やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

キッズ 桜?

2015-03-31 07:31:12 | 今日のやれこら
“うっそぅ,ここはまだだぞ”
「福岡や東京は,桜満開・・・」
気象予報士が言っているのが,カーラジオから聞こえてきます。
“九州,福岡より遅いのは納得できるけど,東京よりも,とはな”
“桜前線北上,のはずなんだけどなぁ”

当地では,どの桜も,やっと花びらが開き始めたばかりです。
“瀬戸内海気候,温暖の地のはずなんだけどなぁ”
“なんか納得できない,おかしいなぁ”

“なになに,「キッズコーナー新設」?”
大きく赤い字で書いたポスターが,窓ガラスに,貼って有ります。
信号待ちをしていて,見つけます。

停まっている近くに,国立の医療センターが有ります。
この辺りは,薬局激戦区です。
道路の両脇に薬局が,何軒も並んでいます。
貼って有るのは,その薬局の一つです。

“しかし,薬局に「キッズコーナー」?どういう事かなぁ”

 ・「子ども用の薬」専用コーナーの事
 ・処方待ち「子連れ患者様」,子どもはここでお遊びを
 ・「子どもはここで保育」「子どもを気にせず診察を」「お帰りは我が薬局でお薬を」
“これが,正解かもしれない,待ち時間に子どもを気にせずスマホも出来るしぃ・・・”
“なんといっても激戦区だからなぁ,”

“そうか,ん,キッズ・・・”
“そう言えば,この辺りの桜は若木が多いからなぁ”
“桜は,キッズ桜で,遅咲きなんだ”
“分かった!!”

バンザーイ,バンザーイ

2015-03-30 07:33:47 | 今日のやれこら
「チュン,チュン,チュン,チュウー,チュン,チュン」
小雨の中で,スズメが,鳴き交わしています。
一羽は電線に,そしてもう一羽は下のお宅の屋根で。
暫く鳴き交わし,電線の一羽が,屋根の一羽に近づきます。



「春が来たぁー,♪♪♪春が来たぁー♪♪♪]
スズメも,恋の季節のようです。

“おっ,こっちにも春だ,あれだけヒヨドリに痛めつけられたのに・・・”

エンドウ豆は,食糧不足のヒヨドリの襲来を受けました。
葉っぱを食われ,無残な姿になっていたんです。
そのエンドウ豆が,勢いを盛り返し,白い花を咲かせました。

“これこれ,君の春は,まだかなぁ”


昨秋から,我が家の周りをいつも一羽で徘徊する「しめ?」です。
「しめ?」はいつも一羽です。
今日は,山の形をした庭石のてっぺんに留まって辺りを見回しています。

「しめ?,気を付けろよ」
「その庭石は野良猫『しろ』が隠れる場所だぞ」

“ツバメは,まだかなぁ”
朝から,鳥がらみの話題でソワソワしているんです。

なんと言っても,今日は「黒田」です。
Carp,男気「黒田」です。
Swallow‘s 相手の初登板,初勝利の日なんです。
「バンザーイ,バンザーイ」

お連れさんです

2015-03-29 07:40:35 | 今日のやれこら
「Spring,Spring 春の恵みを食卓に」
店内のあちこちに,吊るしてあります。

“へぇー,良いキャッチコピーだ”
“気分が,ウキウキするもんなぁ”
“キャベツやブロッコリーが,買って,買ってとピョンピョンして見えるもんなぁ”
“しかし,牛乳や,ヨーグルトも春の恵みかなぁ?”
“まあ,なんでもいっか”
たまに来るスーパーで,店内観察?をしています。

“なになに,肉とセットで,焼き肉用具の無料貸し出し”
“上手い販売方法を考えるもんだ”
店内ポスターを読みながら,連れ合いのレジが済むのを待っていたんです。
店内ポスターは,駐車場に面した窓ガラスに貼ってあります。
レジからは,私の背中しか見えません。

