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憲法解釈変更で、戦争の出来る国・・・?

2014年05月19日 | 日記
  
  口を酸っぱくして、国の政治の重要な役割である『弱者救済』を言い続けてきたのに、一向にその方向へ、走り出さない国政の現状・・・。

  非正規雇用や、日々雇用、派遣社員は、今や労働人口の30パーセントを超え、普通の生活を続け『安心安全』を、人生に於いて全う出来ると思っているのでしょうか・・・?
目下の政治課題は、『貧困格差の解消』国民にとっては、これが優先課題なのだろうと思うのですが・・。

  これまで、アメリカの『ポチ状態』であった、あの『コイヅミンーリ』でさえ、自衛隊の行く所は紛争地域でないと強弁して来た。  
それほど『憲法』は、大切に守られてきたのに、今の政治状況『一強五弱』か『・・八弱』か知らないが、政権交代するべき政党が雲散霧消した状況を良い事に、好き勝手に『側近政治』を続ける、政治家に向いていない(国民をどこへ連れて行くの・・)アべソーリ・・。

  その憲法解釈変更に、『おかしい』をソーリにも解りやすく、突きつけた文章が有りましたので、転載します。
   *** 以下引用  下記URLより  ***
http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1697

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 救出目標のNGO活動家だけで、1800万人も居る筈も無いから、多分、観光客まで含んだ数字でしょう。  物見遊山の観光客まで米軍が救出するかな? シンゾー(ソーリ)が想定するケースは、斯くの如くマンガ的で、それに物々しい憲法解釈変更をあてがわねばならぬことなのか・・・

 そこで何故、日本人観光客やNGO活動家などが狙われるのか、そこを考えるべきであって、シンゾーの思考過程ではそこが完全に没落してしまっている。  そりゃ、アメリカ様々でシンゾーが如く、相手側がアメリカの巧妙で理不尽な攻撃だとするアメリカを、何でも支持するとなれば、日本も狙われて当然の国になります。  その原因は棚に上げておいて狙われるプロセスだけを取り上げて、米軍が助けてくれているのに、日本がその米国に対し助太刀も出来ないでは恥ずかしいこと、この上無しとの論理が前面に出されて来る。  本質は隠されてしまう。

 04年、小泉内閣の時にイラクで、高遠さん?他2名、計3名のボランテイア活動家がフアルージャの街で、武装ゲリラに拘束される事件がありました。  ゲリラの拘束理由は、日本が米国の手先となってイラクに自衛隊を派遣していることはけしからん、撤退するなら人質は釈放するというものでした。

 我が国国論は二分されるほどの議論が起りましたねえ、政府以下はどちらかと言えば、あんな危ない所へ行ったのは、彼らの自己責任である、基本的には、よって政府が救出に当たるかどうかは論外であるとの姿勢でしたが、小泉内閣としては自衛隊をイラクに出していた手前もあって、ゲリラに対しては自衛隊は撤退させない、理不尽な日本人拘束はすぐに開放しろと、強行態度に出ておりました。

 そこで問題は既に、関係の無い理不尽な日本人拘束に対するゲリラのやり方に矛先が向かい始め、そもそも何でまたあんな戦争に加担するのかという、そもそも論は忘れられて行き、起った現象に対して、ああだこうだと、議論が二分されてしまう。  戦争とはそんなものです。  
イラク開戦に対するブッシュ政権の大義名分は、イラクフセインが大量破壊兵器を持って中東を支配しようとしている、というものでした。結果は何も無かった。むしろその前の湾岸戦争におけるフセインのクエート侵攻理由があからさまになる事を怖れた  アメリカが(あれはアメリカの原油戦略について言う事を聞かなくなったフセインを抹殺するための米謀略でした)、それを覆い被せて分からぬようにするために、イラク攻撃を開始したというのが、今や誰でも知る事実でしょう。

 そんなアメリカの戦争に乗っかって、そして仮に高遠さん他が米軍に救出されたとして、その米軍が攻撃されたとして自衛隊が応戦して行くとすれば、これはもう泥沼です。  本質が何であったかなどは、もう関係ない所で血が流されて行くだけです。  すごい流血になる・・・それが戦争と言うものです。

 朝日デジタルによれば目下、自衛隊がPKOで派遣している国は、アフリカスーダンだけのようです。  そこに居る日本人は、外務省他の10数名だけ。 そこで米公館が襲われたら自衛隊も応戦することになる。 逆の場合も生じる。 でも観光客は居ないでしょう。

 いずれにせよ、色んなケースが生じ、集団的自衛権を拡大解釈すれば、途方もない領域までカバーせねばならなくなる。  その場合の「必要最小限」なる武器使用とは、どういうものなのか、そこが全く見えて来ない。  来ないのに憲法解釈変更でやれと言う。諮問委員会とて、そこを明言せず、ただ集団でケンカに応じようと言ううてるだけ・・・

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  ***  以上引用  終   ***


  歴史上において、自分に自信のない政治家は、側近政治を行って国を滅亡に向かわせた例は、数限りなくあります。
このままで、日本はどこへ向かって進むのでしょう・・・。  戦争なんて、従軍慰安婦も何もない、ただ殺しあうだけの、謂わば『基地外沙汰』で、何でも有りと云う事を、兵隊になるであろう一般の人は、忘れてはなりません。

 そういう事が起こらないようにするのも、政治の役割なのでしょうが・・・