人好きな私は、結局人がすきなんだ。
とわかった日。
新聞に面白い記事が載っていた。
種田山頭火はそのときの一瞬(なう)な気持ちを自由に俳句にしたんだ。
今で言うツイッターの「なう」
(出典「草木塔」「俳句検索」)
山頭火の奥さんは熊本の下通りの本屋さんをしていて、後に山頭火は植木町の味取観音の堂守となったが、そこも捨て一笠一杖の行乞僧として諸国行脚した。
親友Yちゃんと御船の温泉「華ほたる」に行った。
二人で露天風呂に入っていると赤い色でもないオレンジ色でもないそれこそ茜色なのかなと思える夕日を見た。
「なんとも言えない綺麗な色だよね。」
二人で沈む夕日を見つめた。
帰りに『葺屋』さんで季節先取りの美味しいお料理(蕗の薹・タラの芽・たけのこ・くわい・そらまめ・あなごなどのてんぷら)など頂き
最後に抹茶のシャーベットを頂いた。
ここの味付けは天下一品。
調味料からすべて手作り。
心にも体にも優しいおもてなしに感激。
昨日でも明日でもない時間だった。
白と黒の世界。線の世界。
単純のように思えてとても複雑。
黒と一口に言っても黒の世界は奥深い。
同じように、線の世界も・・・。
「黒って何だ?」「線ってなんだ?」って悩み始めたらとんでもなくなる。
小国坂本善三美術館のに行った時、「黒」って何だろう「線」って何だろうとおもった。
今月94歳になられた久子さん。
昨年、奈良の薬師寺に888巻の般若心経を何年もかけてこつこつ書いて納められたとお話しして下さった。
尊敬する人生の大先輩だ。
次の目標は薬師経を納めると言うことだった。
素晴らしい。