やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

お試しなら

2015-08-31 07:14:29 | 今日のやれこら
ドラッグストアーに来ています。


昨日,今日,明日と「10倍ポイント」の日だそうです。
店内は「混雑」というほどでは有りません。

私の役目は運転手です。
同乗者の買い物が終わるまでは,いつもの様に店内「視察」です。

“今日も,「楽しい」キャッチコピーで時間を潰さなきゃなぁー”

 ・まる文字で,カラフルに・・・
 ・化粧に縁のない爺さんには,理解不能で・・・
 ・なかには,ドキッとする程「そのものズバリ」が有ったりして・・・

この店の,化粧品コーナーは「時間潰しに」ちょうど良いんです。

“これは「元女子」向けだ”
 ・人に見られる自分は 鏡に映る自分です
 ・えっこれ私? いつの間にかできていたシワ・タルミ ずっとハク肌でいたい貴女に
 ・マイナス10歳肌 (-5歳は,コマーシャルで見たことあるけどなぁ)
 ・与えて生みだす スペシャルケア 

“こっちは,今どき「女子」に,だ”
 ・ツルツル しっとり サラサラ つやつや だけで満足していますか?
 ・盛らずに 拡張 △△まつ毛
 ・みんなの視線 くぎづけリップ
 ・こくのある  とろみのある感触 すっぴん 底上げ もっちり はり肌


「いらっしゃいませ」

若い男子店員が,声を掛けてきました。
たいてい,楽しく「視察」している時には,店員が声を掛けてくるんです。
『化粧品コーナーに変な爺さんが,またいるぞ』
店マニュアルによる,不審者対策かもしれませんが・・・
今日は,「いらっしゃいませ」の後に続きが有ったんです。

「栄養ドリンクいかがですか?
   新しいドリンクでアミノ○○と言います,良かったらどうぞ」

栄養ドリンク,試飲のお勧めでした。

“赤・青・黄色とカラフルに・・おまけにまる文字
爺さんの目には刺激的な文字を,「やっと」読んでいるんだから
どうせお試しなら,疲れ目に効く「目薬」にしてくれないかなぁ“

“もしかすると”

2015-08-30 07:31:01 | 今日のやれこら
「キノコが,4本」


庭に顔をのぞかせたキノコは,大きい2本の間に小ぶりな2本。
キノコは,お地蔵さんの様に見えます。
親子が二組,傘を差して歩いているようにも見えます。

“まさか,松茸ではないよなぁ
           姿かたちが少し似ているような,随分違うような“

生えている「現場」は,写真かTVでしか見たことのない松茸です。
淡い期待を抱きますが・・・直ぐに分かります。
キノコが生えてきたのは,松の根元では有りません。
樫の木の根元からです。

“シイタケかなぁ”
とは思ったのですが,「シイタケは,主に広葉樹の枯れ木に発生」するそうです。
そばの樫の木は元気一杯,シイタケでもなさそうです。


今年初めて,「白いキノコ」が花壇に出現しました。
芝の間の「エノキ茸に似たキノコ」も,最近勢いを増しました。

お盆過ぎまでは,猛暑だった今年の夏です。
庭も畑も,カラカラに乾いていました。
しかし,8月後半は「雨または曇り」の日が多くなっています。
「ジメジメ,シトシト」
見慣れないキノコが顔を覗かせるのは,その所為かもしれません。


“秋本番になったら,「赤松」の根元に注意しないとなぁ”

庭には,大事にされている「赤松」が有ります。
「赤松」の事を,我が家では名前を付けて「○○松」と呼びます。
○○は,兄の名前です。
「待望の長男,○○誕生=家中大喜び」
その同じ年に,庭に「生えてきた松」だからだそうです。

庭に,やたらキノコが生えてくる今年の天候です。
今年は,キノコの当たり年かもしれません。

兄は古稀過ぎ,「赤松」も古稀超え。
松茸は,赤松の側に生えるそうですから・・・

“もしかすると”

「通常」よりも!!

