やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

瀬戸内海   やれこら やれこら

2014-10-31 07:30:31 | 今日のやれこら

お昼前の瀬戸内海です。
秋の真っ青な空です。
海は夏の色から,冬の色に変わり始めています。
この時期にしては,気温は低めですが海は穏やかです。
この場所からは,対岸四国の山が望めることも有ります。
冬の寒い朝には,遠くに見える島が浮いて見える“浮島”の景色も見えます。
いつもは海と空の境に見える島が,今日は海からの水蒸気で隠れています。
めったにない景色です。

夏は海水浴客でにぎわう砂浜には,私のほかに誰もいません。
“写真にとっとこ”
あいにく,“らくらくphon”携帯カメラしか持っていませんが使います。
ケイタイで写真を撮ることなどめったに有りません。
慣れない操作に四苦八苦です。
二つ折りのケイタイです。
レンズが有るのは,写っている画面の裏側だと思っていました。
写そうと思う方向にレンズを向けると,何やら肌黒い色が写ります。
”何だこりゃ“ですが,やがてケイタイを持った私の指だと分かります。
“ははぁー,ここがレンズだ”
“分かった,分かった,今度は大丈夫”
写った写真を確認すると,景色の真ん中に黒い筋が入っています。
3枚ほど撮りましたが,どれも同じです。
“おかしい,何も無いはずなのに”

やがてわかります。
私は,ケイタイにストラップを付けています。
その紐が,レンズの前に垂れ下っていたんです。

という事で,やっと撮れた,“まあまあ”の一枚を掲載です。
             やれこら やれこら

”こむら返り”    やれこら やれこら

2014-10-30 07:30:02 | 今日のやれこら
「県北では,氷点下を記録」
朝のニュースで教えてくれます。
11月中旬から下旬並み,今日は今秋一番の寒さだそうです。

「明日朝は冷え込みますが,日中は青空の広がる,過ごしやすい午後になるでしょう」
昨日地方局のTVで,気象予報士の女子が言ってたんです。
今日,当地の朝の最低気温「7度」,日中の最高気温は「18度」でした。
全国的に見れば,“それぐらいでなんだ”だろうとは思います。
ですが,瀬戸内にある我が家で,この時期この気温は十分寒いんです。

今日は朝の内は,,少しは日差しが有りましたが,昼前からは曇りです。
さほど気温は上がりません,空も冬の空に見えます。
“予報士さん,朝は当たったけど,午後ははずれ ”

昼食後ソファーでウトウトしていました,夏場以降よくすることです。
30分のウトウトから目を覚まし,曲げていた膝を伸ばした時です。
「痛っ,痛っ,痛っ,イタイタ,イタタタ,イタイタ」
“こむら返り”が起きたんです。
“こむら返り”は,若い頃陸上競技をしていた時によく起きました。
なにしろ,「水は飲むな,我慢しろ,汗になるばかりだ」
真夏の練習中でもそう言われていた時代です。
その頃以来ですから,久しぶりどころではありません。
何十年ぶりです。
“足首を,反らして曲げて引っ張って“
“とにかくふくらはぎを伸ばして,我慢して”
身体を起こし,手を伸ばし,足首を何とかつかみ,引っ張ります。
昔の“こむら返り”対処法をやろうとしますが,場所はソファーの上です。
痛みでバタバタするうちに,足首を引っ張ったまま床に落ちます。
余分に「痛っ,痛っ」で,折角引っ張っていた手は足首から離れます。
少し和らいでいた“こむら返り”の痛みが元に戻ります。
「痛っ,痛っ,痛っ,イタイタ,イタタタ,イタイタ」
また激痛です。

やっとの思いで我慢していた“こむら返り”は,5分程で軽くなります。
痛みの軽くなったふくらはぎをマッサージしながら思っています。

「日中は曇りだし,寒いし」
「“こむら返り”は起きるし」
“過ごしやすい午後なんかではないわぁー!!”
昨日の予報士に,筋違いの腹を立てます。
              やれこら やれこら

