地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

そんな、木下惠介さんの「思い」が伝わってきます

2024-07-07 | Weblog

7月7日(日)                36/21℃

 

 

今日は「七夕」・・・

ここは月遅れの8月7日ですが、子どもの頃は山から竹を切ってきて七夕飾りを作りました

何を願ったかは覚えがありませんね

その竹は川に流す風習で、正直、下流のことは考えたこともなし 

水は流れ流れて「天の川」に・・・

それに

「三尺流れれば水清し」

・・・で大らかな時代でした

 

 

そして今日は都知事選の投開票日・・・

巨大都市、東京のかじ取りは誰に任される?

私的には

「猪瀬直樹さんをもっと見たかった」(都知事1年で「5000万円」問題で辞職)

・・・その都知事のです

 

 

 

 

 

 

 

 

 木下惠介さんの「思い」・・・ 

映画『笛吹川』に、よく現れている気がします

(いくさ)の現実・・・

闘いの虚しさ・・・

 

 

『笛吹川』では、戦国の英雄たちも主人公ではありません

戦の場面は、名もなき兵たちの殺し合いだけ 

  切るか

  差すか

  叩くか

  倒すか・・・

 

(『麒麟がくる』の戦場・・・)

 

そこには俯瞰した戦場はありません

勝ち負けもわかることなく

どちらへ進むか退くかもわからず

ただただ流れの中に巻き込まれて、目の前の敵を殺すだけ 

戦(いくさ)とはそういうものなのだ・・・

虚しいものなのだ・・・

そんな、木下惠介さんの「思い」が伝わってきます

 

 

運動会の騎馬戦は、いつも「ウマ」でした

背丈は前から2、3番・・・

当然

乗る武者も小柄で、戦場では大将の後にくっついている部類 

「武闘派」ではありません

 

 

若い頃は、よくデモに参加しました

大方は職場の労組がらみです

青年部のそれは、世相もあってジグザグで緊張したりもしました

ベトナム反戦で “飛び込み” をしたこともあります

「デモ感覚」・・・

群衆の只中に巻き込まれて 

そこには “ちっぽけ” な自分がいました

 

「川中島」だったらひとたまりもありませんね

息切れして動けなくなる

転んで突き刺されるか

遅れをとって切られるか

多分、そんなところです

 

 

 

 

 

 

信濃源氏「井上氏」の詰め城、井上城・・・

その南麓にわが家が代々暮らしてきた集落があります

 

(山の右下奥に見えているのがその集落です)

 

18歳の時に現在の地に転居しましたが、jiiji にとっては「うさぎ追いしかの山 小鮒釣りしかの川~」でした

 

 

 集落の入口、突き出した岩場にはいくつかの石造物が祀られています

☟ 双体(夫婦)道祖神と、馬頭観音(?)

 

 

せのかみ」・・・と呼んでいた場所です

多分

瀬の神」だったのでしょう

その昔は千曲川の分流が巻いていた瀬 

付近は湿田で、蓮根栽培が盛んでした

 

 

☟ こちらは「おこしんどう」・・・と呼んでいた場所です

隣り集落とを結ぶ旧い道の、T字交差点

多分

お庚申塔」でしょう

庚申塔があります

地蔵堂もあります

 

 

大きなサイカチの木が、歴史を語っています

あの乾燥した大きな実・・・

「ガンガラ」と呼んでいましたが、風呂の湯に入れていた記憶があります

 

 

村中を遊びまわっていましたから、山の、川の、人家のどこにでも「思い出」が潜んでいます

子どもでも、家族のことは勿論、親戚関係までわかっていたものです

濃い、30数戸の農村集落でした

 

 

 

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