2015-08-29 07:03:23 | 今日のやれこら
“無償配布だからなぁ”
「Windows 10」へのアップグレードの事です。


ゲームは全くしませんし,動画を見る事は稀です。
使うのは,メールにブログにネット検索,時にWord,ごく珠にExcel。

『今の使い方なら,8.1で十分,
           それに・・・,もう少し,待った方が』
そういう声も「周り」には,有ったんですが・・・


“念のためバックアップは,しとかないとなぁ”

データのバックアップに取り掛かります。
アップグレードを「決行」する事に決めたからです。

新しいものに対する,「必要以上」の好奇心は,生来です。
「アップグレードの準備が出来ました」
起動するたび,何度も表示されるメッセージに抗しきれなくなりました。


「さあ,やるか」

好奇心は十分ですが,カタカナPC用語には,脳細胞が追い付きません。
「OK」「更新」をクリックすればたいてい良いはずなんですが・・・
年寄りには,それなりに「不安」も有ります。
最初の「クリック」には,気合を入れた「声出し」が必要でした。


“なぁーんだ,思ったより「簡単」だぁ”

時間はかかりましたが,作業はなにも・・・
おおかた,画面だけ見ていたような・・・

データも壊れることは,有りませんでした。
ウイルス対策ソフトも,最新版にバージョンアップしました。
「Windows 10」へのアップグレード,完了です。


“しかし,途中でメッセージが出たからなぁ”

『通常よりも時間がかかっていますが,正常にアップグレードしています』

通常」よりも!!
これって,パソコンの性能が悪いということ!!


8月29日は

2015-08-28 07:01:50 | 今日のやれこら
8月29日は,8と2と9,8(やき)2(に)9(く)の日だそうです。
店頭のガラス窓に,ポスターが貼って有るのを見つけます。

少し無理は有りますが,
7月5日の,7(あな)5(ご)「穴子の日」,よりは理解できそうです。

ポスターの張ってある,このスーパーには,「自前」の牧場が有るんだそうです。
「肉の生産から販売まで」が,店の「売り」です。
8月29日=焼き肉の日→肉の消費拡大→売上増→店の利益アップ
8,2,9=「焼き肉の日」は,このスーパー「独自」だと思っていましたが・・・

“ん,「全国焼肉協会」?”

「焼き肉の日」を制定したのは「全国焼肉協会」だそうです。
ポスターの左下に,丸く囲んで書いて有ります。

“「全国焼肉協会」,「全国焼肉協会」”
早速,いつものネット検索です。


・日本の焼肉店事業者により構成される事業協同組合
・1992年任意団体として設立,1998年5月28日農林水産大臣認可の事業協同組合となる
・ 焼肉業を営む企業やその周辺企業が構成会員,正会員約1500店舗(平成17年6月現在)
・「国産牛肉トレーサビリティ」や「原産地表示」等に積極的に取りくんでいる


「全国焼肉協会」の設立は1992年,もう20年以上になるようです。

“「8月29日が記念日」には,こんなのも有るんだなぁ”
・「文化財保護法施行記念日」
  国宝・重要文化財を保護するための基本となる法律「文化財保護法」が施行された日
・「ケーブルカーの日」
  奈良県生駒山の鳥居前~宝山寺間で,日本初のケーブルカーを開業させた日
・「秋田県の記念日」
  廃藩置県により,「秋田県」という名前が初めて使われた日
・「ベルばらの日」
  1974年、宝塚歌劇で「ベルサイユのばら」が初演された日

他にも,いろいろ有りそうだけど・・・
“「厚顔無恥な人の日」も良いかもしれないなぁ”
 8(は)2(じ)9(ナイン)

君の名

2015-08-27 06:31:01 | 今日のやれこら
「君の名前は分かった,『セグロセキレイ』だ」
     記念写真を撮ってやる,じっとしていろ!!」


近ごろ庭に現れるようになった「鳥」です。  
「鳥」は,口ばしで芝生の間をチョンチョン突っつき,動き回ります。

この「鳥」を見かけるのは,我が家の庭ばかりでは有りません。

町内には“みんな”「谷」と呼んでいる,深さ1.5m,幅2m程の水路があります。
「谷」は,底も両岸もコンクリートで固められています。
水の流れも,大雨のとき以外は僅かです。
川底に苔が生えている程度で,とても,魚が住めるような「谷」では有りません。
その「谷」に,数年前からこの「鳥」が目につく様になります。
狭い「谷」の間を,「あっちへピョンピョン,こっちへピョンピョン」しています。