釣り人    やれこら やれこら

2014-10-29 07:30:05 | 今日のやれこら
フェリー乗り場の駐車場で,釣りをしている人を見つけます。

釣り人の左側には,釣った魚を入れるクーラーが有ります。
右側には,大物用の大きな取り込み網が準備してあります。
釣り人は,人の良さそうなおじさんに見えます。

「何が釣れますか?」
「何も釣れんでぇー」
釣れなくて,イライラしているのかもしません。
素っ気ない返事です。
返事は素っ気なくても,釣り人が話し好きなのは知っています。
竿の様子を見て,又話し掛けます。
「団子釣りですか?」
団子釣りとは,針に付けたエサを赤土でくるんで沈める釣り方です。
昔,私はよくやりました,主にチヌ(黒鯛)を釣るやり方です。
「いや、“ふかせ”をやりょうるんよ」
今度は機嫌よく答えが帰ってきます。
“ふかせ”は知識としては知っていますが,やったことは有りません。
「ふかせ?」
「ほうよ,針に付けた餌の近くに同じ餌を撒くんよ」
「撒いた餌につられて魚が寄って来て,針の付いた餌も食べるんよ」
思った通りです,いろんな話をしてくれます。
・魚種による釣り方の違いについて
・今まで釣った大物について
・どこへ行けば何の魚が釣れるかについて
・その他釣りに関する「あれや,これや」について

そして,どの釣り人も言う,同じセリフも言います。
「昔は,ようつりょうたんじゃけーどなぁー」(昔はよく釣れていたのに)

45年前です。
釣り道具一式”師匠”のアドバイスで購入し,初めての海釣りにチャレンジしました。
「ここは,素人でも絶対釣れる」
釣り場には“師匠”が連れて行ってくれました。
釣果は,“師匠”も私も散々でした。
“師匠”は言いました。
「昔は,ようつりょうたんじゃけーどなぁー」
                       やれこら やれこら

夜中の雷雨   やれこら やれこら

2014-10-28 07:30:03 | 今日のやれこら
屋根を叩く強烈な雨音と,雷で目が覚めます。
「バシャ,バチ,バシャバチ,ゴロゴロドギューン」
昨日の夜12時を回った頃の事です。
窓を,そっと開け外を見ます。
何時もは明るすぎるくらいの街灯が,雨でかすみ,ボヤーとしか見えません。

我が家は山裾です,近くに砂防ダムも有る地域です。
“あの悲惨な災害も夜だった”
広島の土砂災害が頭をよぎります。
“まずは情報,情報”
何か異変があれば,教えてくれるだろう,急いでTVを付けます。
声がいつもの音量では雨音に邪魔されて聞こえません,大きくします。
画面に異変を知らせるメッセージは有りません,通常放送のようです。
“おっ,こういう時はラジオだ”
“何か”に備え,寝室にラジオを置いていたのを思い出します。
ラジオは,TVの声と雨音と雷で,声が聞こえません,大きくします。
一時部屋は,「ゴロゴロ,バシャバシャ,CMの声,人の声」状態になります。

バタバタしている間に,雨は小降りになったようです。
部屋の中では,雨音はかすかに聞こえる程度になります。
“やれやれ,このまま収まれ,収まれ” ですが,5分もするとまた始まります。
「ゴロゴロドギューンバシャ,バチ,バチ」

幸いなことです。
強烈な雨と雷は一時間もしないうちに収まりました,特に被害も無かったようです。

先日の秋祭りで,町内の住人が教えてくれました。
「町内になぜ,京都から分詞された貴船神社があるか」についてです。

この地域は昔から,山からの土砂崩れに遭ってきたんだそうです,
町内には私たちが「谷」と呼ぶ小川が,山沿いに曲がって流れています。
「谷」の始まりは山の峰の間からです。
何十年に一度の豪雨の際には,その「谷」から土砂が流れだし被害が起きたそうです。
土砂災害を起こすのは豪雨の時です。
ご先祖様たちは考えたそうです。
『水を司る神社,貴船神社』をお祀りして,土砂災害から守ってもらおう。
先ず,「谷」を山沿いに曲げます。
そして本来「谷」が一直線に下って来る場所に,貴船神社を建てお祀りしたんです。
400年前だそうです。

土砂災害から町内を守ってくれる,貴船神社です。

景品は北海道産男爵イモ   やれこら やれこら

2014-10-27 07:30:01 | 今日のやれこら
“おっ,アポロマークだ”
最初の一つが,これまでと違います,何年も挑戦して,初めてです。
“よっし”残りの二つを急いで押します。
アポロマークが三つ並びます。
「やったぁー」思わず声が出ます。

