県道沿いの公園は ・・・・

世の中１０連休
県道沿いの公園は

『キッキ！　キャッ！キャッ！』

子供の声が　賑やかに・・・・



それもそのはず
この地区は
　
３０年前は　田圃でも
区画整理され

道が付き　家が増え　若者が増え

それに引き換え

山裾の我が家



昭和から平成への　３０年前

『キッキ！　キャッ！キャッ！』

子どもの声が絶えなかった　公園が

今では

遊具は古くなり　シートが掛けられ
砂場には　草が生え
遊ぶ子どもも　居なくなり



山の中と勘違いした
ウグイスだけが

『ケキョケキョケキョ』　賑やかに・・・

の 「はず」 なんですが・・・・・

今日も　『テクテク』



河口まで
葉桜見ながら　思うのは



“この桜が　満開だった頃は・・・・
　「イライラ　カリカリ」してたのに・・・・“

スタートダッシュに失敗
一時　負け越しが８つもあった　カープです

ここ最近は　絶好調で７連勝
マガモも　応援　　

この勢いなら・・・

首位巨人に追いつくのも　　時間の問題？

の　「はず」　なんですが・・・・・

　
“それにしても　「あの」解説者は・・・！！”

「あの」解説者は

今シーズンが　始まって以来
敗戦が続いていた　カープについて

『丸も新井も　居なくなりましたからねえ
　これが　カープの実力ですよ　このまま　ズルズル負けて
　終わってみれば　最下位という事も　有りますよ』

確かに　
そう　言っていた「はず」ですが

カープが　勝ち始めた
ここ最近は

『やっと　カープが実力を発揮し始めましたねぇ
　　　もともと　「力」の有る　チームですからねぇ』

解説を「解説」する
解説者が「要ったり」して・・・・

小枝の上で動いた 気配

雲一つない青空で



慣れない体に　お日様　強烈
庭のボタンも　一気に咲いて



植え物　観察
畑を　一回り　した後に

今日も『テクテク』
コンデジ片手に　山裾散歩


“ちょっと休憩　やっこらしょ”

いつも　休憩
ため池の側まで　来た時に

頭の上から

『ケキョケキョケキョケキョ　ホーホケキョ』

鳴声　聞こえたのは
池にせりだした　枝の中

コンデジ　上に向け　

“どこかな？　どこかな？”



目を凝らして　探していたら

も　一度

『ケキョケキョケキョケキョ　ホーホケキョ』　

“あつ！！　あそこ！！！”

