やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

1156円のお賽銭

2015-10-31 07:22:46 | 今日のやれこら
瀬戸内の島に有る,連れ合いのご先祖様の墓参りをしたんです。
お墓はお寺の直ぐ側,山裾に有ります。
「南無大師・・・・・南無大師・・・・・」
手を合わせ,これからの無病息災をお願いしたんです。


“ん,ボケ防止?”


お寺の境内です。
赤,青賑やかな幟の中に,観音様が立っています。
立て札によると,観音様は『「白寿観音」(ぼけ封じ)』の仏さまの様です。

大きな観音様の前には,和服を着たおじいさんおばあさんがいます。
「おじいさん おばあさんの頭をなでて ご利益をもらってください」
横に小さく書いて有ります。

“人の名前が出てこないし,忘れ物は多くなったし・・・
        御利益をもらわないとなぁ“

「ピンピンコロリで・・・・,ピンピンコロリで・・・・」
おじいさんの「ツルツル,ピカピカ」になった頭を撫でて,お願いします。


“お地蔵さんが,「お礼」を言った”

観音様の隣に座っていた,お地蔵さんです。
そのお地蔵さんが,女の子の声で喋ったんです。

『お賽銭有難うございます,みなさんが幸せになります様に』

お地蔵さんは,両手で貯金箱の様なものを持っています。
そこに,お賽銭の硬貨を入れると,「お礼」を言う「仕掛け」になっている様です。

“硬貨の重さを感知して,喋るんかなぁ?  試してみよう”

お地蔵さんは,100円玉でも10円玉でも5円玉でも「お礼」を言ってくれました。
アルミで出来た,軽い1円玉では,「お礼」は無いかと考えたんですが・・・

『お賽銭有難うございます,みなさんが幸せになります様に』

“1円でも,お礼を言ってくれるお地蔵さんだからなぁ
   御利益も有りそうだから,1156円,賽銭しようかなぁ
そうすれば,
「1(ピン)1(ピン)5(コ),6(ロリ)」の願いを聞いてくれる「はず」だから”

諦めが肝心だぞぅ

2015-10-30 07:31:54 | 今日のやれこら
青い空に,穏やかな海,遠くにポツンと浮かぶ島。


瀬戸内の島に来ています。

“あれ,サギ?とカラスがお見合いを”
海岸から伸びた,波止です。

波止は,一部コンクリートの崩れた箇所が有ります。
その崩れた方に,名前の分からないサギ?が立っています。
サギ?の視線の先には,カラスがいます。

二羽は,じっと見つめ合い,お見合いでもしているように見えます。

暫く見つめ合っていた2羽ですが,先に動いたのはカラスです。
カラスは,一定の距離を保ちながら,サギ?の前でピョンピョンします。
サギは,そのピョンピョンが,少しも気にならないようです。
そのままの姿勢を保ち,ピクリとも動きません。

いくらピョンピョンしても動かないサギ?に,業を煮やしたに違い有りません。
カラスは,サギ?を飛び越えて後ろに廻ります。
そして又,ピョンピョンを始めます。

それでも,サギ?は微動だにしないんです。

“しまったぁ”
「パサ,パサ,パサ」
カラスの誘いには乗らなかったサギ?が,遠くの波止まで飛んでいったんです。
“もっと近くでシャッターを”と,近づいた私に気付いたからです。

“あれ,よほど好きになったんだ”
カラスが,飛んでいくサギ?を追っかけて行きます。

「しつこいのは嫌われるぞぅ
      どうせかなわぬ恋なんだから 諦めが肝心だぞぅ」

諦めの悪いカラスに,言ってやりました。

鍋にはしないから

2015-10-29 07:34:12 | 今日のやれこら
『畑の「囲い」の中にキジが,入いっとるよ』
ご近所の奥さんが教えてくれます。
我が家の畑が見える団地の道を歩いていて,見つけたんだそうです。