“庭に来るようになった,「鳥」だからなぁ”

折角,庭を訪問してくれるようになった「鳥」です。
名前ぐらいは,知っておかなければと,ネット検索してみました。

「20cm位で・・・体は白で羽根は灰色で・・・
     黒っぽい筋が有って・・チチ,チピッと鳴いて・・・」

『野鳥図鑑』で写真を見比べていますが・・・
“「シギ」が付く鳥に似ている気もするし・・決め手がこれといって無いなぁ”
初めに似ていると思った鳥は,「○○シギ」と付いていました。
「シギ,シギ,シギ・・・・・・」
無駄な時間を使ったようです。

「これだ!!」
やっと,ソックリな鳥を見つけます。

 ・大きさ: 約21cmくらい
 ・季 節: 一年を通して見かける
 ・色: 頭から首、羽にかけて黒っぽい。お腹は白っぽい。
 ・特徴: 世界中で日本だけにすむ鳥です。
 ・尾羽(おばね)を上下に振りながら歩き、溝・川など水のあるところならどこでも見られます

「鳥」は,「セグロセキレイ」と判断したんです。

「おっ,君もいたか」

庭を見下ろす電線に,いつもの野バトが止まっています。
首をフリフリ,撮影“され”中の「セグロセキレイ」に,何か言っているようです。

『この庭の主は,俺だぞぅ!!
      爺さんとの付き合いは,ワシの方が長いんだぞぅ!!』

反省しきり

2015-08-26 07:34:14 | 今日のやれこら
“しかし,危なかったなぁ
     よく無理してでも,やっておいたもんだ“

台風被害対策に,昨夜遅く農業用シートを利用した「日除け」を外しました。
「日除け」は,雨どいを支える金具に吊り下げています。

“我ながら,良いアイディア”でしたが,
構造的に風には弱いつくりになっています。

「日除けシートを降ろしておかないと,強風に煽られて,
               雨どいと屋根が壊れるかもしれないぞ」

昼間,畑仕事をしながらそのことを思わなくも無かったのですが,いつもの様に・・
“まぁ,良いっか”と真っ青な空を眺めていました。
しかし,テレビの台風情報に,慌てます。
時間は22時前,外は暗闇ですが雨風ともにまだ有りません。


“これで怪我しても,同情どころか,軽率と笑いもんだ”

暗闇を懐中電灯の明かりで照らし,脚立にのぼり,  
二階の窓から屋根にも出て,取り付けた紐をほどきます。
慎重に,慎重に,そろりそろりと「日除け,降ろし」を決行しました。


「ザーザー,バシバシ,ヒュウヒュウ」
夜中の「日除け,降ろし」は,正解でした。
明け方からは,予報通りの強風に横殴りの雨です。


“やれやれ,被害も無く通過してくれたか”
午後には,強風は止み,横殴りの雨も止み,やがて小雨も降らなくなりました。
北に流れる雲は無くなりました。
空は厚い雲に覆われていますが,少し明るくなりました。


“あの横殴りの雨の中,どこに隠れていたのかなぁ”
「ツクツクホー,シツクツクホーシ」
「ミーン,ミンミン,ミーン,ミンミン」

雨が止んだ途端,一斉に鳴きだしたツクツクホウシとミンミンゼミです。
「残り僅かなセミ人生? 負けるもんか,頑張るぞ」
幹に隠れ,葉っぱに隠れ,強い雨風に耐えていたに違い有りません。


