終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

リタイア症候群に向き合う

2017年09月18日 | 終わった人

リタイアでしだいに症状がでてくる

半年かかって四~五年分の薪をつくりました。暑い中頑張って四つの薪棚は35㎥の薪で満杯になった。お金はないが、四年間は確実に暖かく暮らせる。

リタイアで仕事がらみの人間関係がいったんリセットされることだと思う。寂しいと思う人、清々した解放感に浸る人それぞれだ。どちらにしてもすぐに飽きと喪失感が覆い被さってくるのではないか。

リタイア(早期退職、定年退職、廃業引退など)した途端にやりがい生きがいを感じた仕事はなくなり、仕事上の人間関係も同時になくなる。

やることがなく忙しく感じていた日々が懐かしく感じ、行動スケジュールが空白になる人もいる。

これから毎日が日曜日になり、朝からやることがなくなる。

私の場合は一時の解放感に浸っていたが、毎日続く喪失感に仕事人間だった私は数ヶ月苦しんだ。だが街中での暮らしから緑豊かな田舎暮らしへの転換に救われた。

山の中に終の棲家を建てることで、喪失感による「うつ」は吹き飛んでしまった。敷地の木を伐採した木で薪を作ったりと忙しくなった。そば打ち教室に行ったりして気分転換にも成功した。

もう仕事したくないです。毎日遊びたいんです。

なにを言っているんだ!みんな働いているぞ!はじめは妻の加給年金がありがたかった。

政府は、人生100年時代。「65歳から70歳まで働けるだけ働けと」年金支給開始年齢の引き上げを画策している。少子超高齢社会に入って社会福祉の財源不足を喧伝している。小学生でも解ることを政治家は長年にわたって無為無策だったのに今さら。

わたしの車に積んでいる薪作りアイテム。チェンソー、燃料、チェーン油、研ぎ治具、引っ掛けフック、清掃工具、皮むき、鳶、チェーンブロック一式。休憩用椅子

政府はボロボロになるまで働けるだけ働いてください。本音は「運悪く死ぬのを待っているの」

70歳過ぎたら体力頭も劣れてきますよね。これから人生を謳歌しろって言われてもできますか。

国家的詐欺から「運よく年金をいただいている」私だが、手にした第二の人生を謳歌しよう。

何事もほどほどが大切だが。

そう、「リタイア症候群」からの脱出する妙案はないのか。人を頼りにせず、自分で考え自分で解決していく、実はほとんどできるんです。ネットから情報を得ればもう職人です。ありがたい世の中だ。

自分が住んでいる「終の棲家」が、将来的に『 負動産 』 にならないように、価値ある立派な『 不動産 』にグレードアップさせる趣味に無理やり抛りこんでしまう。

いやあ~やる事がいっぱいあるんです。

なけなしの金を使って、業者に頼むなんてもったいない。所詮、職人も自分に毛が生えた程度と思えばいいのだ。 ちょっとぐらいの失敗! 自分の家ですもの 『ノークレーム』 だよ。