我が家は山裾です。
山裾ですが,それなりに家は立ち並んでいます。
いくらなんでも,今まで野生のキジを「直接」見る事など無かったんです。

「えっキジ?」
半信半疑で聞き返します。
『「囲い」から出られずに,困っとるみたいよ』

「囲い」とは,畑を取り囲むように張った防獣ネットの中のことです。
そのネットの中で,キジが逃げ場を失っているんだそうです。

“また来年も,ここにスイカを植えるんだから”
囲いの中は,スイカ・トマト・トウモロコシ「専用」用地です。

「あっ,本当だ!!」


本当にキジが「囲い」の中で歩き回っています。

「カシャ」
「珍客」キジの,遠目の一枚は撮れたんですが・・・

“あっ,気づかれた”
キジは,近づいてくる私の気配を察したようです。
急いで逃げようと,「囲い」の中を右往左往します。

“飛んで入ったわけだから・・・飛んで出れば良いはずなんだけどなぁ”

囲いは1メートル程の高さです。
キジも鳥類,上手ではないにしても飛べれば脱出できるはずなんですが・・・・
歩いて「囲い」を脱出しようと,あっちでツンツン,こっちでツンツン
そのたびにネットは,ユラユラです。

「鍋にはしないから,写真撮るだけだから,もう少しじっとしていろ」
声を掛けて,2,3歩近づいた途端です。
「バタ,バタ,バタ,バタ」
キジはネットを飛び越え,団地の道まで飛んでいってしまいました。

“キジは何を食べるのか調べておかないとなぁ・・・
         もしかして,来年はスイカやトマトが
              キジの食料になるかもしれないからなぁ”

思わぬ事

2015-10-28 07:30:28 | 今日のやれこら
“この夕焼けは,昨日アップの予定だったんだけどなぁ”


ベランダから見た夕焼けですが,昨日のものです。
今日は,午後から雨がポツポツ落ち始めました。

“「思わぬ事」が起きたからなぁ”

「思わぬ事」は,ご近所の90歳,お婆さんの訃報です。
お婆さんは寝たきりでしたが,話もされ,食欲も有ったようです。
そのお婆さんを看病するお爺さんが,2日前には言っていたんです。

「何が食べたぃ?言うて聞いたら,アイスクリーム言うんでぇ
      そのアイスクリームを,美味しそうに食べるんじゃが」

お爺さん92差ですが,畑仕事もします,梯子に上って柿の収穫もします。
そして何より,愛妻家です。

葬儀は,町内の「何ぞ,ごと」です。
当然,通夜・葬儀のお手伝いに出掛けます。
お悔やみを言う私に,お爺さんは言います。

『わしゃ,歳じゃけぇ,なんも分からんでなぁ,
       世話になるなぁ,よろしゅうお願いします』

「いえいえ,私らでお役に立てる事なら・・・」

お爺さんは,レイテ海戦で九死に一生を得たお爺さんなんですから。

減点1点

2015-10-26 07:32:40 | 今日のやれこら
“紅葉でも,観に行くか”
久しぶりにドライブに出かける事にしたんですが・・・
「あそこは遠すぎる,こっちは近すぎる」
なかなか,行き先が決まりません。

“あの辺りに行けば,紅葉も見られるし,梨農園も有る”

やっと決まった行き先は,駅伝名門「世羅高校」の有る辺りです。
世羅は,山間地で一足早く紅葉も見られるはずです。
県内では,評判の果物の産地でもあります。


今日の目的地は「世羅」,ようやく決まったんです。


“あれあそこに,交通機動隊のお巡りさんが”

高速道路,往きです。
ETCゲートを入って直ぐの場所です。
青い制服を着て大きな赤い旗を持ったお巡りさんが,立っています
側の広場には,パトカーと白バイが数台止まり,お巡りさんも3,4人立っています。

「止まれ」
お巡りさんが,赤い旗を振って私の車に指示します。
「こっちへ入れ」と,広場に誘導します。
“何事”と思いますが,指示に従わなければいけません。
「何が有ったんです?」
近づいてきたお巡りさんに聞きます。
お巡りさんは,答えます。
『後部座席の方が,シートベルトを・・・・』

「○○さん,若そうに見えますが・・・警部補ですか 偉いんですねぇー」
○○さんは,違反切符に署名してあったお巡りさんの名前です。
精一杯のお世辞を行ってみたんですが・・・
罰金無しの,減点1点は変わらないんだそうです。

