やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

"うぐろ”    やれこら やれこら

2014-11-09 08:10:18 | 今日のやれこら
“あらら”です。
畑のそばの土が盛り上がっています,モグラの仕業です。
モグラは,餌になるミミズを捜して,夜地上近くまで進出してくるようです。
土の盛り上がった所は,今までモグラが出没した事のない場所です。
これまでの場所は庭木の間だけでした。
それが今回は畑の近くです。
畑はミミズが多いほど良い土で,作物もよく育つと聞いています。
そのミミズを餌にするモグラを畑に近づけてはいけません。

このあたりのお年寄りは,モグラの事を“うぐろ”と言います。
「また,“うぐろ”が悪さしとる」
庭の中の土が盛り上がった所を見ては,母がよく言っていたのを思い出します。

「“うぐろ”はなぁー,地面に棒を立てて風車を回したらええんよぉ」
近所に住むおじいさんが,教えてくれます。
“うぐろ”は風車が回り地面につたわる振動を嫌がるんだそうです。
おじいさんは,92歳ですがまだまだ元気です。
自分でペットボトルを器用に加工して風車を作り,畑に立てています。

「おじいさんのようにに器用に風車は,作れんがなー」
そういう私に,ご近所の奥さんが教えてくれます。
「ちょっと丈夫な針金を立てて,先に空き缶を乗せとくだけでも大丈夫なんよ」

先人の教えには忠実に従います。
何せ先人は「瑞鶴」の生き残りの方です。
奥さんも,私より先輩です。
(9月11日号 「92歳,レイテ沖海戦で瑞鶴に」)
                    やれこら やれこら