食事中には読まないでほしい

うんこが２色に分かれていた。

流そうと思ったら見事な配色に目を奪われ思わずうっとり。
まず薄茶色のうんこが出て、その後に黒っぽいうんこが出たよう。
胃から大腸へ流れてくる最中にしっかりと練り混まれることなく、見事に分離したままでてきたものだ。

しかし、黒いうんこがでてくる理由が思い浮かばない。
ここ数日の食生活を思い返してみても、イカスミスパゲッティは当然ながら、ひじきなどの色の黒いものは食べた記憶がない。

うんこといえば、酪酸（らくさん）という液体は非常に臭く、まるでうんこそのもののにおいを強烈に漂わせる。

最近は消臭元などトイレの臭い消しスプレーが売られているが、このスプレーの中身を抜いて代わりに酪酸を入れておくと、スプレーしたのにむしろ余計にうんこ臭くなってしまうというドッキリができてしまう。
使い道は他にもいろいろありそうだ。

実験その3

【目的】
『ソバは猫ではない』という前回の結果を補足するための追加データを取るべく、実験を行った。

【実験】
猫は魚が好きである。
そこで、酒の肴としてハムと魚の缶詰を用意し、ソバの出方を伺った。

【結果】
猫であれば真っ先にイワシの缶詰に手が伸びるはずであるが、ソバはハムばかりを食べた。

【結論】
ソバは猫ではない。

【今後】
店長は恐らくパキスタン人であるから実験はこれで終了する。

実験その2

【目的】
前回の実験結果に対し、ペットボトルの水は慣れれば平気になってしまうからデータとしての信頼性に乏しい、との意見があった。
そこで、さらなるデータを集め、ソバが猫ではないことを確認した。

【実験】
酒をちらつかせ、ソバをうちに誘った。
その際、部屋の中に猫興奮グッズ『ねこじゃらし』を以下のようにちりばめて置く。
・入口
・絨毯の上
・イス

【結果】
これらのねこじゃらしにソバはなんら興味を示さなかった。

【結論】
ソバは猫ではない。

【今後】
店長がパキスタン人であることを実験により明らかにする。

実験

【目的】
ボがソバのことを猫だという。
そこで、本当に猫かどうか検証してみることにした。

【実験】
ソバをうちに誘って、うちの入口にペットボトルの水（2L）を置いてみた。
効果のあるようにラベルを剥がし、目立つところに置き、ソバの来るのをひたすら待つ。

【結果】
ハァハァ言いながらうちに入ってきた。

【結論】
ソバは猫ではない。

【今後】
店長がパキスタン人かどうかを明らかにする。