毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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麻雀教育

2009-02-08 | 子供のこと
子供はコンピュータゲームが大好きですね。
わが家では今までゲームを禁止していましたが、とうとうお年玉をためて買ってきてしまいました。
友達もみなゲームを持っていますから仕方の無いことかもしれません。

今までは家庭での遊びはもっぱらテーブルゲームでした。
将棋、オセロ、人生ゲーム、その他いろいろ。
中でも麻雀は今でも続いている家族の楽しみです。

昔は社会人のたしなみとして麻雀をする人も多かったのですが、現在は麻雀人口は少なくなっているそうです。
麻雀と聞いて悪いイメージを思い浮かべる人も多いですが、今では賭け事としてでは無くテーブルゲームのひとつと捉えられる場合が多いです。

ルールが少し複雑なので覚えるのがたいへんですが、ゲーム自体は点数計算、確率計算、人との駆け引きや会話などゲームの醍醐味がぎっしりと詰まった楽しいものです。
指を使って牌を積んだり並べたりするので脳の活性化にも効果があるといわれます。

「健康麻雀」という「飲まない、吸わない、賭けない」をモットーにしたものもできてボケ防止に役立っているそうです。
私の叔母も七十を過ぎてから麻雀にハマり
「こんなに楽しいのならもっと早くやればよかった」
と、週に二回の市民センター通いを楽しみにしているようです。

わが家では週末におやつを賭けて家族全員でやっています。
何かちょっとでも賭けた方が真剣度が上がり楽しくなります。
全員で盛り上がれるのもいいところですし、親子が対等な会話を楽しめます。
負けたときの悔しさや勝ったときの嬉しさを体験できるので子供の教育としていいようです。

子供のしつけは叱ることばかりではなく、楽しく笑いながら身につけられるものもあるのだと感じます。

冬の朝焼け

2009-02-07 | 青森
北国の冬は夜が長いです。
一番日の短い十二月頃は朝七時ごろの日の出まで真っ暗です。
青森は朝が早い。
仕事は八時始業のところが多くほとんどの家庭では朝は六時ごろ起きるようで、冬の朝はどこの家庭でも明かりをつけています。

わが家も大体六時ごろの起床なので明かりが必要です。
朝起きてもあたりが暗いとなんとなく調子が上がりません。
人間は明るくなってから起きるのが自然のようです。

夕方も早く四時を過ぎるともう真っ暗です。

以前津軽にお住まいの方から聞いたことですが、
「朝は真っ暗な中で雪かきをして車を出し、夕方帰ってくるとまた真っ暗な中で雪かきをして車を入れる」

わが家はそれほど雪の多くないところですが、大雪の降った日は車を出すために雪かきをしなければなりません。
北国の冬はいろいろ大変です。

そんな中で私が楽しんでいるのは朝焼けを見ることです。
毎朝空の白む頃に外に出て東の空を見ると、毎日違う朝焼けに会えます。

二月に入り日の出も少しづつ早くなってきました。
朝日を眺められるのももう少し。
替わりに待ち遠しい春がやってきます。




お金に振り回される

2009-02-06 | 家庭・経済
cws private

以前お世話になったことがある方のブログです。
いつも楽しく読ませていただいていますが勉強もさせられます。

市民活動とお金のことは多くの問題を持っています。
助成や寄付などの収入に関するものもありますし、管理運用についてのものもあります。
リンクページでは収入の意味についてが語られていますが、管理については使途不明金や横領などの話をよく耳にします。
特に町内会で多いようです。
任意団体ではお金の管理を一人の経理担当に任せきりにしてしまう場合が多いのではないでしょうか。
そして他の人はあまり注意を向けることが無い。

「人前でお金の話をするのは良くない事」、これは個人のお金のことであって、みんなのお金に関してはもっと注意を払いしっかりと発言しなければいけないのでしょうね。

参加している団体はもちろんのこと、市町村や県や国と広く注意を向けていくことで不適当な支出を抑えられるのでしょう。
多くの人が少しずつ、そんな目をもてたらいいですね。

