オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

立派な喪主様でした。

2009年10月31日 06時02分32秒 | オフィスシオン名古屋
奥様を亡くされたご主人様が喪主を務められ、ご自分の考えと奥様のご意向を充分反映し、ご夫婦の愛情の強さと、お二人の思いやりの暖かさに、私自身も感動させられた葬儀でした。

お部屋の隅々にもお二人の思いが表現され、また奥様が大事にされていたお庭のお手入れも、ご主人様が引き継がれ、秋の草花が今盛りと咲き乱れていました。
お通夜とご葬儀を通して、ご親族の皆様にされたご挨拶の言葉も大変素晴らしく、お二人の愛情の深さに、ただただ敬服するかぎりでした。

こんな素晴らしいご葬儀のお手伝いを通じ、家族葬のあり方について、いろいろご提案させて頂くための素晴らしい経験をさせていただきました。

家族葬における音楽のあり方について。

2009年10月30日 09時24分01秒 | オフィスシオン名古屋
ご葬儀中に音楽を流すことは、特に最近のことではなく、以前から良く見られた光景です。

私はご葬儀でご自宅へお邪魔する際に、色々な楽器をみかけます。

ピアノやバイオリン・ギターを始めフルートやあまり普段見慣れないような楽器まであり、生前故人様が音楽に対し、ひとかたならぬ思いをお持ちになっていたのだなと想像がつく次第です。

故人様がどのようなお気持ちで音楽に取り組んでみえたのか、喪主様とお話させていただく際に、その思いをご葬儀の中に取り入れるご提案をさせて頂くことがあります。

クラシック音楽ばかりでなく、ポピュラーや演歌など多くのジャンルからご依頼を頂くこともあります。

今後ライブ演奏も含め家族葬における音楽のあり方や、音楽葬に対する考えを深めてまいりたいと思います。

人が与える安心感とは。

2009年10月29日 06時35分44秒 | Weblog
お笑い芸人で、常に人気があり爆笑の渦にある人は、舞台に出てきた瞬間から笑いが生まれます。ある意味、その人の持っているオーラが、そうさせるのでしょう。

近い方が亡くなった場合、混乱と悲嘆にくれた状況から少しでも救って下さる方が、仏門にある僧侶の方ではないでしょうか。

いつもお世話になっているお寺のご住職さまが、一番身近な関係にあると思われますが、残念ながら安心感を与えてくださる方は少ないようです。

両親の時代までは、親交があってもご自分の代では、疎遠になっている場合が多く、必要とする場合のみのお付き合いが多いようです。

明治・大正・昭和・平成と時代が変わるとともに、あらゆる関係も変化しているようです。

時と場合によっては、本当に救いを求めたくなるようなオーラのある方とめぐり合いたいものです。またそのような関係を築き上げる努力も必要なのではないでしょうか。

葬儀の中におけるお花の役割

2009年10月28日 07時45分52秒 | オフィスシオン名古屋
家族葬の場合によく利用されるのが花祭壇です。

喪主様のご希望によりいろいろなお花が使われます。

本来はご葬儀にふさわしいお花とそうでないお花があるようですが、最近では白い菊やゆりの要望は少なくなり、鮮やかな洋花や優しい洋花が好まれる傾向にあるようです。

故人様に対する感謝やご供養の気持ちを、お花に託し、形に表現したものが花祭壇であるわけです。

従ってその花祭壇の内容によっては、ご葬儀の印象そのものにも大きな影響を受ける可能性があります。

もし皆様が家族葬を希望されるのならば、事前にご相談をされてはいかがでしょうか。


染付けについて

2009年10月27日 23時12分40秒 | プライベート
「染付け」の定義について、書き始めると大変長くなりますので、ここでは少し簡単に説明したいと思います。

皆さんは白地に青い顔料で描かれた絵付きの陶磁器をご覧になった事があると思いますが、これらのことを「染付け陶磁器」と言います。

現在私はこの「染付け陶磁器」に大変興味を持ち勉強中ですが、とりわけ地元の「瀬戸染付け」にどっぷりとはまっています。

全国的には「伊万里」が有名ですが、瀬戸染付けは生活雑器としての認識しかありませんが、すばらしい作品のあることも皆さんに是非とも知って頂きたいと思います。

日常生活の中にアンティーク陶磁器を使ってみて下さい。

一層奥様の料理が美味しくいただけると思います。

家族葬の定義?

