やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

”気分”はよくありません  やれこら やれこら

2014-11-24 08:06:06 | 今日のやれこら

“もうっ,タイミング悪いなぁー”
散歩途中です。
狭い坂道を,下っています。
この道幅を,車で初めて通るには“勇気”のいる坂です。
その坂道を,“高級”乗用車が上がってきます。
運転しているのは,少し茶髪の男子で“困った顔”に見えます。

私がそのまま歩いて行けば,乗用車はバックするしかありません。
道は,ブロック塀と溝に挟まれていてバックは“きつい”んです。
「歩行者優先,車が下がれ」では,いくらなんでも若者がかわいそうです。
私が30mほど引き返せば,車を避けられるぐらいのスペースが有ります。
仕方無いので,私がそこまで移動することにします。

若者には,有り難がってもらわなければいけません。
足が痛いのは事実ですが,少しオーバーに足を引きずるように歩きます。
若者の車がゆっくりついて来ますが,エンジン音は静かです。
“若いのにハイブリッドの高級車に乗って”
“避けてやったぞ,頭ぐらいは下げて行けよ”
車が行くのを待ちますが,車は5m程手前で止まり,何故か若者が私を見つめます。
“なにしょうるんなぁ,さっさとすれ違って行ってくれりゃあええのに”

「ガラガラガラガラ」
音にびっくりして振り向くと,目の前のシャッターが開いてあがっていきます。
そうなんです。
私が気を利かせて車を避けた場所は,車庫前のスペースでした。
シャッターが開いたという事は,若者がリモコンでシャッターを開けたはずです。
私がそこに立っていれば,車は車庫に入れません。
その場所から少し離れます。
若者は,恐縮そうに頭を下げて車庫に消えました。

私が,気を利かせて“立ってた場所”が悪かった。
たった,それだけの事なんです。
ですが,私の“気分”はよくありません。

車は,ハイブリッドの高級車じゃないしぃー
リモコンシャッター付の,車庫もないしぃー

足も痛みます。
今日の散歩はもう止めです,引き返すことにします。
               やれこら やれこら