「お連れだと思います,ここに置きますから」
後ろからの声掛けに,びっくりして振り向きます。
声を掛けてきたのは,レジにいた中年女子店員です。
女子店員は,商品が入った籠を私のいる前の棚に置きます。
商品は,連れ合いが買ったものです。
「重たいから」と,運んでくれたんです。

『えっ,あっ,すみません』
“親切な,良い店員さんだ”と感心しつつも思います。
“あらら,いつの間にか顔も覚えられて”
「あの白髪の爺さんと,あのばあさんがペアよ」
いつの間にか,特定されていたんです

“この店には,そんなに度々は来ないんだけどなぁ”
“腕組みして通路に突っ立て,他の客の邪魔になった事もあるからなぁ”
“目立ってるんかなぁ”

一直線

2015-03-28 07:36:19 | 今日のやれこら
“おっ,月だ!!”
今日の真っ青な空です。
その空に,月が小さく,浮かんでいます。
“飛行機も,飛んでる”



浮かんだ月の右に,一直線の飛行機雲が見えます。
“空に,右折左折はなくても・・・   考えられない事故が・・・”

“そうそう,点滅ランプを早う修理しとかにゃぁな”
“地上の道路では,ずっと真っ直ぐ一直線という訳にいかないし”

軽トラの「後ろ右」ウインカーが,昨日からおかしいんです。
右ウインカーを出した時の音が,いつもの「チカ,チカ,チカ」ではないんです。
右折しようとすると,「チカ,チカ,チカ,チカ,チカ,チカ」とせわしなく音を出すんです。
“おかしいなぁ,”と一瞬思ったんですが,すぐに原因が分かります。
ウインカーのランプが切れた時の“症状”でした。

“ランプも点かず,急な右折で追突という事になれば,後続車に迷惑,申し訳ない”
“早う,修理しとこう”と,ランプ交換に出かけていたんです。


『おはよ,どこへ,行きょうるんな』
我が家を出て直ぐに,畑仕事の同級生に会います。
「ウインカーがチカチカせんようになってなぁ,ランプ交換に行きょうるんよ」

『軽トラの,ランプ交換はどうやってするんかなぁ』
『ははあ,これが,ランプにつなぐ配線で・・・』
同級生は,機械に興味が有ります。
同級生が荷台の下をのぞき,配線を少しつっつきます。

「あれ,普通にチカチカして,点いたぞ」
ランプの所為ではなく,配線だったんです。

「有難う,有難う,これで一安心」
と思っていると,同級生が言ったんです。

「車は,直しゃあ乗れるが,身体が,のぉ・・や」

ちょっと,ちょっと

2015-03-27 07:47:51 | 今日のやれこら
“凛と咲く水仙,絵になるんだがなぁ”
“しかし,たった一輪だし,元気が無いし・・・”
花壇のヒヤシンスの側に,水仙がやっと一輪花を付けました。


今年,我が家の周りでは水仙が花を咲かせないんです。
畑の隅の水仙も葉っぱだけは青々と伸びています。
葉っぱは伸びていますが,花が咲きません。
庭の山茶花の根元や,南天のそばに植えた水仙もです。

“金木犀だ,梅だ,山茶花だ,ボケだとばかり注目していたからなぁ”
“水仙には,声掛けが少なかったもんなぁ”

“声掛けかぁ,あの時は失敗したなぁ”
二十年以上昔の“出来事”を,思い出します。

職場にパソコンが,導入され始めた頃の“出来事”です。
アナログおじさん達にとって,パソコンは未知の物体でした。
マウスに,キーボードに,ソフトにと悪戦苦闘の中
「ちょっと,ここ教えてもらえる」
パソコンに“ちょっと”詳しい女子に,助けてもらっていました。

そんな職場に,パソコンに“もっと”詳しい,女子が移動してきたんです。
おじさんたちは,大助かりでした。
「ちょっと,ちょっと」は,“もっと”詳しい女子に偏ります。

