減や店舗運営またC.I.を考えた時に
実に有効だ。しかしその内容をひとつ間違えると総ての
店舗がお客様から見放されてしまい、とてもリスキーだ。」
と述べてみえました。

葬儀業界の現状はまさにプラスのドミナントから
マイナスのドミナントへ式場優先主義は陳腐化を
見せています。

「標準」が定まらない企業の氷河期は目前です。

語弊を顧みず申し上げるのであれば、大きな恐竜が
倒れる日は目前なのかも知れません。（S.N.)


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コラボレーション

「コラボレーション」


最近ではこの「コラボレーション」という言葉が
よく使われています。

葬儀業界でも異業種との「コラボレーション」が
問われ始めています。

業種業態を問わず、それぞれの特性を生かし双方の
利益を追求するため、共通の顧客に対し連携を
取りながら営業活動を強化ものです。

その一例として保険業界とのコラボラ―ションが
あげられます。

恐らく一過性のトレンドになるのではないかと言う
受け止め方をしていますが、今後一層の研究が必要です。

葬儀スタイルの変遷や価格変動がかなりスピード
アップされている現状を鑑みると、双方に温度差が
あり、一般葬では可能であっても、家族葬・直送では
継続的互換関係は難しいのではないかと思われます。

今後検証を取ってはまいりますが、さまざまな分野で
この「コラボレーション」を基本とした葬儀への取り
組みは、その可能性を試される事になるでしょう。
（S.N.)


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是々非々

「是々非々」

是々非々、難しい言葉です。

私なりの解釈では、「良い事は良い。ダメなものはダメ。」

このような意味に理解しています。
現在放映中のNHKの大河ドラマに見られる会津藩の家訓
と同じ意味として受け止めています。

この言葉は大変意味深いものと受け止めていますが、
問題はその判断を誰がどのようにするのかという事です。

冷静沈着にそして客観的公平に「是々非々」をジャッジ
しなければ、むしろ正が悪に、悪が正に、また正が誤に
誤が正としてまかり通ってしまう危険性があるのではない
でしょうか。

「ある言動」がその解釈によって、理解されなかったり
誤って受け止められてしまったりする事はよくある
ことです。

「ある言動」とは何を目的としてなされるものなのか。
その目的の理解の無いまま、時に勘違いや、感情だけで
曲解されてしまっては、物事は成就しません。

物事には紆余曲折はあるものの、本来の目的の理解がないまま
過程や工程の一部分を拡大解釈して、すべてを否定されて
しまっては用を成しません。

何を目的として議論しているのか、そして肯定しているのか
また否定しているのか、軸足がぶれないようにしなければ、
それこそ本来の目的が達成されません。

多くの場合このような状況下では、コミュニケーションが
不足しているケースが多く、混乱の原因を作っているようです。

1つの目的を達成しようとする場合、徹底した議論、相互理解
あるいは検証などを繰り返したのち、「是々非々」の真価を
問いたいものです。（S.N.)



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ネゴシエーション

「ネゴシエーション」

従来の葬儀社、いや現在も含め社内に独立した
営業部を持っている会社は極めて少ないのでは
ないかと思われます。

また営業部の解釈もそれぞれの会社によって
様々であり、名前だけの営業部という会社も
少なくないようです。

実際に数値目的を持って、その具体的方法論を
議論し計画的に実行しなければ、まさに有名無実
といった実態のないものになってしまいます。

確立された事業計画をいかに確実に成功させるか、
そのキーワードが営業力なのです。

とりわけ「ネゴシエーション」が重要であり、この
認識がなくては、営業は成り立ちません。

「ネゴシエーション」とは一言で言えば交渉力の
ことであり、あらゆる場面で自社にとって、有利に
導くための方法論、もしくは人的スキルを差すもの
です。

目的を達成するために、人を介してショートカットを
依頼したり、費用を最低限に抑えるための協力や、
事業促進のための効率化を求めたりするためのレクチャー
等、それらのリスクを少しでもヘッジするための
交渉力を総称したものと言って良いでしょう。

さらに社と社を代表して双方の利害がぶつかり合うような
場合は、それぞれの利点や弱点を自他共に把握し、いかなる
ロジックにおいても対応しなければなりません。

ただ重要なことは、交渉は相互理解のもと共栄共存が
大原則です。

一方的な利害では、永続的な関係は続きません。

相手のことを尊重しながらも、時として激論を交わし、
また時として友好的な態度で臨まなくてはならないのも
「ネゴシエーション」なのです。

総てはお客様にとって少しでも有利になるような方法や
状況作りのための交渉です。

オフィスシオン名古屋では「ネゴシエーション」を
重要課題と捉え、私自身今までのスキルをさらに
向上させ、より魅力のある家族葬・直葬の確立に
向けて邁進しています。（S.N.)



