今日の記事のカテゴリーは「書評」なんですが、
私が誰かの著作の書評を書いたのではなく、
先日(2/7)リリースした私の著作の書評のご紹介です。
作曲家・サウンドプロデューサー・ピアニストの大野恭史さんがブログ「Kyojiの音楽ひとりごと」で、
『コンテンツを求める私たちの「欲望」』を紹介して下さいました。
しかも、「ブクログ」のリンクまで。
5章にわたる拙著、とにかく書きたいことを詰め込んで、力づくで章を構成しました。
もし紙の書籍だったら編集者に半分はカットされ、リライトを要求されたのでは?
と思いますよ。
社会学、文学、音楽社会学とマーケティングデータを、
「水平思考」を駆使して力づくでまとめましたんで、
出版社でしたら、「もっとテーマを絞れ」とか言うでしょうから。
純粋なマーケティング書籍ではありませんからね。
かと言って社会学でも文芸批評でもない。
カテゴライズしずらい、ということは売りにくいということです。
それに、誰もが読めるというコンテンツでもありません。
「文化マーケティング」なんて概念、マイナーです。
よく出版業界の方の言うように、
タイトルだけでも、注目を惹くようエキセントリックに!
なんてことするつもりはなかったし、だいいちできません。
内容はベーシックで堅いですから。
たしかに、書店での平積みは1週間だけというのはわかります。
でも、タイトルに惹かれて衝動買いしてみたはいいが、
読んだら中身はスカスカ、、、なんてこともたまにありました。
そんな「クソマーケティング」、私、御免です。
だいいち、拙著で私が言いたかったことに反します。
出版点数と返品だけ増え続ける自転車操業。
出版業界不況の大きな要因じゃないでしょうか?
だから、拙著は無料の電子書籍にしたわけです。
そんな思いがあったもんでして、
「バランスの取れたコンテンツ論」という大野さんからのご評価、
私には嬉しすぎです(涙)。
以下、大野さんのブログから一部引用させていただきます(黒字部分)。
正直これほど文化、人間の本質、ポップミュージックのありかた、そしてマーケテイングについてバランスの取れた見解でまとめられた論文を私は見たことがありません。と同時に音楽業界の今後のありかた、あるいはこの苦境から抜け出せる(かもしれない)ヒントのようなものもちりばめられています。
このブログは音楽業界のさまざまな問題について論じ、考察してきましたが音楽業界の現状を憂い、今後の方向性を考える上で非常に貴重な論文だと私は考えます。
大野さんはNHKのEテレ 「シャキーン!」という番組で、
「耳を澄まそう」というコーナーを企画されています。
22日(水曜日)朝7:00のオンエアです。
(もう今日ですね、早く寝ないと・・・)
音楽の「聴き方」を変えようというのが、大野さんの企画意図。
子供向け番組ということも、流石だな!!!と思います。
時間をかけて試みていく大野さんの戦略・戦術は要注目です。
業界構造を外側からではなく、
コンテンツの中身から変革していく、
というご発想、ご自身が創作家だからこそでしょう。
大野さん、ありがとうございます!
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お読み頂き有難うございます。
(↓)クリックの程、宜しくお願い申し上げます。
私が誰かの著作の書評を書いたのではなく、
先日(2/7)リリースした私の著作の書評のご紹介です。
作曲家・サウンドプロデューサー・ピアニストの大野恭史さんがブログ「Kyojiの音楽ひとりごと」で、
『コンテンツを求める私たちの「欲望」』を紹介して下さいました。
しかも、「ブクログ」のリンクまで。
5章にわたる拙著、とにかく書きたいことを詰め込んで、力づくで章を構成しました。
もし紙の書籍だったら編集者に半分はカットされ、リライトを要求されたのでは?
と思いますよ。
社会学、文学、音楽社会学とマーケティングデータを、
「水平思考」を駆使して力づくでまとめましたんで、
出版社でしたら、「もっとテーマを絞れ」とか言うでしょうから。
純粋なマーケティング書籍ではありませんからね。
かと言って社会学でも文芸批評でもない。
カテゴライズしずらい、ということは売りにくいということです。
それに、誰もが読めるというコンテンツでもありません。
「文化マーケティング」なんて概念、マイナーです。
よく出版業界の方の言うように、
タイトルだけでも、注目を惹くようエキセントリックに!
なんてことするつもりはなかったし、だいいちできません。
内容はベーシックで堅いですから。
たしかに、書店での平積みは1週間だけというのはわかります。
でも、タイトルに惹かれて衝動買いしてみたはいいが、
読んだら中身はスカスカ、、、なんてこともたまにありました。
そんな「クソマーケティング」、私、御免です。
だいいち、拙著で私が言いたかったことに反します。
出版点数と返品だけ増え続ける自転車操業。
出版業界不況の大きな要因じゃないでしょうか?
だから、拙著は無料の電子書籍にしたわけです。
そんな思いがあったもんでして、
「バランスの取れたコンテンツ論」という大野さんからのご評価、
私には嬉しすぎです(涙)。
以下、大野さんのブログから一部引用させていただきます(黒字部分)。
正直これほど文化、人間の本質、ポップミュージックのありかた、そしてマーケテイングについてバランスの取れた見解でまとめられた論文を私は見たことがありません。と同時に音楽業界の今後のありかた、あるいはこの苦境から抜け出せる(かもしれない)ヒントのようなものもちりばめられています。
このブログは音楽業界のさまざまな問題について論じ、考察してきましたが音楽業界の現状を憂い、今後の方向性を考える上で非常に貴重な論文だと私は考えます。
大野さんはNHKのEテレ 「シャキーン!」という番組で、
「耳を澄まそう」というコーナーを企画されています。
22日(水曜日)朝7:00のオンエアです。
(もう今日ですね、早く寝ないと・・・)
音楽の「聴き方」を変えようというのが、大野さんの企画意図。
子供向け番組ということも、流石だな!!!と思います。
時間をかけて試みていく大野さんの戦略・戦術は要注目です。
業界構造を外側からではなく、
コンテンツの中身から変革していく、
というご発想、ご自身が創作家だからこそでしょう。
大野さん、ありがとうございます!
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