小枝の上で動いた　気配
おかげで見つけた

その時に

『おっ！　やれこら君　
　　　　　　こんな所で　なにしょうるん？』

いきなり　ビックリ
声を掛けてきたのは　大工の信さん

「いやぁー　散歩の途中で　ウグイスを・・・・
　　　　　　先輩こそ　こんな所へ　なにを？」

『わしも同じじゃが　散歩よ　今日は暑いのうや』

結局　
ウグイスが　　　　　止まっていたのは
この枝で・・・

やれこらやれこら

気分も一気に・・・・・・

陸上競技　審判に出掛け



いつもの事で

「続いてのトラック競技は・・・・」　競技進行に
「一レーン○○君　二レーン△△君・・・・」　選手紹介

喋るのが　役目

慣れた「仕事」とはいえ
８時から１７時までの　一日仕事では



精魂尽きて　　グッタリ　バッタリ

ところが

『カープ今日も勝ちましたよ　４連勝ですよ』

の　一声聞いて

“よし　よし”　「クっ　クッ」

思わず笑いも　こみあげて

気分も一気に　ハイテンション

「フゥー スゥー」 胸をそらして 深呼吸

今日は
夏野菜　植え付け　第一弾の日

一粒万倍　と
までは　いかないまでも

「老骨に鞭打ち　畑を耕し　準備万端
　　美味しい実が　それなりに・・・頼みますよ」

色・艶・勢い　厳選し

トマトにキュウリ
茄子・オクラ

買って来た
ポット苗に　一声かけて



穴掘り　水やり　土被せ　

「ヤッコラショ」　曲げた腰　伸ばし　一休み

「フゥー　スゥー」　胸をそらして　深呼吸

見上げた　電線

いつもの　ウグイス

『ケキョケキョ　ホーホケキョ』

兎にも角にも

水路沿い『テクテク』



カルガモ　見つけ



川土手　『テクテク』



いつもの　マガモ


河川敷　『テクテク』
ヒバリに　出会い



誰でも？　良いから
なんでも　良いから

兎にも角にも

―　　絶不調　カープに　手助けを　　－

「もしもし 右端のレジを出た前の棚に・・・・・・」

『出かけるんだったら　ついでに・・・・
　食パンとヨーグルト　それからトマトを　買って来て欲しいんだけど』

「ハイハイ　分かりましたよ　三つですね」

『メモして行かなくて　大丈夫？』

「なんの三つぐらい　覚えられますよ」

という　やりとりが有って　

用事と買い物済ませ　家に帰って　買い物袋を開けながら

「パンにヨーグルト　それにトマト
　　　　　　ちゃんと覚えて　買ってきましたよ」

『はい　すみません　ありがとう』

だったんですが・・・・

“ん？”

「無い！　無い！　確かに買ったのに　無い！」

頼まれ物　三つは　忘れず買ってきました

無いのは
惣菜売り場の前を　通った時に
出来立て　ほやほや　如何にも美味しそう
思わず手が出た
自主的買い物　とんかつサンドです

“レシートにも　打ってあるし　どこに忘れた？”

暫し　経過を　思い出し　辿り

“あっ！　棚だ　棚に　置き忘れたんだ”

そうなんです

支払い済ませ　頼まれ物を袋に詰めた時に

“これは　まだ温かいから”と

一段高い　テープやポリ袋の置いてある棚に
一旦　置いて

そのまま忘れたんです

そして・・・・・・・・

「もしもし　右端のレジを出た前の棚に・・・・・・」

レジを終えて　一時間は経っています
ダメ元で　店に電話してみたんです。

すると

『はい　棚に在りました　お預かりしておきます』

無事　
胃に入ったサンドです

『何が そんなにうれしいの？』

今日は・・・・・

里に慣れ



新鮮味？の薄れた　電線ウグイス



じゃなくて

ツツジの咲き始めた　山裾で



「ピントいまいち」でも



逆光でも



枝に隠れても

『ケキョケキョケキョケキョ　ホーホケキョ』



「山の中のウグイス　撮ったぞぅー！！」

喜ぶ爺さんに

連れ合いが　一言

『電線でも山でも　ウグイスはウグイス
　　　　　　　　　何が　そんなにうれしいの？』

祠に祭られた 「白一大明神」様に

今日は
町内の山中に鎮座する　白一神社のお祭り日
当番１０人ほどで　裏山に登ります


「雨の予報じゃったのに　降らんで
　　　　　　　　　え（よ）かったなぁ　ハッ！　ハァー」

『そうよな　降っとったら　濡れ濡れ
　　　　　　　せにゃあいけんかったが　ハッ！　ハァー』

「ハッ！　ハッ！　　ハァー
　何べん登っても　この坂は　えらい（しんどい）なぁや」

『もうちょっとじゃ　見えてきたでぇ』


　　　
―　　今日は　祭り日　　－

とは言っても・・・・

親の代までが　やっていた
　　
　　太鼓をたたき　祝詞をあげて　
　　その後
　　みんなで膳を囲んで　直会を

などという事は　もう「しないんです」

今年の祭りも
いつもの様に・・・・
　　
　　社に迫る　伸びた雑木の枝をはらい
　　祠を清め
　　落葉を片付け　草むしりをし　
　　花をたて　ろうそく立てて
　　当番の発声に合わせ　　二礼二拍手一礼