アポロマークが商標のこのガソリンスタンドは,セルフ方式です。
時に「イベント」と称して,給油終了後に景品が当たる抽選をします。
給油が終わると,給油機がしゃべります。
「チャンスゲームスタート」
目の前のタッチ画面に三つのマークが出て,それを順番にタッチします。
今まで何度挑戦しても「次回にご期待ください」でした。

今日は初めての当たりで,興奮しています。
抽選を目当てにここに来た訳ではありませんから,景品が何かはしりません。
「あたった! あたった!」
折角の当たり画面が消えてはいけません,急いで店員を呼びに行きます。
事務所には,どう見ても70代後半に見える店員さんがいます。
こちらの意に反して,ゆっくりと給油スタンドまで来ます。

“あれ,消えてしまった”
私が店員を呼びに行き,戻ってくる間に当たり画面のアポロマークが消えています。
給油機は元の画面に戻り,いつもの様にように喋ります。
「いらっしゃいませ,お支払い方法を選んでください」
私は焦りますが,店員は悠然としています。
店員は,領収書受け取り口を確認し,出ていた領収書を取り出します。
通常は給油が終わると給油機が喋ります。
「領収書が必要な方は,“ハイ”を,・・・“イイエ”を押してください」
“ハイ”の場合だけ領収書が出てくるのですが,今回は“勝手に”出ています。
領収書を見た店員は言います。
「北海道産男爵イモが当りました」
画面は消えましたが領収書には「当たり!1等」とあり,景品名が書いてあったのです。
“やれやれ,よしよし”です。

事務所の隣に有る今日の景品が乗った机が,目に入ります。
じゃがいもが入った箱が,二箱見えます。
“1等だ,一箱もらえるぞ”
店員はおもむろに箱に手を入れ,じゃがいも三個の入ったナイロン袋を取り出します。
「今日の景品,北海道産男爵イモ500gです」

“これが,1等?”
先ほどのラッキーな気分はどこえやらです。
                    やれこらやれこら

今日の景品500gの男爵イモです。

PS 4日前ブログ”ちょっとちょっと”のエクセル問題,読者の助言で無事解決です。

トンビ対カラス   やれこら やれこら

2014-10-26 07:30:01 | 今日のやれこら
「ピィーピヒョロロピィーピィーヒョロロー」
トンビの慌ただしい,鳴き声が聞こえます。
何時もの“爺ちゃんお気に入り場所”で,コーヒーを飲んでいます。
真っ青な空に,トンビとカラスが空中戦です。
空中戦とは言っても,トンビが一方的にカラスに攻撃されています。
トンビは旋回して攻撃をかわそうとしていますが,カラスの方が小回りが利きます。
防戦一方のトンビですが,身体はカラスの1,5倍くらいには見えます。
“体がでかいのになんだ,一対一だろ”
“負けるな,やってやれ”ついついトンビの味方になります。
この光景は,春先にはよくある光景です。
子育て中のカラスが,巣の上空を舞うトンビを攻撃しているのはよく見ます。
時に“夫婦”で攻撃ですから,トンビはたまりません。
トンビの羽根が,抜け落ちるのを目撃した事もありました。
ですが,秋に見ることは,珍しいんです。
この時期,両方が至近距離で飛んでる事もありますが,大抵お互い“われ関せず”です。
今日は,余程カラスの機嫌が悪いのかもしれません。

“写真にとっとこ”
急いで,カメラを取りに入ります。
まだ,空中戦の様子が見えます。
カメラの電源を入れます。
「メモリーカード有りません,カードを入れて下さい」
そうなんです,昨日メモリーカードを抜いてPCに入れたままだったんです。
“めったにないシャッターチャンス,カードが無くても本体にメモリーが・・・”
シャッターを切ります。
ですが,カメラは教えてくれます。
「メモリーカードが有りません,記録ができませんでした」

“あらら”です。
カメラでバタバタしている間に,空中戦は下のお宅の屋根に隠れて見えなくなります。
“ん,もう”ですが,仕方ありません。

“今度のために”メモリーカードを入れます。
折角準備したカメラです。
“何か写すものは無いかなぁー”