「若い子が来ると直ぐチヤホヤして,男は幾つになってもだらしないね」
そうなんです。
“ちょっと”詳しい女子より,“もっと”詳しい女子が,うーんと若かったんです。
若いからなどとは,思いもしません。
ただ,パソコン操作を教えてもらいたいだけだったんです。

回覧板

2015-03-26 07:31:30 | 今日のやれこら
「回覧板,持って来たけえな」
声を掛けてきたのは,町内男子最高齢,93歳のお爺さんです。
おじさんは,JAの回覧板を持って来ています。



去年までは,回覧板の順番は違っていたんです。
お爺さん→○○→△△→我が家の順番だったんです。
去年,○○と△△が空き家になりました。
お爺さんは,100mほどの坂を上って,我が家まで回覧板を回すことになったんです。

『すみません,坂がしんどいのに』
「まぁ,ちったぁ,歩かにゃあなぁ,へえでも,足腰はよおうなったでぇ」
(少しは歩かなければ,最近足腰が弱くなった)
『まだまだお元気ですよ,若い頃戦争でしんどい目をした方は,強いですよ』

お爺さんは,若い頃太平洋戦争で戦った経験をしています。
「わしゃぁ,レイテ沖海戦で沈められてなぁ」
お爺さんは,空母瑞鶴で撃沈された経験が有るんです。(※2014.9.11号)

お爺さんはお婆さんと,長年二人暮らしでした。
近ごろ,そのお婆さんが,施設で長期療養となりました。

「最近,人と話すことが,少のうなってなぁ」 
お爺さんは,もともと話好きです。
おもしろ,おかしく,いろんな話しをしてくれるんです。
今日もそうです。
「白内障手術及び,術後の経過」
「若い頃の町内の出来事」
「“兵隊から帰って”からの事」
「高度成長期を迎えた日本の様子」
あれやこれや,話してくれるんです。

立ち話は,腰に応えます。
近くには,座るに手ごろな畑の縁石が有ります。
“あそこに座って話そうと,言ってくれないかなぁ”
じっと,座りたいのを我慢しているんです。
“お爺さんより,先に座ろうなどとは言えないぞ”

“まだまだ,話しはつきないなぁ,お爺さんの足腰は弱ってないなぁ”
『ちょっと,座りましょうか』
とうとう,口に出したんです。

お爺さんは,いつも別れ際に言います。
「わしらみたいなもんが長生きしとっちゃあ,若ぁもんに迷惑かけるけえなぁ」

いえいえ,今の日本が有るのは,お爺さんたちのお蔭です。

こう度々ではなぁ

2015-03-25 07:31:30 | 今日のやれこら
「ピンポーン」
“朝早くから誰だ”
工事服を着,長靴をはいた若い作業員です。
「おはようございます,工事の為この先が通行止めになります,お知らせに来ました」
「もしお出かけのようでしたら、早めに車を出しておいて頂ければと思いまして」

“またぁ,”



ここ一年以上、同じ場所が何度も通行止めになるんです
今日は水道,次はガス、そして下水管、その繰り返しなんです。

『ああ良いですよ,出かけませんよ,気を付けて工事して下さいよ』
これまでは,いつも善人ぶって,返事していたんです。

“こう度々ではなぁ”
今日も外出の予定は有りません。
有りませんが,少し困った振りをする事にします。

『また,通行止め、今日は車で出かける用事が有るしなあ,困るなぁ』
「今の内に車を出しておいて頂ければ,それを待って工事を始めますから」
『出しておくと言われても,予定はもう少し先だし、置くところがなぁ』
若い作業員は,予想外の言葉に困惑して答えます。
「・・・難しいようでしたら,穴に鉄板を敷きますが・・・鉄板は用意しているので・・・」