“セミの様にはいかないんだから,
           早めの台風対策,肝に銘じておかないとなぁ“


夜中に降ろしたままの「日除けシート」を眺めながら,反省しきりです。

注意は散漫

2015-08-25 07:31:19 | 今日のやれこら
おおかたが白色で淡いピンクが一輪,そして小さな黄色も一輪。


花壇に咲いた,レインボーリリーです。
春の開花時には,ピンク一色でした。
少し小ぶりな,黄色の1輪は今朝から加わりました。
「虹」の7色とはいきませんが,3色同時に咲きました。

“黄色が咲く前から,始めていればなぁ,
         仕方ない「こまめな水分補給」で,始めるか”

既に高く陽が昇って始めようとするのは,「ラッキョウ」植え付けの準備です。
4坪ほどを耕そうと思いますが,三鍬を使っての作業です。

鍬を振り上げ,土をひっくり返し,又鍬をふりあげて・・・

弱った足腰の鍛錬にはなりますが,無理をして「負傷」してもいけません。
厳しい残暑の陽射しを受けて,「大汗」も掻きます。
「負傷注意」と「熱中症対策」,両方必要な作業です。

“あと少しだからなぁ,もう一頑張りだ”
後10回の「鍬振り下ろし」で終わりそうです。

“おっ,君達,青春真っただ中だ”

青い空を,「ヒッツキ,モッツキ」するチョウチョを見つけます。
作業の手を止め,一息入れながら,なにげなく見上げた空で舞っています。

“逆光だし,動きがせわしないからなぁ”

あっちへヒラヒラ,こっちへヒラヒラ,とても素人には・・・
急いで携帯を取り出しましたが,上手く写せません。

“あっ,イタッ”

上ばかり見て,足元の注意は散漫でした。
三鍬の「鍬」の部分を踏めば,「柄」が起き上って来るのは必然です。
その起き上って来た「柄」で,腰の辺りを・・・少々・・・

「畑の上で,『イチャイチャ』するな!!」
「ヒッツキ,モッツキ」しながら,飛んでいくチョウチョに八つ当たりします。

「白い傘」

2015-08-24 07:33:24 | 今日のやれこら
“湿度,温度に敏感だからなぁ,やっと地上に出られたか”


芝の間から伸びてきた,傘幅1㎝程のキノコです。
例年,梅雨の終わり頃です。
新聞を取りに庭に出ると・・・「ニョキ,ニョキ,ニョキ」
芝生のあちこちに傘を広げ,その内いつの間にか消えていたんです。
そのキノコが八月も終わりの今頃なって,また顔を覗かせています。
梅雨の頃の様に,あちこちからでは有りません。
この場所だけ,「遠慮がちに」です。

シイタケ,シメジ,エリンギ,エノキに,今年も手が出そうに無いマツタケ。
キノコの,名前と姿が一致するのはそのくらいのものです。
食べるとき以外,キノコに興味も関心も有りません。
毎年,庭に顔を出すキノコの名前さえ知ろうともしませんでした。

“そうは言っても,これだけは調べないとなぁ”


今朝,アジサイの根元に出現した,「白い傘」を持つキノコを発見します。
こんな事は初めてです。
大きい方の傘は,直径10㎝以上は有ります。


「シロハツ」に「シロハツモドキ」,「シロタマゴテングダケ」に「ドクツルタケ」
「白い傘」を持つ,似たキノコをネット検索しているんですが・・・

“どれも似ているように見えて・・・分からないなぁ”

・「シロハツ」は食べられるが,「シロハツモドキ」は毒キノコ
・「シロタマゴテングタケ」は,少量でも致死性の毒を持つ非常に危険な毒キノコ
・「ドクツルタケ」は,食べると死に至るような非常に強い毒を持つ

いずれにしても,「白いきのこは毒を含んでいる確率が高い」ようです。

“ん?”
小さい方の傘が,三角に切り取られているように見えます。
我が家二人は,間違いなく味見していません。
もしかして,「野良猫シロ」が,「白い傘」を・・・

“今度は追っ払わないから
          無事に,又現れてくれよー”