2009年10月27日 06時29分39秒 | オフィスシオン名古屋
一般的な認識として、家族葬とは、故人の家族とその近い親族による葬儀と言うことだと思われていますが、実際はそれだけではありません。

もちろん経済的な側面も有りますが、実はより自分たちの思いに合った葬儀のあり方の論議の中から、生まれてきた一つの形態が、家族葬ではないかと考えられます。

多くの人々がかつて経験した葬儀の在り方に疑問を感じ、自分達が当事者となった時には、もっと自分自身の気持ちに合った内容と分かり易さを、求めた結果と言えるのではないでしょうか。

今後「家族葬」は、さらに変化を遂げることになるはずです。

日系外国人の方のご葬儀を執り行いました。

2009年10月26日 05時49分59秒 | オフィスシオン名古屋
ご依頼の一報を頂き、駆け参じますと奥さまと3人の女性のお友達がお待ちでした。結局この3人のお友達はご葬儀にも参列され、故国のスタイルでお祈りをされました。

奥さまを含め4人の方々は手に手を取って、靴を脱がれ棺の前で深々とこうべを垂れておみえでした。

遠い異国の地でご葬儀を上げられた心中をお察しすると、言葉が不十分なこともありますが、自分たちの力のなさを感じないではいられません。

出来うる最善を尽くさせて頂いたことには、間違いはありませんが、なにか虚しさを感じるご葬儀でした。ただ一つの救いは、最後におっしゃったことばです。「オブリガード!」

今は小売業受難の時か?

2009年10月25日 06時55分20秒 | Weblog
現在、大手小売業者間の消耗戦とまで言われている価格戦争は、留まるところがありません。競合相手がついて来れなくなるまで、価格を下げ続けるという、もうこの現象はデフレというような言葉では当てはまらないような状況です。

外食産業も同様で、大きな魚をさらに大きな魚が食べてしまうような、まさに弱肉強食の時代になったと、言っても過言ではありません。

消費者にとっては、うれしい価格破壊といった状況ですが、本当に商品の内容は良いものなのか、心配に成らざるを得ません。

棺だけ?

2009年10月24日 16時01分59秒 | オフィスシオン名古屋
先日、「棺とドライアイスだけ欲しい」との依頼がありました。

お寺様も呼ばず自分たちの手作りの葬儀を行うとのことでした。

病院からご自宅までは、自家用車で故人を運んだようでした。

さすがに火葬場への霊柩車は、いろいろな手続きなどもあり、弊社に依頼をいただきましたが、このようなケースは今後も増えるのではないでしょうか。

三河方面のお客様からの依頼

2009年10月22日 08時25分53秒 | オフィスシオン名古屋
最近、碧南市・刈谷市・岡崎市など三河方面のお客様より、たてつづけに葬儀の依頼をいただいております。

遠方よりご依頼いただき、とてもありがたいかぎりです。

三河方面では地域のつながりも深く、あまり家族葬が普及していないようで、わざわざ弊社までご依頼いただいたとのことです。

今まで施行させていただいたお客様の中には、家族葬に対して少し抵抗のあった方もみえましたが、葬儀後には「気を使わずにお父さんとゆっくりお別れができた」「家族葬にして良かった」と言っていただけました。

そのようなお言葉をいただけると、私たちもより励みになり、今後の活力になります。

これからも家族のお別れの時間を大切にし、遺された家族が「自分たちで送ってあげることが出来た」と、本当に実感できる葬儀に努めていきたいと思います。

もっと「瀬戸染付け」について知って欲しいです

2009年10月21日 09時10分37秒 | プライベート
以前は銀行の景品に使われたり、店舗の開店記念品として利用されたものが「瀬戸染付け茶碗」です。

あくまでも日用品として扱われ、いわゆる使い捨て的な性格が支配的です。

しかしながら一部ですが茶陶を始めとして、芸術品として扱われるような作品もあります。

明治時代になって海外の万博に出品され大絶賛をあびたものまで現れるようになりました。

これから少しずつ素晴らしい「瀬戸染付け作品」をご紹介したいと思います。

新型インフルエンザ

2009年10月20日 15時51分52秒 | Weblog
一昨日の晩より、私の息子が38度以上の熱を出し、昨日の朝病院で診てもらったところ、新型インフルエンザと診断されました。

新型インフルエンザが大流行と言われても、身近でいなかったので、なかなか実感がわきませんでしたが、身近で感染者がでて、やっと危機感を感じてきました。

息子は、昨晩には熱も下がり、大したことはなかったので一安心です。

一説には薬が無くなってしまうのではやくインフルエンザにかかった方が良いという説もありますが、本当のところは何が一番得策なんでしょうね。

いずれにせよ注意しなくてはなりません。

事前相談の増加

2009年10月19日 06時17分14秒 | オフィスシオン名古屋
ここ1ヶ月、事前相談が急に増えました。

新聞に広告を掲載していることもありますが、安城市・岡崎市・刈谷市などの三河方面や、瀬戸市・日進市などからも多数ご相談をいただきます。

この事前相談の増加は、情報化社会になり、折込チラシやインターネットなどから葬儀に関する情報が詳しく得られるようになったことと、大不況により少しでも無駄にお金を使いたくないという思いから、消費者の方が賢くなったのだと思います。

そして、この事前相談は、我々葬儀業界にとっても、長い目で見れば良いことだと思うのです。

なぜならば、不透明な業界、どんぶり勘定の業界と言われ続け、社会的地位も低かった業界が、やっと世間一般の適正価格で明瞭な自由競争の業界となり、それにともないサービスの向上につながり、しいては社会地位の向上にもつながると思うからです。