魅惑の津軽三味線

2009-02-05 | 青森文化芸術
昨日は津軽三味線の稽古日でした。
道路が凍結中なので遠方からの生徒さんは冬場休みがちです。

昨日の参加者の中に久しぶりにお会いする方がいました。
弟弟子に当たる方なんですが、この方の三味線がとてもいい音なんです。

三味線は入門用のもの以外すべて手作りです。
木と皮からできている楽器なので、皮の状態によって曇った音になったり乾いた音になったりします。
その日の気温や湿度でも音に違いが出てきます。
棹と太鼓のバランスや糸の種類などでも音は変わります。

どの三味線にも人の顔のようにそれぞれの音があります。
細かい変化はたくさんありますが三味線一棹一棹ごとには個性ともいえる音の違いがあるのです。

弟弟子の三味線の音なんですが、乾いた音でありながら響きがよく糸が唸るようなそんな音です。
昨日ついに
「いい音の三味線ですね、触らせてもらえませんか」
とお願いして少しだけ弾かせてもらいました。

自分で弾いてみると、その唸りは指を伝い耳を伝い体中に響いてきました。
いつも聞く自分の三味線での曲とは全く違う曲になりました。
音に浸れるまさに至福のひと時でした。

音のいい三味線は非常に高価ですが、買う人の気持ちも分かります。

私は宝くじが当たったらぜひ買いたい。
それまでは腕のほうに磨きをかけておきます。

積丹岳遭難事故に思う

2009-02-04 | ニュース
二日前のニュースになりますが北海道であった遭難事故。

読売
FNN
NHK

残念なことに救助することは出来なかったわけですが、各社の報道内容は少しずつ違っています。
読売は地元警察のコメントを記事にしていますが、これは書くべきではないと思います。

天候の悪い中救助隊も命がけの救助活動をしていたのでしょう。
記事にある当時の状況だけでも二重遭難になってもおかしくないことが判ります。
そんな中最大限の努力をしてくれた救助隊員に対するねぎらいの言葉が必要だったのではないでしょうか。
救いかけた命を目の前の一瞬のアクシデントで失ってしまう。
救助隊の人達の悔しさをひしひしと感じます。

救助隊の皆様
どうか自分を深く責めたりなどしないでください。
きっと多くの人が解っています。
そして、お疲れ様でした。

南部俵つみ歌全国大会

2009-02-04 | 青森文化芸術
また去年の秋の話ですが。

青森県南部町での 「南部俵積み歌全国大会」 を見に行ってきました。
最近増えている「全国大会」
なかには「世界大会」などもありますね。
きわめてローカルでありながら全国や世界を冠してしまうところがお茶目です。

南部俵つみ歌全国大会は地元体育館で開催される和やかなイベントでした。
この地方に伝わる民謡の祝い歌である「南部俵積み歌」を、百人を越える出場者が次々歌っていくというもの。
同じ歌を何度も聴くわけですから飽きてしまうのではないかと思っていたのですが、民謡というのは一人一人が節回しやこぶしのかけ方などに工夫を凝らしてくるので、アレンジの変化を聴き比べる楽しみもありました。

プロの民謡歌手も出場していてなかなかの面白さ。
こんなときはつい素人のほうを応援しちゃうんですよね。
全国大会の名前のとおりかなり遠くからの参加者も多くいました。

客席は体育館にゴザが敷かれていて観客は好きな場所に座り弁当を広げたり飲み物を飲んだり。
暗くしてある館内からはミカンや煮つけの香りが漂ってきて、気分は昭和にトリップしたよう。
地元ボランティアさんもがんばっていました。

本当に素朴でほのぼのとしたいいイベントでした。
次に行くときはカメラと弁当持参で、会場の雰囲気にどっぷりと浸ってくるつもりです。

七戸城址

2009-02-03 | 名所 旧跡
今建設中の八戸青森間東北新幹線。
間にひとつ出来る駅が七戸です。
駅名をどうするか地元とJRの間で協議中。
「七戸」と「十和田七戸」の二つの意見が出ていますが、私はシンプルな「七戸」に決まってほしいと思っています。