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成人式

「成人式」

今日は成人式です。

カレンダーで以前から今日が成人式ということは
知っていたのですが、たまたま通勤途中美容院の
前を通り過ぎた際、気が付きました。

まだ6時30分というのにお店の前は煌々と明かりが
ともり、店内では鏡をじっと睨んだお客さんの
周りを、お店のスタッフが慌ただしく動き回って
います。

しかし外は雨！

恐らく美容院で見た女の子は、和服をお召しに
なるのでしょう。

せっかくのきれいなおべべが心配です。
ご本人はともかく、ご両親も昨夜来の雨を疎ましく
お感じのこととお察しいたします。

ご両親もご自身の成人式のことを、遠い昔の思い出
として、お子様の成長と重ねて見ていらっしゃる事
でしょう。

恐らくご両親の成人式には、そのまたご両親が同じ
思いで、お子様の成長を微笑ましく見ていらっしゃ
ったことと思います。

慶事もそうなら、葬儀も同じ繰り返しの中で、その
ご家庭の中で脈々と、受け継がれ営まれたことと
思われます。

時に親は子を思い、また時に子は親を思い、互いに
命あるときに感謝を伝え合う、成人式とはこのような
ための1日であって欲しいと思います。
(S.N.)




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受け皿

「受け皿」


オフィスシオン名古屋では現在大幅な
改革を断行中です。

現状の問題点や将来に向けて、新たに
取り組まなければならないことなど、
いろいろ検証し、実行しています。

まずは新しいニーズやウォンツの創生です。

そのためのマーケティング・リサーチを基本
として、日毎受け皿作りに奔走しています。

この受け皿作りが当面の課題として、日々の
計画が構成されています。

以前このブログにも書いたことがありますが、
今更ながらに社風とか会社のコンセプトまた
スタッフ一人一人のポリシーが総ての基本であり
土台ではないかと思っています。

新しいことに取り組む時には、必ず社内で摩擦が
生じるものであり、その為それぞれにコンセンサスを
得る必要が出てきます。

長年培ってきた自分なりの考えや行動が、場合に
よっては、改革を境に否定され無いとも限らない
わけですから、穏やかではありません。

よく人材は人財とも言われます。

一人一人のスタッフ能力を生かしつつ、新たに取り
組む改革の理解を得ると同時に、スタッフ間の
アイデンティティを考えなくてはなりません。

会社の社風とはまさにコーポレイト・アイデンティ
フィケーション（C.I.）であり、あえて言うのであれば
スタッフ・アイデンティフィケーションを意味する
のではないでしょうか。

オフィスシオン名古屋ではこの土台作りこそ、総ての
根幹と考え現在の目標と考えています。
（S.N.)


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戦中派

「戦中派」

団塊の世代の先頭は何歳？

一般的には戦後に生まれた方々を団塊の世代と
読んでいるようですが、先頭の昭和20年に
生まれた方は今年68歳になられます。

「戦中派」はといえばすでに70歳を超えて
いらっしゃいます。

また現在の我国の平均寿命は男女違いは有る
ものの80歳～85歳ぐらいです。

あくまでも私の個人的な意見ですが、団塊の
世代と戦中派、そしてもう一世代上の高齢者の
方々はまるでマラソンの一塊になった先頭集団の
ように感じられます。

つまり現実の状況に当てはめて考えれば、お爺ちゃん
お婆ちゃんがお亡くなりになって、間もない内に
ご両親が亡くなってしまう、謂わば短期間の内に
多くの葬儀が発生する可能性が有るのではないで
しょうか。

そのため一家庭内の葬儀費負担がかなり重くなるため
1葬儀当たりの単価は極端に減少する可能性が有る
ように思われます。

家族葬や直葬がますますの広がりを見せている現状は
この様な背景が有るのではないでしょうか。

さらに前記のような状況が重なれば、今後7～10年
ぐらいの間に低単価な葬儀が集中しその後は単価自体
上がることなく、極端に年間葬儀件数の減少が見られ
るようになると思われます。

まさにバブル直後のマンション業界のような状況が
そこに生まれるわけです。

単価の高いマンションは全く売れず、さらに多くを
当て込んだ新築物件はほとんどが売れ残り、激しい
値引き合戦が繰り広げられた姿がそこに有りました。

この先団塊の世代、あるいは「戦中派」と言われる
方々の葬儀が、多くまた長く続くような状況のみを考え、
低単価短期集中の状況を予想されない葬儀社はいったい
どうなってしまうのでしょうか。

オフィスシオン名古屋ではこの様なシュミレーションを
あらゆる角度から検証を取り、常にお客様のご要望と
社会環境とのギャップを無くすよう最大限の企業努力を
しています。（S.N.)




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