味覚というのは、栄養として体に取り込む物質の門番としての役割を果たしています。
腐敗したものは酸味や苦味で嫌悪しますし、体にとって必要な糖分やアミノ酸は美味しいと感じます。
現在では味覚の科学も進んできて、旨味成分や香料など体の希求する物質に似たものを作り出して食品に添加しているので、味だけで判断するには難しくなっていますが、母が子供の頃、豆の煮汁が美味しかったという話を聞いたことがあります。
何も味付けしていない煮汁を美味しいと感じるのは、豆のアミノ酸などの成分が水に溶け出ていたからなのか、そしてそれを美味しいと感知できる能力と栄養の欠乏があったからなのか。豆を煮る時に煮汁の味を見てみても、私にはその「美味しい」の意味は分からないままです。
野辺地納豆を初めて食べた時、とてもシンプルに「おいしい」と感じました。
何がどのようにという説明はできなくて、豆の香りだとか軟らかさだとか、そういった理由が思いつかないけれども「おいしい」と感じる不思議さは初めてでした。まるで体に必要な物が直接働きかけているといった感覚です。
この納豆を作っている所をいつか見てみたい。長い間思っていたことを実現させるべく野辺地町へ行ってきました。
野辺地町立体育館の近くにある小向納豆店は、住宅に併設された小さな作業場のような店舗です。
ちょうど大きな釜に浸された大豆があって、お店の方の説明では「今日は水に浸けて、明日は茹でて、それから発酵させるので3日かかる」
納豆の製造工場を見学したことはないので、何がこの味を作り出しているのかは分かりません。
ただ「昔と同じ味」は昔と同じ製造法から生まれるのかもしれませんし、時間をかけてじっくりと作ることが必要なのかもしれません。
昔、母が感じた美味しさは、そういった作り方の中にあったのかも、と、ふと思いました。
よく行くスーパーで見かけない野辺地納豆ですが、青森県内のスーパーではマエダ、ヤマヨ、マックスバリューなどに卸しているとのこと。
せっかくなので納豆を購入。こちらでは小売もしています。
野辺地といえば「満腹感も味の内」の有名店があり、味覚に関する全く別の観点を一つの町で体験できる楽しい小旅行になりました。
小向納豆店 野辺地町字下小中野9-7
腐敗したものは酸味や苦味で嫌悪しますし、体にとって必要な糖分やアミノ酸は美味しいと感じます。
現在では味覚の科学も進んできて、旨味成分や香料など体の希求する物質に似たものを作り出して食品に添加しているので、味だけで判断するには難しくなっていますが、母が子供の頃、豆の煮汁が美味しかったという話を聞いたことがあります。
何も味付けしていない煮汁を美味しいと感じるのは、豆のアミノ酸などの成分が水に溶け出ていたからなのか、そしてそれを美味しいと感知できる能力と栄養の欠乏があったからなのか。豆を煮る時に煮汁の味を見てみても、私にはその「美味しい」の意味は分からないままです。
野辺地納豆を初めて食べた時、とてもシンプルに「おいしい」と感じました。
何がどのようにという説明はできなくて、豆の香りだとか軟らかさだとか、そういった理由が思いつかないけれども「おいしい」と感じる不思議さは初めてでした。まるで体に必要な物が直接働きかけているといった感覚です。
この納豆を作っている所をいつか見てみたい。長い間思っていたことを実現させるべく野辺地町へ行ってきました。
野辺地町立体育館の近くにある小向納豆店は、住宅に併設された小さな作業場のような店舗です。
ちょうど大きな釜に浸された大豆があって、お店の方の説明では「今日は水に浸けて、明日は茹でて、それから発酵させるので3日かかる」
納豆の製造工場を見学したことはないので、何がこの味を作り出しているのかは分かりません。
ただ「昔と同じ味」は昔と同じ製造法から生まれるのかもしれませんし、時間をかけてじっくりと作ることが必要なのかもしれません。
昔、母が感じた美味しさは、そういった作り方の中にあったのかも、と、ふと思いました。
よく行くスーパーで見かけない野辺地納豆ですが、青森県内のスーパーではマエダ、ヤマヨ、マックスバリューなどに卸しているとのこと。
せっかくなので納豆を購入。こちらでは小売もしています。
野辺地といえば「満腹感も味の内」の有名店があり、味覚に関する全く別の観点を一つの町で体験できる楽しい小旅行になりました。
小向納豆店 野辺地町字下小中野9-7
そういえば寿司の納豆巻も美味しいですよね。
野辺地納豆で納豆巻を作ったら美味しそうです♪
納豆いいですね。私も好きでよく食べます。
野辺地納豆も美味しいですよね!
知人からお薦めされて昨年初めて食べました(*^_^*)
野辺地の巨木も調べてみたいですね。
今度店で見かけたら買って食べてみたいと思います。