これでお終い



ついでに

祠に祭られた

「眼病にご利益」と　伝えられる　「白一大明神」様に



「同じ　め　です　お願いします
　開幕から調子の悪い　カープの　め　を変えて下さい」

爺さん とにかく 機嫌が悪い

桜も散り始めた　河川敷にやって来て



ヒバリ見つけて



『ピーチク　パーチク』

「喧しい！！」



鳩にも　一言



「大っぴらに　人前で・・・　見苦しい！！」



爺さん　とにかく　機嫌が悪い



『いいかげん　鯉離れ　したら？
　　　　　他に考える事が　有るでしょう』

どこかから　聞こえた声に

如何にも　殊勝

「ごもっともです」

何とかしてくれー！！！

満開の
枝垂れ桜を　眺めても



『ヒラヒラヒラヒラ』　散り始めた桜

花びら見ながら　佇んでみても



川面に　目をやり



馴染みのカモに



「爺さんよう来た」

歓迎？　されても



気分は　晴れず

「ふぅ↘　はぁ↘　フゥ↘　ハァ↘」

それもこれも

開幕以来　絶不調　

「打てず　守れず」

おまけに　昨夜は
延長１０回
　　　


「何とかしてくれー！！！」

一羽の野バトが 寂しそう

雨の止んだ　庭に出て



見上げた電線

『ポー　ポー』と　小さな声で

一羽の野バトが　寂しそう



というのも・・・・・

この野バトは

数日前まで

『クッククック　ポッポ　ポッポ』

ペアで楽し気　電線に止まり



時には　庭に舞い降りて



それが・・・・・

庭には　近所の飼い猫も野良猫も　出没します

雨に濡れた　今朝の芝生には



“・・・・・・・・・”

『来年 この桜は見に来れんでなぁや』

『チラチラ　チラチラ』　花びら散って



予報では
今夜は雨で　かなりの量が・・・・

となれば

今年の桜も　今日が見納め？



花見客には

杖をついたり　車いすに乗ったり

近くの「高齢者施設」の一団が居て



みんな賑やか　

『ワイワイ　ガヤガヤ』　『ガヤガヤ　ワイワイ』
・・・・・・・
・・・・・・・
そして

『うちゃぁ（自分は）来年　この桜は見に来れんでなぁや』

―　　なにようてん（なんとおっしゃる）
　　　あんたは大丈夫よ　見に来れんのは　うちじゃが　　－　


“いえいえ　皆さん　まだまだ　お元気
　　　　　その調子なら　　来年も再来年も　大丈夫ですよ”

『あのね 私ね 口内炎で辛かったの・・・・』

満開の桜に　誘われて



“久しぶりに・・・・”

『テクテクテクテク』　足を延ばして

河口まで



なんですが・・・・・・

白内障手術に　帯状疱疹
太もも痛で　ブロック注射

「いろいろ」有って　「ここ」までの遠出は　久しぶり

「息が上がって」　と　までは　いかないけれど
太もも「痛　ダル」　足裏「ヒクヒク」

暫し休憩

水鳥　　

撮って　


“ハムストリングの痛みが・・・
　　　もう少し　足慣らし　してからの方が・・・“

反省しながら

もと来た道を　引き返し



「痛いなぁ　休憩だ　休憩」　ベンチに座って　暫し休憩

していたら・・・・・

『ここで　撮ろ』

やって来たのは　スマホ片手の二人の女子で



『あれこれ　あれこれ』

聞こえてきたのは　二人の会話

そして

『あのね　私ね
　最近　口内炎で辛かったの　２日で治ったんだけど』


“なんだ！　
　２日で治る口内炎だと！！　　爺さんなんか・・・・・・”

思わず　口に　出そうになって
慌てて　顔背け　　　　聞こえないふり

今日も大敗

桜は　満開

君子欄　咲いて



チューリップ　咲いて



見上げる　電線

『ジュクジュクジュクジュク』　シジュウカラ



『ケキョケキョ　ホーホケキョ』

ウグイス



鳴いて



世の中みんな　春なのに・・・・

「はぁー↘　ふぅー↘」　「ふぅー↘　はぁー↘」

朝から晩まで

ため息ばかり

それもそのはず

「今日も大敗　
　　　今年の　カープは
　　　　　　　どうなっとんな！！！！」