“今日は寒いのに,作業も大変だ,このへんで困らすのは、止めよう”
『分かった、分かった、直ぐ車を出す』
「すみません,すみません」

車は,100メートルほど離れた地域の集会所前の広場に置きました。
もともと,直ぐにも,暫く後にも、今日はでかける用事は無かったんです。
“ここに,一日中置いて置くわけにもいかないしなあ”
“かといって、あてもなくドライブするのもガソリンの無駄だしなぁ”

“気持ちよく,『我が家を気にせず,工事をどうぞ,』と返事しとけばなぁ”

小さな春,見っけ

2015-03-24 08:15:32 | 今日のやれこら
NHK地方局の夕方ニュースのコーナーで「視聴者撮影作品」が紹介されています。
紹介される写真を見ながら,ついつい言ったんです。
「小さな春? こんなもんで良かったら,簡単,カンタン」

“何かないかなぁ,何かないかなぁ 小さな春が”
カメラ片手に,家の周りを捜します。
捜してはいますが,納得いく被写体はそう易々とは見つかりません。

“おっ,有った”



“たくましい ハクサイ,これでどうかなぁ”
ハクサイが茎を伸ばし,花を咲かせました。
じつは,このハクサイの根は地中には有りません。
収穫前にヒヨドリに食いちぎられ,無残な姿になりました。
食用にはならないので抜いて,畑の隅にほっておいたんです。

“この一本だけだからなぁ,食いちぎられた葉っぱが付いていてはなぁ”

“これで,どうだ!!”
“早くも満開,一足,二足,早くも咲き誇る桜だより”



“写真ではそっくりで,気付かれないと思うけどなぁ”
“万が一,取材に来られたらなぁ・・・”

満開になっているのは,杏子なんです。

「イタッ,イタタァ」
上ばかり向いての杏子撮影で,根元の枯れ木を足に引っかけます。
こんな事で,転んでけがをしたのでは笑いものです。
「なにくそっ」
踏ん張った足が,腰に応えます。

『思い付きで,バカなこと考えているからよ』

530 ???

2015-03-23 07:32:40 | 今日のやれこら
“ん? めざそう530のまち?”



市が発行した,2015年度版,ごみ分別ガイドブックです。
一瞬“???”だったんですが,小さな字で読み方が振ってあります。
530で「ご・み・ぜろ」と読むんだそうです。

“530(ごみぜろ)かぁ,ほかの読み方はないかなぁ”
“5(ご)3(さん)0(なし),「順風満帆,人生に悔い無し」の人に良いなぁ”
“まてよ,上司をヨイショする部下かな, 5(ごマ)3(スリー)0(王)”

市街地を車で走っています。
私の車の直ぐ後に,気になる軽四がいます。
その軽四には「希望ナンバー」で「235」が付いています。
誕生日が,2月35日という事は無いだろうし・・・
これは運転しているのは“2(ふ)3(み)5(こ)”さんだ。

「ふみこ」さんが,行きたい方向は私と同じ道のようです。
「ふみこ」さんは,もう5km以上私の後ろに付いていたんです。
その間,ずっとケイタイ片手に楽しそうに喋りながら,運転しているんです。
大笑いする顔や眉を顰めたひそひそ顔が,バックミラーに写ります。

赤信号で減速すれば,追突しそうになる程,迫ってきます。
右折しようとすれば,その狭い車間距離で片手運転です。
バックミラーに写る「ふみこ」さんの運転が,気になって仕方なかったんです。

“やれやれ,これで「ふみこ」さんに追突される心配はなくなった”
“早く,携帯止めて,安全運転してくださいよ,「ふみこ」さん”
やっと「ふみこ」さんの車が左折して,私の後ろからいなくなりました。

“おっ,1122,良い夫婦だ,これは分かりやすい”
“これは,パチンコ好きの人だ,7979で,7が来る7が来る,しかし泣く泣くともなぁ”
“440でよしおさんだ,878で花屋さんだ”
“2525でニコニコだ,しかし,不幸不幸と読めなくもないしなぁ”

