夕方仮眠を取っていた。
1時間ほどで目が覚める。
その原因は膀胱。
膀胱が液体を溜めまくってしまっており、排泄しなければ危険な状態に。
とても寝ていられない。
起きてトイレへ。
さっさと小便をして再び寝たいところだが、そんな時に限って朝でもないのに激しい朝立ち。
さらに、若くもないのに激しい勃起角。
そのまま普通に小便をすると危険であると判断し、あえてここは男だからこそ洋式便器に座って小便。
無理矢理便器内部にサオを押し込んで垂れ流す。
男だからこそ、勃起状態では普通に小便をするのは困難なのである。
膀胱が落ち着いたところで、軽くインターネットの世界を徘徊して再度寝ようかというちょうどその時にボからメールが来る。
その内容を簡単に書けば、
「焼き鳥食いたいから付き合え」
ということだ。
今は大事な仮眠の時間。
夜のスナックソバのためにもここは寝ておきたいところ。
だが、まだ19時過ぎであり、ボと焼き鳥を食べてから一旦帰って再び仮眠をとることも可能だ。
ボが高円寺まで来るというので、その間にシャワーを浴びて身を清める。
昨夜はアホリの家に泊まって身体が汚いままだった。
シャワーついでにヒゲを剃ってしまおうとふと思う。
するとどうだろう。
ヒゲついでに唇までも切ってしまう。
唇の左上部分から流れ出る血。
これがなかなか止まらず、仕方がないので唇に絆創膏を貼る。
昨日はアホリの家で耳を切って絆創膏、今日は唇に絆創膏、毎日が血との戦いだ。
ボとは駅で待ち合わせ。
待ち合わせは目立つ格好緒が良いだろうと、先日ソバからもらった目立つシャツで改札前に立っている。
坊主で、唇に絆創膏(しかも血まみれ)の目立つシャツの男が改札前に立っている。
ボがなかなか現れなかったので一抹の不安が心をよぎったが、それは杞憂にすぎなかったようだ。
ボ、登場。
確かに焼き鳥を食べたそうな顔をしている。
駅の近くの焼き鳥屋へ。
焼き鳥も注文するが、火鍋というものに興味を持つ。
右が赤さんたっぷりの辛いスープ、左は普通のスープ。
これに具材をあれこれと入れて食べるもの。
なかなか美味い。
辛くて美味い。
腹いっぱい食べて飲んで解散。
最終的に、この鍋にはうどんなども入れられたのだが、そのような炭水化物の入り込む余地はなく、残った汁に後ろ髪引かれながら店を出る。
家に帰ったら仮眠である。
もちろん、夜のスナックソバに備えて。
寝過ごす心配のないよう、自分の布団ではなくあえてヨメの布団で寝る。
案の定、12時くらいに帰宅したヨメに起こされる。
ソバからの連絡がないので布団の中にかなり篭城してみたものの、最終的にはドメスティックバイオレンスの恐怖が先行して布団を明け渡す。
私が篭城している間にヨメは自分でしゃぶしゃぶを作って食っていた様子。
こちらも鍋だ。
疲れた身体と足りない仮眠、連絡がなければないでいいかと思いつつ、だがソバ自身が飲みたいのに私が寝ていると思って連絡してこないという状況だったらマズイと思いメール。
結論から言うと、「風邪っぽいけどアルコール消毒するような症状でもないのでおとなしく寝る」ということらしい。
お互い疲れているなら無理に飲むことはない。
赤さんは逃げないのだから。
だが、ソバとの飲みが明日になったことで、私はまたもアルコール漬けの日々を送ることになる。
・日曜日はライブの打ち上げ
・月曜日はテンチョウと飲み
・火曜日はアホリと飲み
・水曜日はボと飲み
・木曜日はソバと飲み(予定)
・金曜日は会社の後輩と飲み(予定)
酒を飲んでばかりの日々だ。