秋真っ盛りです。
今日の写真は,空中戦とは何にも関係ない,庭のナンテンの紅葉です。
         やれこら やれこら

若い頃には    やれこら やれこら

2014-10-25 07:30:01 | 今日のやれこら
「あの子タバコ吸ってる」
助手席から声が聞こえます。
今日は,軽トラで夕方から外出です。
川に架かった橋を渡り切る手前で,少し長めの信号待ちをしています。
斜め前に二人の高校生が,自転車に乗って同じように信号待ちをしています。
二人は制服を着ています,その内の一人の左手にタバコが見えます。
タバコを口にくわえる仕草をしては,又すぐ降ろしてタバコの灰をはたいています。
大人が普通に吸ってるようには見えません,いわゆる“金魚”をしてるようです。
“なにをイキがって,親が泣くぞ”

「ウゥウゥー,ウゥウゥー,」
対向車線で突然サイレンが響き,車の屋根の赤色灯が回り始めました。
パトカーです。
対向車線は橋に向かうやや上り坂で,中央分離帯には植木が有ります。
信号待ちの車何台かの後に,パトカーも信号待ちで止まっていたようです。
“おっタバコの高校生を見つけて指導だ”一瞬思いますが,違っていました。
パトカーは高校生の方には行きません,反対方向の川下の方へと急ぎます。
直後には別のサイレンが聞こえ,同じように川下へ向かいます,“覆面パト”です。
何か“事件”が有ったようです。

目はパトカーばかり追っかけていました。
斜め前にいた“金魚”高校生の反応を見逃したんです。
突然サイレンが鳴り,きっと慌てたに違いありません。
信号が変わります。
少し残念な気分で,左手のタバコが見えなくなった高校生を追い越します。

運転席で用事が済むのを待っています。
隣には,車高の低い二人乗りスポーツタイプの車が止まっています。
私は軽トラで車高は高めです,隣の運転席の様子がよく見えます。
小太りの若者が乗り込みます。
薄暗くなりかけていますが,掛けていたメガネを黒のサングラスに掛け替えます。
エンジン始動です。
さすがスポーツタイプ,エンジン音が軽トラとは違います。
ところが,発進しようとしてエンストです。
マニュアル車で,クラッチを早く離しすぎたようです。
若者は,とっさに首を振り周りを見ます。
目が合います,私は慌てて前を向きます。
若者はエンジンを掛け直しますが,直ぐには発進しません。
そっと横を見ると,スマホを取り出し,指をしきりに動かしています。
明らかに私を意識した動作の様に思えます。

タバコを吸う高校生も,エンストした若者も,やがて思うはずです。
“若い頃には,何かとイキがってたなぁー”
                  やれこら やれこら

「日新丸」   

2014-10-24 07:30:37 | 今日のやれこら
調査捕鯨船「日新丸」です,造船所の岸壁に係留されています。
しまなみ海道途中の島の道路を走っています。
それで目撃したんです。
ドッグでの化粧直しが終わって係留されているようです。
船体がピカピカしています。

毎年この造船所で点検修理されるようです。
4年位前にも同じ場所に係留されていました。
その時はひどかったんです。
ニュースでもたびたび取り上げられたとおりです。
捕鯨に反発する団体の抗議活動で,それは無残な姿たっだんです。
船体には発煙筒らしき物で傷ついた痕が,生々しく見えました。
赤や黄色のペイント弾で,防御ネットも船体も「汚れまくって」いました。

という事で,かつてニュース映像と本物に衝撃を受けた,今日の日新丸です。
                   やれこら やれこら

「ちょっと,ちょっと」   やれこら やれこら

2014-10-23 07:30:08 | 今日のやれこら
”おかしい,おかしい,出来ないはずがないのに“
11月中旬に同窓会を計画しています,一応私は幹事補佐です。
今日はその資料作りです。
資料は,一覧表にして作る事にしました。
表の中に打ち込むのは数字では有りません,近況報告「日本語」です。
「ワード」にしようか「エクセル」にしようか?
結局,「エクセル」にしました。
たまには使っとかないと“忘れそー”だからです。
それが失敗の“もと”です。

「エクセル」を使うのは,町内会会計の仕事をした時以来4年ぶりです。
データの打ち込みは終了しましたが,印刷ページが思うようになりません。
思わぬところに「改ページ」が入ります。
こういう時は,「改ページ解除」だ,「再設定」だ,「余白の問題」だ・・・
分かってしまえば絶対簡単なことだ・・・・
「何かをワンクリック」するだけだ・・・・
かつての知識を総動員しますが,どうやっても上手くいきません。
“んーん”
昔なら隣の同僚に「ちょっと,ちょっと」と聞けるのに・・・

