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ジャスミン米

2009年11月29日 | 日記

 NIKKEI.NETに表記のような記述があった。 其れについても、問題は有りそうである。
農業に携わって、何十年来初めて聞く言葉である。  新聞社の誘導に乗ってジャスミン米(ライス)を、調べてみた。その前に、元になる記事をここに紹介したい。

   *** 以下NIKKEI.NET ‘09.11.29付 より ***
 コメの国際価格に高騰懸念が出ている。世界最大のコメ輸入国であるフィリピンに加え、天候不順のインドがコメの輸入拡大に動いている。コメの主要産地のタイやインドネシアなどは自国の備蓄を優先し、輸出には消極的だ。コメ相場に投機資金が流れ込み昨年のような価格高騰が起きれば、アジア各国で社会不安が高まる恐れもある。
 コメの国際取引価格の参考指標であるタイの長粒種米1級(純度100%、精米)の平均輸出価格は、直近の25日時点で1トン620ドル。10月以降同500ドル台で推移していたが、上昇基調に転じた。国際的に人気の高いジャスミン米価格は同1100ドルまで上昇し、年初来高値を更新した。
   ***  以上 転載  ***


 タイ原産となる、ジャスミンライスはWTOの農業交渉の場でも、金融の為農業を営む国々(米国、カナダ、オーストラリア、アルゼンチン等)と、激しく対立しているとそのリポートは報告している。
思えば、タイ、インドなどは日本型農業で其れを生存の為に行なっているのであろう。  対する上記の大農業と言われる国々は3000ヘクタール耕作は普通で、その行為は地主あるいは株主の為、昨日までの食料用コーンが、ある日突然燃料用コーンに換わったりする。  そして、彼らの大元の金融資本により、生きる為の食料さえも投機の対象となり、餓死者が今よりまだまだ多くなる可能性さえ出てくる。

*** タイ国のジャスミン米についてのリポート ***
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/globalisation/agritrade/news/03032002.htm


ハイエク型金融自由主義(市場原理主義)は、世界を混沌へと導き出すのではないか???
我々は、東アジア共同を盾に取りタイ国を支持しなければならないのではないか。
米国に組して、真実を見失えばアジアは到底纏めきれない。


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