

朝鮮・韓国の言葉で「友達」という意味。壱岐焼酎の重家酒造の製品名になっている。なかなかいい名称だと思う。「ちんぐ、というのはどんな意味なのかな」と妻につぶやいたら、韓国語を習っている妻に「そんなこともしらないの?友達という意味だよ、知らないなんて情けない」と怒られた。今の時期、とてもいい名前だ。ますますおいしく感じてしまう。
壱岐の北側にある勝本町の酒屋さんのホームページに、ちんぐ黒麹仕込み、の紹介として次のような文が載っている。
原料=米3/1、麦3/2。 貯蔵=ホーロータンク。
製造方法=壱岐焼酎400年の歴史そのままに木製こしき(木桶)で原料を蒸し上げかめで仕込んだ手造り焼酎です。また、二次仕込みは二日にかけて仕込む、いわゆる三段仕込み方式です。
内容=黒麹仕込みの焼酎を常圧蒸留し熟成させたもの。昔ながらの焼酎本来の香りと味を残し、個性豊な深い味わいに仕上げた焼酎です。
昨日から少しずつ飲み始めた。食事前にお湯割りで1杯。夕食のおかずをツマミにお湯割でもう1杯。食後にストレートで1杯。本日はそのパターンに加えて、寝る前にもう一度ストレートで1杯としようかと思っている。
私は鼻がきかないので、残念ながら大麦の香ばしさというのはわからないが、口に広がる甘味はとてもいい。見学させてもらった麹室の木の温もりが思い出される。
あと二本はそれぞれ開封の時にまた掲載する予定。