今日は一日中,数字のゴロ合わせから離れられなくなったんです。

おじいさん,来たけえな

2015-03-22 07:38:19 | 今日のやれこら
「ゴーン,ゴーン」
町内のお寺から,鐘の音が聞こえてきます。
お寺の裏山には,山裾に沿って,数千の墓が並んでいます。

“今日は,春分の日,彼岸の中日です”
ということで,ご先祖様の墓参りをしてきました。

「おじいさん,来たけえな」
墓の間から,声がします。
声の主は,おばあさんでした,かなり昔の女子です。
小道を挟んだ斜め上の「・・家」と書いてある墓の前にしゃがんでいます。
両手を使えるようにでしょう,リュックサックを背負っています。

「久しぶりじゃなぁ,おじいさん!」
「好きじゃった酒と,美味しいお菓子を持ってきてあげたけえな」
おばあさんは墓の前で手を合わせながら,そう言ってます。
そして,リュックからコップ酒と四角い箱の様なものを取り出し,お墓に供えます。
供えながら「南無・・・・・」と拝みます。

「おじいさん,もう飲んだ? 菓子も食べた?」
「もう帰るけぇな,これ持って帰るでぇ,又,来るけぇな」
そう言いながら,コップ酒と菓子をリュックにしまいます。
「ようまいんなさったなぁ,お先に」と声を掛けて,墓を後にします。

おばあさんが,折角のお供え物を持って帰るのには,訳が有ります。
数を増したカラスの所為です。
墓に食べ物を供えたままにすると,カラスが食べ散らかしてしまいます。
時に,花立の花さえ悪戯して散らかしていることが有ります。

“あらら,ここも掘られて,これじゃ墓がひっくり返るがなぁ”
イノシシが,墓の崖を掘り返すんです。
餌のミミズを,捜すためのようです。

子どもの頃には,盆に,正月に,お彼岸に,墓地はにぎわっていたんです。
お墓参りの人も,少なくなりました。
山裾の墓地は,野生が闊歩する時代になってしまいました。

「まついく」?

2015-03-21 07:33:47 | 今日のやれこら
「まついく」?
「もるより自然」?
ドラッグストアーの店内観察で,時間を潰しています。
化粧品コーナーで,店内ポスターのキャッチコピーに目をひかれます。
ポスターの下には,まつ毛と目を強調した写真が貼られています。
対象商品も置いて有ります。
その商品の使用例が,イラストとともに書かれています。
“これは,面白い,モデルの女子も可愛い”
老眼の目をしばしばさせながら,じっくり説明を読んだんです。
そして,分かりました。

「まついく」は,「まつ毛育毛」の事のようです。
まつ毛を,可愛く,長く,カールしたように育てる?化粧品だそうです。
「盛るより自然」は,ゴチャゴチャ付けずに「これ一つ」で,という事の様です。

「いらっしゃいませ」
後ろからの声に,びっくりして振り向き,辺りを見回します。
周りには,声を掛けた女性店員以外誰もいません。
その店員は,それだけ言って通り過ぎます。

“警戒の声掛けだ”

白髪の爺さんが,女子向け化粧品コーナーに立ち止まっていたんです。
じぃっと,イラストとポスターを見つめていたんです。
説明を読みながら,“へぇー”とか“信じられん”と首を縦や横に振っていたんです。
「春が来て,おかしくなった爺さんが,化粧品コーナーにいる」
そう思われても仕方なかったんです。

「艶すべ爪」,「触れたくなる肌」,「ぬってもっちもち」,「ちょいもり」
説明を読みたかったキャッチコピーは,まだまだたくさん有ったんです。
有ったんですが,店員の視線が気になります。
次回,店員のスキを見つけて,読むことにしました。

“おっ,そろそろ満開だ”


