陶芸ブログ「ひとりごと」

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断線でした。 が。

2010-09-25 | Weblog
今日は、台風が予想より早く通過して、午前中から心地よいお天気になりました。
台風一過の空が綺麗です。

今朝、窯が冷めたので中身を取り出して確認してみると、断線部分が見つかりません。

電熱線の劣化もそこまで酷くないですし、接触跡などもありません。
そこで、窯の裏側(底側)を見てみました。

すると、原因はすぐに見つかりました。

私の使っている窯は、納品されてから、自分で本体にメーターを取り付けるタイプなのですが、そこの接続部分が焦げて断線していました。

購入後1年くらいの頃、一度この部分の過熱によるトラブルは経験していたのですが、修理に出した後は落ち着いていたので、すっかり注意を怠っていました。

今回、断線は断線でも、電熱線(カンタル線)部分でなかったのが幸いです。

父が、電気方面に少し詳しいので、直せる?と聞くと「大丈夫」との事。
私も出来る範囲で色々教えてもらいながら手伝い、一緒に修理することに。

接続部分の電線は、付属のネジとワッシャーで止める形でしたが、そういう部分に電気抵抗が出て過熱しやすいとのことでした。

考えた末、ワッシャー等の部分を全部切り取ってしまい、双方の電線カバーをむいて銅線をむき出しにして、直接半田づけで接続してもらうことに。

カバーは、家にあった余りのコードを一つ壊して拝借。

これで、もう本体とメーター部分を分けられなくなりましたが、電気抵抗的な問題は解決しただろうとのこと。

試しに、カラの状態で通電してみると、動きました♪
電気を切って、直接触っても全く暖まってないです。
これなら、大丈夫そう。

途中だった素焼き(あと100度のところだったので、このまま釉かけできるかもと考えましたが、やっぱり焼きなおします)作品を入れて、通電したりとめたりしながら、こまめに状態チェック。

まだ途中ですが、現在のところ、問題ありません。

久しぶりに、仕事モードになった父の株も上昇。
色々教えてもらい、私もちょっぴり知識と経験が増えました。


もし、電熱線だったら、色々大変だったと思います。

とりあえず、ほっと一息です。