美味しい「ナシ」は手に入りましたが,違反は「なし」にはならない一日だったんです。


「もう,しません」

2015-10-25 07:36:32 | 今日のやれこら
今日も青空,ポカポカのお日様が注ぎます。

「ブーン,ブーン,ブーン」


いつものように,スズメバチが山茶花の蜜を求めて飛び回ります。
現れるハチは,たいてい一匹です。
ハチは落ち着いて一つの花で,ジットはしません。
花の中に体を丸めて数秒、また次の花を捜して「ブーン」です。

「君もアップしてやるからな」
ハチ君の仕事ぶりを,「もっと近くで」,と思った時です。

「ブブブーン,ブブブーン,ブブブーン」

いきなり,スズメバチは大きな羽音で飛び立ちます。
「あっ!!」
スズメバチが,こっちに向かってくる様に見えたんです。
「ウワッ」
思わず声が出ます。
カメラを持った手は,反射的に顔のカバーに回ります。

「ブーン,ブーン,ブーン」
スズメバチが,目の前を横切って行きます。
次の花を捜して,飛んでいったんです。
幸い,私に向かってきたんでは無かったんです。


“あれ,写っている”
顔の前を横切って行った,スズメバチがカメラに写っています。
顔をカバーした際,思わずシャッターに置いた親指に力が入ったようです。


『相手は、スズメバチですよ、馬鹿な事は止めて下さい!!』

忠告はもっともです。
「もう,しません」
「今後,スズメバチに1m以内に近づく事は,もう,しません」

「下働き」も大変だ

2015-10-24 07:34:32 | 今日のやれこら
「チョキ,チョキ,チョキ」
見よう見まねで「砥いだ」ハサミが,よく切れます。
「ザッ,ザッ,ザッ,ザツ」
買って3年目ですが,小さなノコギリはよく切れます。

連日,晴天が続きます。
1日に2時間限定ですが,今年の「職人」作業は順調です。

“こういう仕事は,本来「職人」の仕事ではないんだけどなぁ”

「職人」=私の仕事は,2時間ほどで終わります。
終わりましたが,切り落とした枝と葉っぱを片づける「下働き」が,今日はいません。
今日の「下働き」は,週末からの来客準備で忙しいんだそうです。
仕方有りません。
「職人」兼「下働き」が私の仕事になったんです。

「職人」が剪定したのは,樫とアカメガシ。
どちらも高くなった木で,脚立に上って剪定です。

樫とアカメガシの根元には,アジサイやツワブキが植えて有ります。
ツワブキは,満開の花を咲かせています。
アジサイも花を落とさず,しぶとく頑張っています。
剪定済みの枝と葉っぱは,アジサイやツワブキの花と葉っぱに積み重なります。
幹の間にも,入り込みます。

腰をかがめて,花を傷めないように手を伸ばし・・・

“「下働き」も大変だぁ”

ツワブキとアジサイを守ろうと思えば,熊手もホウキも思うようには動かせません。
痛んだ足腰には,「下働き」作業はけっこう大変なんです。

“やれやれ終わった,これでアジサイやツワブキも満足だ”

「職人」が切り落とした,枝と葉っぱの回収はお昼前には終わりました。

日当りも良くなって,ツワブキやアジサイは満足でしょうが・・・
明日の職人さんの,足腰が・・・


「多肉女子」

2015-10-23 07:34:10 | 今日のやれこら
“えっ,もう売り切れ,我が家ではまだ準備もしてないのに”

いつものホームセンターです。

入荷したばかりの,早生玉ねぎの苗が売り切れの様です。

我が家のタマネギ植えの予定は,11月初旬です。
まだ,タマネギ植え準備=畑耕作,畝づくりもしていないんです。

“いつもの事,いつもの事,又,直ぐに入荷があるんだから”
とは思ったんですが,

『只今,たまねぎ苗の出荷量が安定せず「品薄状態」になって・・・』
空っぽになった箱に「お詫び」の紙が貼りつけてあります。
『品薄状態』が少し気になるんですが,待つしかなさそうです。



“ん,多肉女子??”