駐車場の端に植えたボケです。
ボケは植えっぱなしで,毎年伸びた枝を適当に切っているだけです。
肥料もやりません。

“「ボケいく」をしてやったら,来年はもっときれいに咲くかなぁ”

赤,青,黄色

2015-03-20 07:31:54 | 今日のやれこら
“はっきり見えなくていい事も有るんだ”

昨日から丸一日降った雨が,やっと止みました。
いつも見慣れた山裾の景色ですが,霧に包まれています。
背後の山が,いつもより遠く,高く見えます。
霧にかすんだ所為で,山肌の土も見えません。
それなりの景色になっているんです。

時に,青空ものぞくようになった午後です。
散歩中に,3本並んで立った「啓発のぼり」を見つけたんです。
赤,青,黄色ののぼりです。

“同じ立てるなら,もう少し間を開けるとか工夫すればなぁ”
狭い間隔で3本,立っています。
のぼりは,重なり合いおまけに風でポールに絡んでいます。
     
赤いのぼりに,何が書いてあるかは分かります。
「火の用心」と大きく書いてあるんです。
“あとの二本がなぁ”
青と黄ののぼりには,何かごちゃごちゃ書いて有ります。
書いては有りますが,小さな字で,遠目には読めません。

「啓発のぼり」は家に挟まれた,狭い四つ角に立っています。
狭い路地ですが,車も通ります。
小学生の通学路にもなっています。

“そうかあ,朝の景色と同じだ,細かい所は見えなくていいんだ”
“字は読めなくても色だ”
“信号機の代わりと思えば良いんだ”

ちょっと残念なことには・・・
“赤,青,黄,のぼりの並びがなぁ”
“赤,黄,青になっていれば,もっと信号機らしかったのに”

やったぁ,ばんざーい

2015-03-19 07:40:40 | 今日のやれこら
総合病院の「整形外科」で,2か月に一度の診察を待っています。
“もう予約時間を,30分過ぎたぞ,どうせ薬だけなんだから,早くしてくれ”
イライラしながら,診察を待っています。

「もう帰ろうよぅ,何時間も待ってるよ」
『まだ,30分しか待ってない,もうちょっと我慢せい!!』
待合室の椅子に座った私の前から,父子の会話が聞こえて来ます。
「もう治った,帰ろうよぅ」
『ちゃんと見てもらわにゃぁ,入学式に行かれんぞ!!』
手首にコルセットをはめた子どもは,小学校入学前の様です。

待ちくたびれた父子は,しりとりを始めます。
「お菓子」→『しまうま』→「まんじゅう」→『うす』→「酸っぱい」
『酸っぱい?まあ良いか,じゃあ,いす』→「すすすす・・・スイカ」
『カラス』→「すすすす・・・す」
『す?』→「お酢の す」→『じゃぁ,カラスの巣の,す』
「すすすす・・すみれ」→『れ,かぁ,レンコン』
「ん,が付いた,僕の勝ち!!」
「やったぁ,ばんざーい」
子どもは正直です,大きな声で叫んだんです。

何回もの診察で主治医=研修医?の言う事は,分かっています。
一応「どうですか?」と聞かれ,いろいろ訴えてみても,
「それでは,いつもの薬を」で終わりなんです。
“病院を変えたほうが,良かったかなぁ”
“また初診で,MRIから始めるのもなぁ”
“人間味の無い研修医が,主治医になったなぁ”
“4月の移動で,人間味のある研修医が主治医になるかもしれないしなぁ”

