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オラほの地方首長が・・・・吼えた

2015年02月18日 | 日記

  この度の国会審議で、国民の選挙権を≪18歳≫に引き下げられることが、審議され可決されそうであると、ニュースで報じられていた。


  ***  以下引用 NIKKEI.COM 2/18付 ***

  選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる公職選挙法改正案が今国会で成立する見通しとなった。 
共産、社民両党を除く与野党各党が共同で来週にも衆院に法案を提出する。 改正法は公布から1年後に施行され、来年夏の参院選など最初に実施される国政選挙から適用される見通しだ。 その後、知事選などの地方選挙に順次導入される。

  選挙権年齢の引き下げが実現すれば、1945年に「25歳以上」を現行の「20歳以上」に変えて以来、約70年ぶりの変更となる。

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  安倍晋三首相は17日の参院本会議で「若者の声が政治に反映されることは大変意義がある」と述べ、今国会での成立に期待感を示した。 早期の衆院解散がなければ、来年夏の参院選から18~19歳の新たな有権者約240万人が投票に加わる。

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  ***  以上引用  終  ***


  この法案には国会議員個人個人でなくとも、個人的には夫々違った、いろいろな思い入れが有る事でしょう。
このようにして、法律は時代と共に変遷していくのが当然のことなのではないでしょうか。
建築基準のように、時代に合わない明治の民法が、未だに法律として珍重されている様に、信じられないことも多く有るが、再検討されることも無く未だそれは≪いの一番≫として、用いられ続いている。

  筆者は、古い法律は『俎上』に乗せて改廃を活性化させ、法曹者だけの知識の切り売りを無くし、貧困世界に生きる大多数の生活者に沿った、解りやすい法体系にしなければいけないと、長い間、思ってきた。
法曹関係の当事者たちも、そう思っているのではないかと思うが、何しろ、古い法律を廃止しなければ自分たちの権威が、守られるとでも思っているように、その気配は一向に無い。




  話をあっちこっちに振ると、焦点がボケるのでこの辺で止めるが、この話はいずれ取り上げてみたい気がする。  
18歳以上の選挙権と云う事は、普通の良識をわきまえている人々が政権中枢に居れば、そんなに心配する必要は無いのであろうが、特に右寄りで『おじいちゃん』のA級戦犯の名誉回復を果たそうと云うブログで指摘の有る『現首相』では、どうしても、いらぬ心配が先に立ってしまう。

  その先には、日米の≪集団自衛権≫が有り、その先には≪徴兵制≫が有り、18歳以上を戦場に駆り出そうと云う、深い未来が折り込まれているような気がする。
ブッシュ息子が、ベトナム戦争を忌避したというネット上の書き込みは、幾らでもあるがやはり日本の指導者層達の子弟は、大学在学中とか、なんかの理由を付けて、特権階級だけ危険な所には行かない様な、政治的手法を考えて居るのではないのか・・・・。


  今日のテーマは、首相に異論反論オブジェクションと云う訳でもないのだが、河北新報に次の様な記事が載っていたので、メモしておきます。 村山地方の、一首長の首相への『叱咤激励』なので、官邸まで届くのかどうか知らんが、この市長自身は彼(か)の『タケナ力先生』と、同窓なのであるいは新自由主義者の単なるパフォーマンスかもしれないが、いずれにしても国民の経済格差が拡大したのは、彼(タケナ力)の政策が実行された為であり、彼には免れ得ない責任が有ると、筆者は思っている。

  ***  以下全文引用 河北新報 2/18付  ***

 土田正剛東根市長は17日の記者会見で「地方創生には大いに物申したい」と切り出した。

安倍晋三政権の看板政策に対して「自治体の発想一つで活性化するというが、地方で考えられる事は全部やってきた。 いかにも責任転嫁だ」と批判した。

 土田市長は企業の本社機能移転策に触れ「(政府の)ちゃちな優遇税制で地方に来るわけがない。 異次元と言うなら、法人税を5年間免除すればいい」とまくし立てた。

 怒りの矛先は、国の補正予算に盛り込まれた経済対策にも。「プレミアム商品券の発行なんて…。国の発想力は、この程度かねえ」と嘆いた。

  ***  以上引用  終  ***


  地方の行政を預かる『首長』として、普通の感覚を持って居たら、個人の経済格差同様、地域間でも経済格差が広がり、田舎には初めに若い人の比率が、少なくなりアッと言う間に崩壊する様が、目の前に浮かんで来るのだろう。
後は、言葉はいらない。  若い人がいなくなれば、地方、或いは田舎は、加速度的に崩壊し続ける事となる。
近年の政治家で、この事を憂い均質な国土の発展を目指した政治家で、実績が有るのは≪田中角栄≫唯一人だったのではないか・・・。  世襲が増え、組織が硬直化して、その末端の壊死はやがて心臓に達することとなる。
たとえ、外国から細胞移植をしても、それはあくまで緊急的一時的な事、決してそれが本体となる事は無いのではないか・・・。


    

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