忠告,有り難う

2015-08-23 07:31:44 | 今日のやれこら
トマト1個にキュウリ7本,今日の収穫です。

収穫は,3日ぶりです。
その3日の間に雨も降りました。
収穫したキュウリの中には,大根の様に大きくなったものも有ります。
二人だけの我が家では・・・「うーん」


キュウリの収穫を終えて,「元スイカ畑」の草取りを始めます。
“畑の養分が,雑草の栄養になってもいけないしなぁ”
一月前までは,スイカの葉っぱで覆われていた畑です。
スイカの収穫後,ツルと葉っぱは一気に枯れ,
    「あっという間」に雑草に占領され,「雑草畑」に変わっています。

「バサ,バサ,バサ,バサ」
異様な羽音に,空を見上げます。
ハトです。
ハトは,十数羽の群れです。
久しぶりの青空を,Uターンを繰り返しながら「飛行」しています。

「久しぶりの青空で,君たちにも良かったなあ」
草取りは,腰に応えます。
「腰伸ばしストレッチ」で,空を見上げながらハトに声をかけます。

“おっ,いつの間に”


ハトが団体で,団地の電柱に止まっています。
声をかけた爺さんの様子を見に来たに違い有りません。

「クック,クック,クック,クック,クック,クック,クック」

みんな?畑を見下ろし,こっちを向いて何か言っています。
習熟していないハト語ですが,じっくり耳を傾けます。

「なになに・・・分かった,分かった」
みんな?で,畑の爺さんに忠告してくれているようです。

『まだまだ残暑は厳しいぞ,水分補給しろよ,倒れるぞ』

「忠告,有り難う,これといったお礼も無いが,
      キュウリなら,好きなだけ持って帰って良いぞ」

危うく・・

2015-08-22 07:30:34 | 今日のやれこら
”前線の影響らしいからなぁ“
空は,雲に覆われたままです。
陽は照っていませんが,気温は30度を越えています。
風も有りません,湿度は70%を越えています。
「ジメジメ,ジトジト」
梅雨の最中の様です。
「不快指数,大幅アップ」のここ2,3日です。

“カップラーメンやシチューは,「秋の味覚」かなぁ?”
いつものスーパーで見つけた幟です。
秋を演出した,「紅葉,ビニールモミジ」の枝も飾ってあります。
バーゲン品らしい「ラーメンやシチュー」が,山になって積み上げられた横です。
 
「あっ,こっちもだ」
野菜の上にも肉の上にも,豆腐やキムチの上にも,「秋の味覚」です。
「秋の味覚」は,店内あちこちに吊るされ,立てられています。

“「マツタケ」や「栗,柿」なら判るが・・・何でもかんでも「秋の味覚」はなぁ”
店内を一周するまでは,そう思っていたんですが・・・

“なあーんだ,良いんだ”
幟は,思い込んでいた「秋の味覚」ではなかったんです。
書いて有ったのは,「味覚の秋」です。


「味覚の秋」なら・・・
明日からは,太陽が覗き,もう少し気温が高くなる日が続く予報です。
気分の上では,まだまだ秋というには・・・
ですが,暦の上では間違いありません。
危うく,スーパーの名誉を棄損するところでした。

“あんなに大きな字で,書いて有ったのになぁ”
“思い込みで間違える・・・若い頃からよく有った事だから“

母親は「シロ」?

2015-08-21 07:35:02 | 今日のやれこら
“お前に会うのは,初めてだ”


「猫」が顔を横に向け,ブロックの端にのんびり座っています。
この「猫」を見るのは初めてです。
「猫」の毛は,ほとんど茶色で足だけが白く見えます。

「セミ・メジロを狙う猫一覧」
“アルバムでも作る気になった時には,載せてやるからな”

「猫」はこちらにお尻を向けて座っています。
ケイタイ片手にそっと近づきます。
足音に気付いた「猫」は,頭を上げこちらを向きます。

“おっ,もしかして,君は「シロ」の・・・”

振り向いた「猫」の顔です。
「凹んだ頬にパッチリ目,尖った顎で▽顔」
時に庭に現れる,「シロ」にそっくりなんです。

それに,シッポが・・・


“そう言えば,間違いないかもなぁ”