店の入り口で見つけたキャッチコピーが目に入ります。
「多肉女子」が,急増中とのことです。

“多肉女子なぁ?  筋肉モリモリの鍛え上げた女子?
       脂肪で固まった女子?  そんな女子が急増中“

一瞬そう思ったんですが・・・
葉っぱに隠れた「ちっちゃな字」と,下に置いてある鉢をみて分かります。
ちっちゃな字は,
『癒し効果バツグンでお手入れも超簡単です』と書いて有ります。
下に置いた鉢には,様々なサボテンの種類があります。

サボテン=多肉植物,そのサボテンを育て,愛でる女子=多肉女子
という事になるんだそうです。

多肉女子とはなあ,
ポチャポチャ女子が,一人自分の部屋で焼酎傾けながら
サボテン眺めて,秋の夜長を・・・

玉ねぎを心配するより,よっぽど,秋の夜長に相応しい。


ゆっくり,ゆったり

2015-10-22 07:30:13 | 今日のやれこら
“そんな所で,君は・・・”
剪定した柘植のてっぺんに,カマキリが止まっています。
カマキリは,首だけを上に出し,身体は葉っぱの間に埋もれる様にしています。

“前足のカマを振り上げ,爺さんを威嚇するカマキリ”

空は,今日も済みきっています
その空をバックに,記念写真を撮ってやろうと思ったんですが・・・
カマキリらしいのは,ギョロリとした茶色の目だけ,
葉っぱに埋もれた保護色の身体が,はっきり見分けられないんです。

「もう少し出てこい!!,少しは動け!!」
声は掛けますが,強情なカマキリは動きません。
「パサ,パサ」
カマキリの止まった幹を掴み,枝を小刻みに揺らせてやります。
“よし,よし”
揺れに驚いたカマキリは,葉っぱの間から前足を抜き出します。


やっと,動き出したカマキリですが,動作は, 「ゆっくり,ゆったり」

『折角の休憩中に,もう面倒くさ!!』
カマキリの「言いたい事」は,良く分かります。

『君も,「ゆっくり,ゆったり」しとけよ』

近所の休耕「畑」の柿の実です。


さっきまで,カラスが食事中だったんです。

“撮ってやるからな,逃げるなよ”

気付かれない様に,近づいたつもりなんですが・・・
カラスは,直ぐに「気配」に気がつきます。
「バタ,バタ,バタ」
大きな羽音を立てて,どこかに飛んでいきました。


今日も「肉体労働」はお休み中,
      時間は,「ゆっくり,ゆったり」過ぎて行ったんです。

1020(ひとをふれぃシュ)に

2015-10-21 07:30:16 | 今日のやれこら
半日とはいえ,座ったり立ったり,脚立に上ったり下りたり。
連日の肉体労働は応えます。
少し足腰,手首に痛みが出たようです。
今日は,畑仕事も剪定も「お休み」にする事にしたんです。

“10月20日だ,散髪に行こうか?”
今日は,10(頭)月20(髪)の日です。
思い付きで,散髪に出かけようとキーを持って玄関を出たんですが・・・
空を見上げて気が変わります。

青空に,あまり見慣れない雲が広がっています。
先ず,「雲」ネット検索をする事にしたんです。


“もつれ雲かなぁ,すじ雲,言うんかなぁ”

“こっちは,少し色を付ければ花火になるなぁ”


どちらにしても,上空5000m以上に出来る雲の様です。
そしてこれらの雲が出ると,暫くは「晴れ」の日が続くそうです。


“茜に染まりかけた空に,月と飛行機雲が”


1日中空を見ていたわけでは有りませんが,散髪は後日です。

10月20日は,1020(ひとをふれぃシュ)に。

疲れた体には,良い休日になりました。

「掃除」や「工具」も,何故か「秋!」

2015-10-20 07:30:19 | 今日のやれこら
“花も買いたいが,今日はエンドウ豆だからなぁ”
ホームセンタ―に来ています。
スナップエンドウとグリーンピースの苗を見に来ました。
“あれ?”
苗が1本入ったポットと2本入ったポットが,同じ値段で売られています。
苗はどれも同じように育っていて,1本と2本で何が違うのか良く判りません。
“生りすぎると困るから”
“冷凍保存するとしても,たくさんは出来ないし・・・”と,司令官が言っています。