この七戸には七戸城跡があります。
町の中の小高い丘の上に石垣を残し、館跡は公園になっています。
こじんまりした城跡ですが、私にとっては歴史に思いを馳せる丁度よい大きさです。
ずいぶん前に公園として整備されたらしく、桜の木には古木の風格があります。
堀の斜面にも石垣の間にもよく見ると、山野草が生えています。

昨年春の終わりに訪れたとき、見覚えのあるスプリング・エフェメラルの葉を見つけました。
今年の春には早春の花見ができそうです。
山野草の咲く城跡は想像しただけで楽しくなります。

周回遅れのトップランナーという言葉がありますが、整備開発されなかったからこそ古くていいものが残るのです。
新幹線開通までに整備を、という声も上がっているようですが歴史あるものは大切に守ってほしいです。

都会ではけして見ることの出来ない、街の中にある山野草咲く城跡。
この街の宝物だと思うのです。


黒石焼きそば 藻川屋

2009-02-02 | 美味しいお店
昨年の秋、紅葉見物を兼ねて津軽方面へドライブに行きました。
岩木山神社参拝の後、遅めの昼食をとるため黒石方面へ。

せっかく黒石にきたのですからあの黒石焼きそばを食べない手はありません。こみせ通りを見た後あの有名店を探しに。
道がわからなかったので車を止めて地図を見ながら現在地の特定をするために周りを見ると、なんと探していた店が目の前に。
岩木山神社でお参りしてきたからでしょうか。

早速おじゃまして焼きそばを注文。すると

「麺が切れちゃって、作るの時間かかるけどいいかい ?」

とてもフレンドリーな応対でした。
もちろんお待ちします、とお願いし座っていると先客と店主の会話が。
どうやら先客は仙台方面から来た模様。
旅先で出会えた黒石やきそばと店主の心温まる応対に満足している様子。

先客が店を出ると入れ替わりに別の家族連れが入店。
店主は先ほどと同じように時間がかかることを説明していました。
この方たちも話を聞いていると盛岡方面からお越しらしい。

店内のウォッチングをしているうちに焼きそばが出来上がり食べだしたところへ、今度は二家族らしい八名様がご来店。
店主は、もう人数分はないから近くの別の店へ行くよう勧めてましたが

「私たち秋田から来たんで、あるだけでいいですから焼きそばお願いします。」

行楽シーズンの日曜でしたが、びっくりするほどの人気ぶり。
でも、昭和の香りあふれる店内と温かな店主のもてなしは旅の途中で立ち寄るには最高の場所です。
ぜひここで食べたいと思う人の気持ちが分かります。
また来てみたいと思わせる名店でした。

そして初めて食べた黒石焼きそばのお味は、コシのある太い麺に下町味のソースが合っていてなかなかのものでした。
焼きそばの麺にコシというのは初めてですが、食感がいいですね。
この麺だからこそ 「つゆやきそば」 が生まれたのだなあと納得。

写真はやっぱり撮れなかったので

BLUE SAPPHIRE

こちらをご覧になってください。
青森うまいもん好きの人のためのバイブル。
お店の雰囲気が伝わってきます。

黒石のシャッター街に行政も苦労しているのでしょうが、町の人の温かさは何か明るいものを感じさせてくれます。
応援してます、藻川屋さん。


実家の夢

2009-02-01 | 思うこと
朝目の覚める直前、自分が寝ているのが今の自宅ではなく自分の育った家で、その頃の毎朝の音である牛乳配達だとか新聞配達の音を聞く夢を見ることがあります。
なぜかそのとき自分はまだ子供だったり、実家から仕事に通っていた社会人だったりします。
なぜ実家の夢を見るのか判りませんがよく見ます。
昔の記憶をなぞっているだけなのかも知れません。

「子供は家につく」
といわれます。

私も子供の頃、自分でも気がつかない間に家についていたのかもしれません。
大人になった今でもよく夢に見るほど子供時代の経験は大きいものなのですね。

今育てている子供たちも子供時代の記憶を作りつつあるのでしょう。
この子達はどんな記憶として今を感じているのか、私にはわかりません。
でも、大人になったとき幸せな記憶を持っていてほしい。
毎日の生活の中で幸せな記憶を育てて行ってほしい。

そのために自分に出来ることは何だろう。