住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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自民党の勝利と 『餓死』問題

2017年10月29日 | 日記

  『トリクルダウン理論』を、日本に持ち込み、広めたのは、へーゾー先生という認識が、筆者だけなのか、それとも低所得層に落とし込まれた、中間層、貧困者たちの共通認識なのか、筆者は知らない。 日本の現状を見るにつけ、それは、少なくてもこの日本には、当てはまらないというのが現実である。


  それにしても、今回の衆議院選挙結果を見れば、国民の 70%が貧困層と言われる割に、今まで進めてきたアべシソゾー政策に、継続を与えた国民の審判なのだろうと思う。 投票割合から言えば、彼の政策に賛意を与えているのは、国民の25%程度であることは、前に述べた通りでは有るが・・・。

  巷には、選挙そのものがいろんな手法で ≪インチキ≫に行われているという話は、≪ムサシ≫と云う、得票集計システムのプログラムだけに限らず、溢れ返るほど有る。

  しかし、選挙結果をそういう訳の判らない方向に結び付けることは、これからの対策の方向さえ定められない事となるので、そのような確証の無い事柄に、対策を立てることはこの先の事として、ここでは触れないでおきたい。


  70パーセント余りの国民の貧困層は、この国の行く末を考えることも出来ないほど、金銭的にも時間的にも貧困なのか、そうとも思えないが相変わらず、国政選挙であっても棄権率が多く、逆に言ったら投票率が、あまりにも低く、心寒い気がする。



  現実の社会を、正確に国民に伝えることがマスコミの使命だろうに、最近では、都合の悪い事象には触れずに、日本の古き良き時代の≪残渣≫を、取り上げて、『ニホンサイコー』みたいな、取り上げ方ばかりが眼に着く。  その最先鋒を担っているのが、国民の税金で賄われている『N・H・K』であろうか・・・、その代表的な番組として『Cool Japan』と、指摘して置きたい。

  普段あまり目に触れることもないが、国内の ≪餓死者≫が、増え続けていると指摘している、ブログがあった。  以下引用先:http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11541237843.html

   ***  以下引用 開始      ***
 
 「もっとおいしい食事をさせてあげたかった」というメモを残し餓死した
 大阪市の28歳と3歳のDV被害者の母子。

 「おにぎり食べたい」と日記に書き残し餓死した北九州市の52歳の男性。

 「助けて」と声をあげることもできず餓死した北九州市の39歳の男性。
 http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10439961956.html

 3度にわたって生活保護の相談に訪れたのに「水際作戦」で追い返され
 孤独死した札幌市白石区の42歳と40歳の姉妹。
 http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11360225593.html


 2011年の統計(厚生労働省人口動態調査)で、この日本社会において、
1,746人が餓死しています。 これは、1日に4.78人、5時間ごとに1人
が餓死していることになり下のグラフにあるように、この14年間で餓死者
数は1.7倍も増加しています。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ***  以上引用 終  ***


  このような、生存生活格差拡大は、アメリカ追従(隷米)主義者が、政治を行っているからに他ならない。  後世、アホが先頭に立てば、社会がこのように暮らしにくく、乱れた社会になることの、見本として見直される事であろう。




  少し具体的に言えば、労働者は非正規が増え、 ≪モノづくり≫ への向上心や探求心さえも無きものとなり、もっと言えば≪物作り≫の喜びや、社会の連帯感や帰属感さえも否定されている。
一人一人の人格を認めるべき人間を、迷える羊、あるいは浮き草と捉え、権力者たちの、思うが儘に消費しようという、悪魔に魅入られた人々の考え方が、主流となっているからに他ならない。 
 
  生活のために必要なところに、金銭を廻し、金融工学と称するゲームや皮下脂肪になるだけの所からは、金銭を税金として徴収すべきであろう。
アメリカ追従を続ける限り、国際化するマネーゲームにメスを入れることは、現政権では思いも付かないことは、ヘーゾー先生を政権中枢に招き入れていることで、ムリであろう。


  前にも取り上げたが、消費税増収入分が、それと、同じような金額『法人税減税』という事になり、企業には内部留保資金、富裕層の個人には株や債券が増え続けることとなる。
これらは、何も偶然から起こったことではなく、政権の、あるいは国際金融資本家たちの、思い通りに、連携して動いているのである。

  お金持ちは、益々、お金持ちになり、貧困者は、益々貧困になる。
いったい、この国にセーフティーネットであるべき、 ≪ 政治 ≫ が、まともに行われているというのだろうか・・・・・?  民主主義という言葉をかみしめ、行動を起こさなければ・・・だめだ 。


  国会を開けないのも、衆議院の選挙を行ったのも、野党の質問時間を減らそうとしているのも、全て己の個人的問題、言い換えれば ≪モリ、カケ≫ 問題の、背任をゴマ化そうとする一点に尽きるのではないか・・・・。 ベクトルは全て、そちらに向いている。