私は,Windows95がマスコミの話題になった時に“流行”でPCを買いました。
説明書を読むのは嫌いです。
授業料を払ってまで教えてもらう気にもなりません。
必要なソフトの使い方は,職場の“先駆者”のアドバイスで適当に覚えました。
教えを乞うのにお金を払う訳ではありません,“先駆者”にも自分の仕事があります。
迷惑がられることも,当然ありました。
「いやー,貴方はミラーオブオヒィス(職場のカガミ?)だから」
教えてもらう時に,よく使ったフレーズです。
以来,困ったことが有れば「ちょっと,ちょっと」で過ごしてきたんです。

“それにしても困った”
仕方ありません。
エクセルに打ち込んだ文章を,ワードにコピペする事にしました。
ですが,今度はワードで罫線が思ったようになりません。

同窓会まで,まだ時間があります。
決めました,今日はもう止めます。
ダメなら,ワードで初めから作り直せばいいんです。
そのうち,どこかで「ちょっと,ちょっと」の機会があるかもしれません。
               やれこらやれこら

トイレ休憩   やれこら やれこら

2014-10-22 07:30:02 | 今日のやれこら
“1,2,3,4・・・15,16・・”
数えるのは止めました,観光バスから降りてくる“お年寄り”の数です。
背中のまがった人もいますが,皆さん元気そうです。
ほとんどが昔の女子ですが,昔の男子も少し混じっています。
総勢30人は超える団体です。
バスのフロントガラスを通して○○老人会御一行様と書いてあるのが見えます。
○○は私もよく知っている,私と同じ市内の地名です。
トイレ休憩のようです。

私もパーキングエリアで休憩中です,朝の8時過ぎです。
ここに来た時に,いつも座るベンチにいます。
ベンチの後ろには,観光案内版があり,トイレもすぐ近くです。

「男の方をつかわしてもらやぁええがー」
並んでいた一人の昔の女子が言ったんです。
大きなパーキングエリアではありません。
女子用トイレもそれほど数がある訳ではありません。(私は入ったことはありませんが)
一度に押し寄せると大変なんです,女子用はトイレの外まで列ができます。
「そうじゃな,その方が早ぇわー」
列の最後の方にいた何人かが,隣の男子トイレに入っていきます。
ですが,すぐ出てきて言います。
「男の方はひとつしかないでぇー」
「やっぱり,こっちへ並んどこーかぁ」
“昔の女子はたくましいなぁー”です。

昔の男子は5,6人かたまって観光案内版の前です。
その中の一人が,話している内容が聞こえてきます。
以前自分が行った事のある観光地の解説です。
皆黙って頷いています。

10分程過ぎた頃にほとんどの“お年寄り”はバスに帰ったようです。
バスの乗り口には添乗員でしょう,ネクタイを締めた中年男子がいます。
帰ってくる“お年寄り”の数を数えています。
帰ってきた昔の女子の一人が添乗員にいいます。
「・・さんはなぁー,土産を買うゆうて売店へ行っちゃった」

たぶん地名から察するに,出発して一時間ほどです,最初のトイレ休憩のはずです。
旅は始まったばかりだと思うんですが,・・・
今からこれほどパワー全開では・・・
               やれこらやれこら

時期が有ります   やれこら やれこら

2014-10-21 07:00:00 | 今日のやれこら
生垣の山茶花が例年通りとはいきませんが,ポツリポツリ咲き始めました。

「今時分から,剪定したら花がさきゃーへんど」(今の時期剪定したら花は咲きません)
「花を咲かしてから,剪定せにゃあー」
約一月前です,山茶花を剪定中の私に近所の同級生が言います。
「ほいでも,ハチに刺されたらいけんけぇーのー」(ハチに刺されるといけないから)
「花nは,あんまり興味が無いけえのー」
例年は10月の終わりころから剪定を始めます。
その頃には花もたくさん咲き,見ごろになります。
すると花の蜜を求めてハチがやって来るんです。
「ブォーン,ブォーン」いかにも狂暴そうなスズメバチです。
梯子に登って,頭の近くを飛び交うハチの羽音は恐怖そのものです。
「スズメバチに刺され,はしごから転落」になってもいけません。
今年から山茶花は花の咲く前に剪定することにしたんです。
同級生の予想は半分外れたんです。