春遅くに「シロ」が,恋していた時期が有ったんです。
お相手は,全身茶色で狐のような立派なシッポの「猫」でした。
恋する2匹は,
「ミャーオ,ミャオミャオ,ミャオ,ミャーオ」
「ニャーオ,ミャオ,ニャーオ,ニャオ,ミャーオ」
鳴き交わし,畑や庭で「ヒッツキモッツキ」していたんです。


“もう少し顔をこっちに向けろ,まだ逃げるな”


「シロ」が親である「証拠写真?」を撮ろうとしたんですが・・・
チラッとこちらを振り向いた「猫」は,急いで立ち上がります。
チラチラこちらを伺いながら,ブロックを上手に伝って逃げて行きます。

「猫」は「母親?シロ」に教わっているのかもしれません。

『あの白髪の爺さん,「ヤバイ」ぞ,
        5m以内には近づくな!!
                手配写真を撮られるぞ!!』

君は,珍しいからなぁ

2015-08-20 07:35:44 | 今日のやれこら
雨は,強くなったり弱くなったり,時に止んだり。
空は厚い雲に覆われ,部屋の中では明かりが要ります。
湿度は65%,気温は26度以上には上がりません。
梅雨のような,一日です。

今が盛りの百日紅です。
雨の重さで,満開の花弁を付けた枝がしなっています。

“あっ,びっくりした”

雨の止んだ庭に出て,垂れ下がった百日紅の花を,「カシャ」っとした直後です。
「ミーン,ミーン,ミーン」
百日紅の高い枝から,いきなりミンミンゼミの鳴き声が響きます。

“君は,珍しいからなぁ”

「シャンシャンシャン」,「ツクツホーシ,ツクツクホーシ」,「ジィージィージィー」
雨の中でも鳴き続ける,「ウルサイ!!喧しい!!」鳴き声には,慣れています。
ですが,たまにしか聞かない「ミーン,ミーン,ミーン」は,当地では珍しいんです。


“そう言えばなぁ”

同級生と幼虫探しに出かけた,60年近く前を思い出しました。

「あっ,おった!」『あっ,おった!』

二人同時に見つけたのは,ビワの幹を登るミンミンゼミの幼虫です。
ミンミンゼミの幼虫は,クマゼミよりも少し小さめ,色も青緑がかっています。

ミンミンゼミが希少だったのは,60年前も同じでした。
「わしが先に見つけたんどぅ,わしんよう」『わしが先よぅ,わしんよう』
つかみ合いこそしませんでしたが,相当な言い合いだったのは覚えています。

そこまでは覚えていますが,その決着を・・・
幼虫の「最終的所有者」が,どちらになったのか・・・

極度の興奮状態だったに,違い有りません。
肝心な部分の記憶が,無いんです。


“ミンミンゼミは撮り損ねたが,今日の雨は良い休養になった”

昨日は予定時間を繰り下げて,炎天下,畑の草取りをしたんです。
痛む足腰,疲れた全身には,今日のお天気は,好都合だったんです。

「ピンポーン♪」

2015-08-19 07:31:03 | 今日のやれこら
「早めに就寝, 明日は5時起き,暑くなる前に畑の草取り」
昨夜,寝る前に立てた「予定」です。

“起きよう,かな?”
一旦は,空が明るくなりかけた5時過ぎに,目が覚めます。

“眠たいなぁ,草はいつでも取れるしなぁ”
「予定」変更はよく有る事,誰からも怒られるわけでは無いし。


「ピンポーン♪」
二度寝は,チャイムに起こされます。
時間は,7時ちょうどです。
“こんなに朝早く,「何事」?”と思いながら・・・

『セミの抜け殻を,欲しがっているんで,庭木を捜させて』

声の主は,上のお宅のFさんです。
Fさん宅には,3歳のひ孫さんが「遊びに」来ています。
そのひ孫さんが,セミの抜け殻集めをしているんだそうです。

「有難うございました,これだけ採れました」
庭木の間を一回りしたFさんは,抜け殻が入った箱を見せてくれました。
箱の中には,5個の抜け殻が入っています。
「これで十分,ひ孫も喜びます」
Fさんは,そう言って帰って行きましたが・・・

