オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

突然の電話

2011年06月11日 07時14分26秒 | オフィスシオン名古屋
古くから親しくさせて頂いている、

父の友人から突然電話が有りまし

た。

父の戦友です。

その友人の方はしばらく前に奥様

を亡くされ一人寂しくお暮らしの

ご様子でした。

ご自分もお歳のせいもあって、最

近ではあまりご来訪頂く事も少な

く、御無沙汰をしていました。


そんなとき、突然のお電話です。

「お父さんおみえですか?」

いつもの屈託のない声です。


「残念ながら今年の一月に亡くな

りました・・・・」


「えっ・・・・?・・・・亡くな

った!」


「そうです。1月4日でした。」


しばらくの沈黙があったと思うと

微かに電話の向こうから嗚咽が漏

れてきました。


「寂しいね・・・本当に!・・・」

「私ひとりになっちゃった。・・」

そして号泣です。


私も涙が止まりません。


父との数十年に及ぶ交友の中で育ま

れた友情の大きさに改めて驚きを禁

じえません。

「私の唯一の親友なのに。・・・」

「寂しいね!寂しいね!」


「父は○○さん、○○さんといつも

病院で話していました。」

「・・・・・・・・・・・・・・」

嗚咽が漏れてきます。

繰り返し来る、津波のように。


私もお尋ねいただいた時、生前の父

と、楽しそうに談笑されているその

姿を見るたび微笑ましさよりも、別

のもっともっと大きな感情を抱いて

眺めていたものでした。


今にして思えばこれが人と人との本

当の絆というものなのかも知れませ

ん。

「また今度お線香を上げに行きます」

と嗚咽が最後までおさまらないまま

静かに受話器を下ろされました。


数十年にわたる友情の終焉です。


今、幕は下ろされたのですが、たと

えほんの少しでもアンコールの幕上

げはできないものなのでしょうか?


長い長い父との友情に厚く厚く感謝

します。










                                  家族葬専門葬儀社 

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                        まごころ家族葬と呼べるのはオフィスシオン名古屋だけ!



                                  

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