“でもやっぱり,2本入りが「お得」かなぁ”
同じ値段であれば,2本入りに手が伸びてしまう使い走りの私です。

目的の買い物は店外のレジで済ませましたが,折角です。
商品観察を楽しみます。

“ん?芸術に収穫は判るが,お掃除に工具に園芸も「秋!」なんかなぁ?”


店内入り口側のカート置き場です。
自転車が飾ってあり,前輪の側には秋の果物「柿」が置いて有ります。
椅子に座った人形が,話題の「火花」を読んでいます。
後ろのボードには,雲を思わせる用紙にキャッチコピーが書いて有ります。
モミジも散っています,トンボも飛んでいます。

「○○に秋が来た」,この店にも「秋!」が来たようです。
自転車は,「スポーツの秋!」
「芸術」,「収穫」は,まさに「秋!
「園芸」も「リフォーム」もおまけに「秋!」
「掃除」や「工具」も,何故か「秋!」

“どうせなら,店で売っている商品全部,「秋!」にしないかなぁ”

「寝具の秋!」に「ビール・日本酒の秋!」,「家電の秋!」に「文房具の秋!」
「鍋・釜の秋!」に,「・・・・・・・・・・・・・・・・・の秋!」

店内で「秋!」を満喫しました。
明日はお得な苗を植えて,畑で「秋!」を満喫する事になりそうです。

NHKに・・・

2015-10-19 07:30:10 | 今日のやれこら
先週に続き今日も陸上大会,審判のお手伝いです。
今日は,「○○大会予選」でも「学校対抗という大会」でも有りません。
「記録会」です。
出場選手には,未来のオリンピック選手?を目指す中学生がいます。
40歳を超えても,100m,11秒台を目指す選手もいます。
「記録会」ですから順位は付きませんが,出場選手は自己新記録を目指し真剣です。

“若い人がなぁー”


今日の最初の競技は,中学生・高校生のハードル競技です。
出場選手は,当然「ピチピチ」の将来性豊かな選手なんですが・・・

『次の競技は100mハードルです,
   お手すきの審判の方,ハードルを並べるお手伝いをお願いします』

場内放送したのは,アナウンスが仕事の私,66歳です。

“あの人も,あの方も,こちらの方も”
ハードルを並べに集合した「お手すき」だった審判です。
半数以上は,私の先輩だったんです。

『次に行われますトラック競技は,高校生女子800m競争1組です』


長年やってきた,アナウンスです。
選手紹介,スタートまでは,それなりに出来るんですが・・・

『スタートしましたのは,女子800m競争です
   せ,せせ,先頭を,は,はは,走るのは,レーンナンバー???』

実況アナウンスの呂律も回り難くなりました。
遠目には,走る選手のナンバーも,はっきり読めなくなりました。

“若い「ピチピチ」の声でアナウンスされた方が,
       選手は力が出せるはずなんだけどなぁ
                    NHKに頼んでみようか”

どうしたんかなぁ

2015-10-18 07:36:36 | 今日のやれこら
今日も雲一つない,真っ青な空です。
絶好の行楽日和なんですが・・・

“そろそろいいか,始めるか”

一昨日辺りまで芳しい香りを漂わせていた金木犀ですが,花はほとんど散りました。
剪定することにしたんです。

“今年はまあまあだ,素人にしては,上出来だ”


剪定終了の樫と,金木犀です。
金木犀は道沿いに有りますが,褒めてくれる人は,「だぁーれ」も通りません。
それなりに丸くなった枝ぶりを眺めながら,一人「悦に入る」以外ないんです。

“そう言えば,最近,見かけないなぁ”

見かけないのは,毎日が日曜日になってから「知り合いになった」お婆さんです。
『えろうても(シンドクても)歩きょうらにゃー』
九十歳になるというそのお婆さんは,我が家の前の道を毎日の様に往復しています。
「往は下り,復は上り」で,往復3.5km。
スーパーまでの「買い物」の為です。