“少ないな,あれほど鳴いているんだから,
              もっと有るはずだけどなぁ”

腰をかがめて,又伸ばし・・・
幹に,葉っぱに目を凝らし・・・

気分は,友達と「採取競争」した60年前に戻っています。
庭木のあいだで,Fさんの「採り残し」を捜しているんです。

「あっ,有った」,


“ここにも有った!”でしたが,その後はなかなか・・・
抜け殻集めに協力できたのは,2個だけです。

“抜け殻も良いが,地中から出てきたばかりの,
      幼虫も見せてやりたいなぁ
        晩酌が終わったら,懐中電灯を持って・・・”

一応「予定」だけは,したんです。

「とっても,とっても」

2015-08-18 07:31:41 | 今日のやれこら
「一天,俄かにかき曇り」は,少しオーバーですが,積乱雲が近づいたようです。
「ビシバシ,ビシバシ」,大粒の雨がベランダを叩きます。
「ピカッ,ゴロゴロゴロ,ゴロ」,少し距離は有りますが雷も鳴ります。

“久しぶりだからなぁ”
8月に入ってからは,大方晴天,時に曇りか小雨でした。
まとまった雨が降る事は,無かったんです。

“「君たち」良かったなぁ”

スイカにトウモロコシ,「大物」の収穫を終えた畑ですが・・・
「嫁に食わすな」,  秋バージョンに剪定したナスが,残っています。
大玉トマト1本と,ミニトマト「アイコ」はまだ健在です。
3本植えたキュウリもしぶとく,1日2本ペースで採れています。
サツマイモは,強い日差しに青息吐息だったんです。
畑に残った「君たち」には,救いの雨だったはずです。

“「君」にも良かったなぁ”
「君」は,庭石の間から花茎をだし,ポツンと1輪だけ咲いています。
名前を知らない,「??ユリ」です。
「勝手」にこの場所に生え,この時期になると花を咲かせ10年以上になります。
今日の雨は,「??ゆり」にも救いだったに違い有りません。

“しかし,「君」や「君たち」以外の「お前ら」にもなぁ”

「お前ら」とはやや乱暴ですが,畑に蔓延る「雑草」の事です。
「お前ら」は,やたらと元気が良いんです。


「とっても,とっても」きりが,無いんです。
「とっても」強い,「お前ら」です。

「お前ら」は,今日の雨で一段と元気を出すに違い有りません。


今日の雨で,畑も「緩み」,「雑草」も抜き易くなっているはずです。

“明日は,「地道にコツコツ」,「お前ら」とりだぁ”

一気に静かに

2015-08-17 07:34:21 | 今日のやれこら
「カア,カア,カッ,カッ,カア,カア」


この辺りを縄張りにするカラスです。
「親が2羽,無事に巣立った子ガラスが2羽」
一月前までは,4羽で行動していた親子ですが,今日は3羽です。
厳しい生存競争の結果かもしれません。

カラスの止まった,4階建ての雇用促進住宅にはもう何年も誰も住んでいません。
人の住まない建物は,傷みも早くなります。
屋上だけを,カラスが「食事と見張り」に「利用」しているんです。


昨日は屋上から見下ろせる河口で,花火大会が有りました。
河川敷には数えきれないほどの屋台が出店し,数万の人出です。
絶好の観覧スポット我が家周辺でも,あっちで焼き肉,こっちで寿司パーティです。

「焼き肉,焼きそばに握りずし,生ごみ漁りの君たちには,良かったなぁー」

少なからず,カラスはおこぼれに預ったに違い有りません。
「ビールに焼酎」,ほろ酔い加減のカラスもいたかもしれません。



「盆踊り大会にYOSAKOI大会で,仕上げが花火大会」
3日間の夏祭りを,47万人(主催者)が楽しんだんだそうです。

お盆の終わった,町も我が家も,一気に静かになりました。


カラスに,言ってやりました。

「君たち,今日からは『日常』だぞ
      昨日の様にはいかないぞ
           気合を入れて,残暑を乗り切るんだぞぅ」