「樫もえらい摘み込んだんじゃなぁー,まだあちぃけーなぁー,また芽が出るどぉー」
(樫もずいぶん刈り込みましたね,まだ暑いからまた芽が出ますよ)
「もう一回剪定せにゃーいけんことになるどおー」(今年もう一回,剪定する事になる)
同じ時に,山茶花から目を移した同級生が言ったんです。

一月前に,樫の木は葉の付いた小枝をほとんど落とし,丸裸同然にしたんです。
その枝に新芽が出て葉も広がり,枝が青々としてきました。
確かに二度手間になりそうです。
こちらの予想は当たります。
             やれこら やれこら

ブログ毎日なんとか100号   やれこら やれこら

2014-10-20 07:31:52 | 今日のやれこら
今日のブログは写真です。
記念号ですから。
少しピントの甘い写真ですが,頭の中と同じです。


ベランダからの景色です,川向うの右端に製鉄所と左に市街が望めます。



ベランダから見た河口側です。県立学校工事現場と河口堰,市民球場も右に見えます。



川の対岸から,わが家方面を見た景色です。我が家は見えません,橋に隠れています。



居間から見た日の出です,球場の照明塔が正面に見えます。電柱が邪魔ですが・・・

指差し確認   やれこら やれこら

2014-10-19 07:29:59 | 今日のやれこら
「ないないない,無い」
私は,昔から探し物をよくします。
“悪い癖”,“注意不足”,“脳の配線ミス”
色々考えられますが,年とともに顕著になるのは確かです。
次の動作に移る時,無意識に“持っていたものをどこにでも置く”のです。
引き出しや戸棚の中の物を捜すのも苦手です。

今日の仕事は,芋ほりです。
私が畝を作り,植えるときは“指導”をしました。
植えたのは20本ほど,梅雨前です。
その芋が,植えた畝幅の3倍くらいにツルを伸ばしています。
ご近所では,もう皆さん収穫を終えています。
芋ほりはまず,ツルを刈り取らなければいけません。
四方に伸びるツルの根元は結構太く,よく切れるハサミでなくてはいけません。
その為,刃先が少し長く使い勝手の良い,松剪定用のハサミを使用しました。
“もしかすると,今日もハサミを探すことになるかもしれない”
少しは学習しています,手から離したハサミの場所を確認しながらの作業です。
良く切れます,ツルは気持ちよく刈り取れます。
刈ったツルは小さな山に分けてまとめます,後から畑の隅に移動しやすくするためです。
ツル刈りは終了しました,いよいよ芋ほりです。
“おっと,その前にハサミを確認しよう”
ハサミはツルを刈り取った後,目印になる石ころのある所に置いたのを覚えています。
確かにその場所に有ります,“OK”です。

“さぁて,どこからクワを入れようかなー”
“これはよく生ってる”
“こっちは小さいのばっかり”
“土が湿っていて,後で芋の泥を落とすのが大変”
あれこれ話しながら,一畝の6株を掘り終えたところで休憩です。
そして気が付きます,置いた場所に,ハサミが無いのです。
そんなはずはない。
まだ,松の木の剪定は残っています。
ハサミをなくす訳には行きません。
ハサミは,今日掘った芋の何倍も高いのです。
芋ほりは後回しです,慌てて,二人で畑中を捜しますが有りません。

“ここで,ツルをまとめた,この畝のツルはここに持って行った”
“確かにこの石の所にハサミは有った”
一つ一つ指差し確認で,それまでの行動を思い出します。
“あっ”です。
芋ほりの前に,小さな山にしたツルを畑の隅に引きずって持って行ったんです,
その時,ハサミも一緒に引きずられていったのです。
まとめたツルを畑に拡げて,二人で目を凝らします。
ありました!ありました!  あったんです!
ハサミの捜索にくたびれて,後を続ける気力が失せました。
残りの芋ほりは後日です・・・・・
                やれこら やれこら

満点だったのに   やれこら やれこら

2014-10-18 07:33:16 | 今日のやれこら
“来ました,来ました”
やっと来てくれました,一通りのストレッチが終わりかけた頃です。
中学生でも高校生でも有りません。
子どもを,自転車の前と後ろに乗せた“ママ”です,子どもがそう呼んでいました。
前に下の子,後ろは上の子のようです。