「樫」に「まゆみ」に「うばめがし」
道沿いに植えた木の剪定を始めて,何日も経つんです。
「一日2時間,剪定」ですが,その何日の間,一向に見かけなかったんです。

去年の剪定中には何度も見かけました。
そして,通るたびに同じことを言って,私の働きぶりを褒めてくれました。

『上手にして(やって)じゃなぁ,
    うちのもしてくれてならええのに(我が家の植木もやってくれればいいのに)』

“どうしたんかなぁ,朝晩の冷え込みで体調を崩したんかなぁ”
少し,心配になっているんです。

「反射神経」

2015-10-17 07:30:43 | 今日のやれこら
“この「簀の子」がなぁ,危うく怪我の元になる所だった”
今朝まで,玄関に有った「簀の子」2枚です。


今日も朝から,真っ青な空です。
どうせならと,いつもの様に庭に出てコーヒーを飲もうとしたんです。

玄関には,下駄箱の前に「簀の子」を二つ置いています。
足も上がりにくくなっています。
廊下との段差を,少しでも少なくしようと思ったからです。

その「簀の子」に足を置き,サンダルを履こうとした時です。

「バタッ」,『ウワッ』,「ドン」,「ビチャ,ガチャーン」,「バターン」
「擬音」でまとめた,2秒間です。

「バタッ」
足裏が半分しかかからない状態で,「簀の子」の端を踏んだんです。
重力が偏ってかかった「簀の子」は,片側が地面に着き反対側は跳ね上がります。
『ウワッ』
びっくりして思わず大きな声が出ます。
「ドン」
とっさに壁に手を付き,倒れそうな身体を支えます。
「ビチャ,ガチャーン」
手に持ったカップは手から離れ,コーヒーとともに床に激突です。
「パターン」
浮いた簀の子の片面が元に戻ります。

“「衰えない反射神経」で,怪我は免れたがこれではなぁ”

当面の自信は持ったんですが,無意識でやった行動です。
慎重でいるのもたいてい2,3日,又,同じ事を繰り返すのは間違いありません。

“やがて,花に囲まれる,これなら「簀の子」も文句は無かろう”



玄関からの行き先をあれこれ思案した「簀の子」ですが・・・
廊下に置いた,シャコバサボテンの台にしてやったんです。

覚えといてくれよ

2015-10-16 07:31:50 | 今日のやれこら
『霜に当たるとダメになるそうだから,掘ってみよう』
昨日,今日の冷え込みは11月中下旬並みだそうです。
庭木の剪定は一時中断,今日は,サツマイモを掘る事にしました。

“やっぱり,偵察に来たか”

畑で何か始めるといつも偵察に来る,この辺りが縄張りのカラスです。
今日は,お決まりの電柱ではなく,お隣のお宅のアンテナに止まっています。
上を向いたり横を見たり,一見こちらを伺っている素振りには見えません。
ですが,感じるんです,「チラ,チラ,チラ」
畑を偵察しているのは,間違いないんです。


今年のサツマイモは,2品種×10,計20本を植えました。
2品種は,「鳴門金時」と「紅あずま」です。


どちらも,ホームセンター推奨です。
“どっちが,美味いかな?”
食べ比べて見ようと,思ったんです。

「鳴門金時」と「紅あずま」は畝を2列にし,それぞれに10本植えました。

“右の列が「・・・・」左が「・・・・」
           これくらいは覚えられるよなぁ“

植えた時に,確かにそう「思った事」は覚えているんですが・・・

イモを植えたのは,梅雨前です。
「右が・・・・で,左が・・・・」
しっかり脳細胞に刻んだつもりになっていたのですが・・・
これでは味の違いが判っても,食べ比べにはなりません。

“カラスは,記憶力が良いらしいからなぁ”

カラスが,来年も「イモ植え偵察」に来るのは,間違いありません。
その時,カラスに言っておこうと思っているんです。

『覚えといてくれよ,こっちが「鳴門金時」,あっちが「紅あずま」』