「それでは,いつもの薬を,二か月後に来てください」
今回の診察も,いつも通り終わりました。
ところが,今日の研修医は,一言付け加えたんです。

「4月に転勤します,次回からは新しい先生です」

聞いた途端,こどもの様に叫びたかったんです。
『やったぁ,ばんざーい』
                     
PS)今日で,ブログ250号
   病院の帰り道に桜並木が有ります。
 
   晴天に満開の桜を撮りたかったんですが,空は雲が厚く垂れこめています。
   蕾もまだまだ,固いままです。

春の気配   やれこら やれこら

2015-03-18 07:32:45 | 今日のやれこら
“これほど霧の深い日はめずらしい”
霧が立ち込めた,温かい朝です。
立ち込めた霧で,10m先の電柱も見えません。

“よし,今日は「多収穫」ジャガイモの植え付をしよう”
“明日から又雨の予報だ”
“これ以上遅れるのはまずい”
ジャガイモは植え時です。
ご近所さんは,もう何日も前に済ませています。
今日の仕事を,ジャガイモ植え付けに決めます。

植える場所は,10日程前に元肥を入れ,耕しています。
「多収穫,種イモ」も購入済みです。
今日の作業は,畝づくりと植え付けです。
「なになに,畝幅70cmで,株間30cm,種イモに8~9cmの土を・・・」
JA発行,≪やさしい野菜…づくり≫を参考にします。
「自力」でジャガイモを植え始めて,何年にもなります。
何年にもなりますが,年に一度の事ですから記憶は曖昧です。
毎回同じページを繰ります。

「ニオイミズキの蕾が,開いているぞ」


ジャガイモ植え付けは,2時間掛かって終了です。
その,2時間の間に霧はどうやら晴れそうです。
霧が消えた青空に,黄色い花が浮かんで見えます。


庭のニオイミズキが今日の温かさで,花を咲かせました。

ジャガイモも植えました。
梅は散りはじめていますが,ニオイミズキの蕾が開きました。
畑に,庭に,少しずつ春の気配を感じているんです。
                     やれこら やれこら

鷲の目?  やれこら やれこら

2015-03-17 07:36:13 | 今日のやれこら
「キィー,キィー,キィーイ,キィー」
ヒッチコック「鳥」を思い出します。
ヒヨドリが群れて,我が家の庭に“襲来”です。

“メジロの餌を横取りする時に,追っ払っただけですよぅ”
“ヒヨドリ族に,襲われる謂れは,有りませんよぅ”

群れは,20羽以上いるようです。
葉を落としたモミジに留まった“者”がいます。
とちの木の枝を「キィー,キィー」鳴きながら,飛びまわっている“者”もいます。
松の木とお隣の屋根を行き来している“者”もいます。
庭の臼で,水浴びする“者”がいます。
本気の“襲来”では無さそうです。
遊びまわっている途中,面白そうなので立ち寄ったという感じです。

“ははぁ,こいつらが司令官?”


庭の喧騒を横目に,下のお宅のアンテナに留まった二羽がいます。
「何かあった時」には,手配写真にしなければいけません。
急いで,カメラを向けます。

“もうちょっと待って,ピントが合うまで,待って”
ヒヨドリも,ハトやカラス同様カメラを向けると直ぐに飛び立ちます。
今日もそうです。
二羽はカメラに気付くと,直ぐに飛んでいきます。

“ははぁ,これはレンズが嫌なんだろう”
“そう言えば,白黒の線を渦巻き状に描いた,周りが黄色い風船を吊るした建物も有る”
“ベランダなどの鳥除けだ”
“レンズが,やつらの天敵の鷲の目に似ているんだ”
“間違いない”

庭の喧騒は,ほどなく終わり,群れはいなくなります。
司令官?が飛び立ったので,後に続いたようです。 


今度は群れではなく,我が家の畑周辺を縄張り?にする一羽を見つけました。
レンズに気付かれないように,慎重に,慎重に・・・
ヒヨドリは,梅の花に首を突っ込んで,しきりに首を振っています。

“おい,おい,ウグイスが来るまで残しておいてくれないかな”
“まぁ一羽だけだし,追っ払わないでおこう”
本気で,仲間を引き連れて“襲来”されては面倒ですから。
                やれこら やれこら