家から20分ほど歩いたところに有る公園に来ています。
散歩の途中です。
この公園は50m四方くらいの大きさで,中央に滑り台が二つ有ります。
二人が座れるくらいのベンチや,テーブルとベンチがセットになって置かれています。
近くにはコンビニが有ります,中学校も高校も近い場所です。
時間も夕方4時過ぎです。
この時間帯にはよく,中高生がテーブルを囲んでいるのを見かけます。
ですが今日は誰もいません。
何故か残念です。

“ママ”は自転車を公園の真ん中近くに止めます。
“もう少し,端に止めろ”ですが,“ん,こうゆうタイプは面白そう” でも有ります。
ベンチに座って,親子三人の様子を見ることにしました。
子どもはどちらも女の子で,保育所の制服を着た子が後ろに乗っています。
制服を着た子は自転車を降りると直ぐに,滑り台に走って行きます。
手には,空のようなナイロン袋を持っています。
母親は下の子を連れてテーブルに行き,水筒を口に向けてやります。
飲み終えると,下の子は直ぐに「おねーちゃーん」と滑り台に走って行きます。

“スマホを出すぞ,出すぞ”
やっぱりです,母親はベンチに座るなりスマホを取り出します。
子どもたちは,滑り台の上り下りで楽しそうです。

これまでの経験から言えます。
母親はスマホに夢中で時間を忘れますが,子どもは直ぐ飽きます。
大抵子どもが先に声を掛けます。
「ママ一緒に遊ぼうよ」か「もう帰ろうよぅー」です。
“しっかり子どもを見てやれ,ちゃんと子育てしろ,自分の世界に入るな”
口に出したことはありませんが,注意したくなります。

今日は母親が先に,子どもに声を掛けます。
「やっぱり,今持ってる青虫は毒が有るよ,触ったらいけんよ」
「ほらこれ見てみ」
どうやらスマホは,“青虫検索”のようでした。
制服を着た女の子が持っていたナイロン袋には,青虫が入っていたのです。
検索結果を二人に見せた母親は,子どもと一緒に滑り台で遊んでやります。
一通り楽しんだ親子は,又自転車に乗って公園を出ていきます。
帰りには,私に会釈をしていきました。

自転車を止める位置がもう少し端なら・・・
満点だったのに・・・
                    やれこら やれこら

無事,追い越します    やれこら やれこら

2014-10-17 07:30:00 | 今日のやれこら
通学時間帯に高校に近い坂道を運転しています。
高校に通じる道は片側一車線で歩道は有りません,坂は曲がっています。
坂を登る高校生に歩く子はほとんどいません,大方自転車を押しています。
自転車を押す高校生は,みんな左側通行です。
反対車線の下りは渋滞で車が連なっています。
この時間帯は何時もの事です。

私も坂道を登っています。
自転車を押す高校生と同じ方向に進んでいます。
安全第一は当然ですが,自転車について行っても後ろの車に迷惑です。
対向車線は渋滞中です,対向車にぶつかりながら追い越すわけにもいきません。
細心の注意を払って追い越します。

“今日はおかしいなぁー,ゆっくり過ぎる”
前の車も,その前の車もスピードを落として進みます。
週に二日は通る道ですが,登りの渋滞は経験していません。

“あっ,あれだ”
カーブを曲がって,坂の頂上が見通せるところまで来た時です。
登り渋滞の原因が分かります。
7~80m先に,2列並行で自転車を押す高校生のペアがいたんです。
会話中のようです。
男子の顔が車の通る方を向いています。
当然女子が車に近い方ですが,顔は男子の方を向いています。
自転車2列並行では,車が追い越せる幅は狭くなり,ぎりぎりです。
私の前には10台ほどの車がいます。
反対車線は渋滞中です。
ペアを追い越す車は,スピードを落として慎重です。

“誰か,窓を開けて注意しろ,怒ってやれ ”
“怒られる前に気が付け,高校生にもなって何だ”

誰も言わなかったようです。
私にペアを追い越す順番が来ました。
助手席の窓を開けます。
男子の顔がはっきり見えます。
ニコニコといかにも楽しそうですが,見たかった女子の顔は見えません。

“こらっぁー,危ないだろがぁー”
“気持ちは分かるけど,人の迷惑も考えろぉー”
“せめて,女子を左側にして,車から守ってやれぇー”

心で叫んで,開けた窓を閉め “無事”追い越します。
                   やれこら やれこら