食品偽装問題を考える

今日、会社内の展示会があった。

受付を各チームで2人ずつ持ち回りでやることになり、私のチームからは私がやることになった。
どうせなら受付を坊主で固めてやろうと、他のチームの坊主2名に声をかけたら、「それ面白い！」と食いついた坊主のＭ中出しさん。
Ｍ中出しさんの言葉につられて、坊主の小もっこりさんも加わることに。

昨日の夕方。
髪を剃ったばかりの私は「きれいに剃ってくる」と宣言し、「どんな髪形にしてくるか楽しみにしてますから」とＭ中出しさんにプレッシャーをかけておいた。

今朝。
Ｍ中出しさんの頭髪はきれいに刈り揃えられていた。
Ｍ中出しさんが言うには、グラデーションをつけてみたけど、あまりよくわからないので全部きれいに揃えた、とのこと。

小もっこりさんもバリカンのアタッチメントなしの長さにきれいに揃えていた。
もちろん、私はＴ字できれいに剃った状態。

ところが私は髪の毛だけにしなかった。
普段は会社では作業着だが、今日はスーツを着て出社。
もちろん、作業着に着替えずスーツで過ごした。
Ｍ中出しさんからは「そこまでは考えなかった・・・」と悔しそうな声。

昼。
受付に坊主3人で並んだ。
怖いよ！という人もいる半面、何の宗教？と面白がる人もいる。
組長の息子の結婚式？とまで言う人もいる。
通りすがり際、こちらを見てしまい笑いをこらえきれずにいる人もいた。
写真を撮る人も何人かいた。

いろいろ聞かれるので「偶然この3人になりました」と答えていた。
それに対しＭ中出しさんが横から口を挟む。

『2人までなら偶然の可能性もあるけど、3人いて偶然ってことはありえないでしょう。』

確かに・・・
意図的としか考えられないだろう。
事実、意図的だ。

そう考えると、最近の食品偽装問題は・・・
・意図的な偽装ではなく誤表示だというが、これだけ長期に渡り誤表示を見逃し続けるなんてありえない。
　⇒絶対意図的だ。
・これだけ多くのところで誤表示が多発するなんてありえない。
　⇒個々の問題ではなく、食品業界全体の風潮だ。
ということが自ずと見えてくる。

坊主集団が示す、社会の真実。