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≪白紙領収書≫問題ナシ?・・稲田防衛、菅長官!!

2016年11月16日 | 日記
  国家の最高議決機関である所の大臣に、有るまじき発言と断定しても良い、いかにも、現在の政治屋達の資質が落ちているのかの証明であろう。   あの人も、この人も、国民の選挙に拠って選ばれた人達だから、尚の事、情けないことこの上ない。

  ≪赤信号、みんなで渡れば 怖くない≫ これを、タケシが言ったら、アハハで済むことであるが、 子供たちの最もお手本となるべき、国会ギインの先生方から発せられた、言葉だからタダでは済まないのではないか・・・?


  ***  以下引用 ハフィントンポスト 10/6付 ***

  ・・・・・小池氏は稲田氏と菅氏の収支報告書に添付されたパーティー支出の領収書を調査。 その結果、同一人物が記入したとみられる領収書が、菅氏は約270枚(1875万円分)、稲田氏は約260枚(520万円分)存在すると指摘した。

  稲田氏は「稲田側で日付宛名および金額を記述したものが存在しており、御指摘になったとおり」 と小池氏の指摘を認めたが、「数百人規模が参加するパーティーで、祝儀袋を開封して確認した上で宛先や金額を記載すると、受付が混乱するとパーティーの運営に支障が生じる」と釈明に追われた。 その上で稲田氏は、「互いに面識のある主催者と参加者の間では主催者側の了解のもと、参加者側が記載することがしばしば行われている」と弁明 ・・・・・  。
  ***  以上引用    終  ***


  この人、「何ら問題は無い みんなやっている」と言ったとある。 税理士と弁護士の資格を持っている、とのことだが、民間企業の帳簿を税務署に出した事の有る人であれば、誰もが、こんな言い訳で通るはずが無い事を経験している。 『・・パーティの運営で支障が生じる』って、町方としては、『支障が生じない方法を考えろ』って言いたい。 これじゃ、税理士資格の権威さえも危ぶまれるだろう、見え透いた言い訳。 違法献金とか嘱託献金とかは、面識のある人同士が、阿吽の呼吸でやるものだろうに・・・。このばかが(幼いと言った方が宜しいか?)・・・・。

 菅官房長官、自分も≪白紙領収書≫ が同様数指摘されたからでもないだろうが、同ポストネット版に拠れば、「政治資金規正法上、政治団体が徴収する領収書に際して発行者側の作成法についての規定はない」と、開き直ったようだ。
その言葉に呼応するように、あの目立ちたがり屋の高市総務相も、「領収書作成方法は法律で規定されておらず、パーティー主催者から了解を得ていれば法律上の問題は生じない」と、ノタマッタそうな・・・。

  ***  以下引用 毎日新聞 11/14付  ***
  それぞれ白紙領収書の受け取りを認めた上で、「法律上の問題はない」などと答弁する(右から)菅義偉官房長官、稲田朋美防衛相、高市早苗総務相。民進党の野田佳彦幹事長(左端)も白紙領収書を受け取ったことを明らかにした=
                   いずれも国会内で、藤井太郎撮影


  ***  以上引用  終   *** 


  話は、変わりますがここ山形県の県議会に於いて、一人の議員が辞職した。
筆者は、白紙領収書と思っていたが、この件は政務活動費をお茶菓子代として、45万円使ったとのことだったようであった。 根本的には、変わらないノダが、乞食根性そのものだろうが・・? 
  地方自治体の白紙領収書で、最近、最も有名になったのは ≪富山市議会≫。
12人(定数40人)が辞職し、その為の再選挙の投票率が、27%弱。
その結果、自民党10人が当選、再び市議会で過半数を握る事になったとのこと。


  ≪犬HK≫ の報道に拠れば、その富山市議会の、手口が記録されている。 
以下引用、URL:http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/254079.html  より

  *** …不正の手口は、領収書の偽造で、白紙の領収書に架空の金額を記入したり、領収書の金額に数字を書き足したりしていました。

 最初に不正が明らかになった元議員の場合、不正受給の額は5年間で700万円以上。 使い道については、「ほとんどを飲み代に使った。 誘われたら嫌とは言えない性分だった」と話しています。 

 この元議員は、6月まで自民党会派の会長を務めていて、本来、会派内で不正防止を指導する立場でしたが、逆に、後輩議員に不正を指示していました。 また、前の議長は、問題が大きく報道されている最中、領収書を出した店に、不正を明かさないよう口止めをしていました。 会派ぐるみや店ぐるみで不正が行われていた実態をみますと、こうした不正が長年の慣行だったとみられても、仕方がありません。 同様の問題は、富山県、山形県、奈良県、岐阜市などの議会でも、次々と明らかになりました。  ・・・・・

   ***   以上引用  終    ***


  地方自治体の議会の場合、議員達に良心に呵責が有り、人間らしさが有るという事に、まだ、救いようが有るような気がします。 毎日、選挙民と顔を合わせる訳ですから、『カエルの顔(ツラ)にションベン』と云う訳にも行かなかったのかな・・?

 あの、自殺率の高い秋田から出たと云う官房長官ですから、 筆者は、彼に対し悪い心持は無かったのですが・・・ヤハリと云うか、  奢り、国会議員と云う『特権意識』の芽が成長してしまったのでしょう。  彼の行く末は、他の世襲政治屋と同じ ≪地獄≫ と云う事で、決まりでしょう。


                  ー’16.11.14 スーパームーン -

 見る人の 心こごろに まかせおきて 高嶺に澄める 秋の夜の月 (新渡戸稲造翁)


  いかにも、若い時は青雲の志を持っていたのでしょう。
長い間、国民の税金に有り付いた生活を送って居れば、国民の、大多数の国民の生活が見えなくなるのでしょう。  情けない事ですが、これが日本を引っ張っている、グループの最先端なのです。  先人の教えや、神の啓示とされるものを考えた時に、明らかに理に反すると云う事でも、周りがみんなやっていると、それが、その行動が間違っていると思わなくなるのです。 よくよく、考えて見てほしいものです。  このままでは、終末論が現実になるばかりの様な気がします。 この日本が、先陣を切って・・・・。