やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

「ラッキョウ汽車」   やれこら やれこら

2014-12-29 07:56:07 | 今日のやれこら
忘年会に誘われました。
10人ほどの集まりです,みんな5年以上会っていない人たちです。
なかには,初対面の人もいます。
バスに乗って出かけることにします。
バスに乗るのは,1年ぶりです。

「えぇと,始発がここで乗るのは○○“駅”だから,34分のバスが有る,280円だ」
バス会社のホームページで時刻と料金を調べているんです。

私と同世代以上の人たちは,近くのバス停のことを,“駅”と言います。
“駅”は,町内を汽車が走っていた頃の名残りです。

汽車は「ラッキョウ汽車」と呼んでいました。
機関車の煙突の形が,ラッキョウに似ていたからです。
「ラッキョウ汽車」は,私が小学校入学頃まで走っていました。
「ラッキョウ汽車」は,乗客がいっぱいだと,隣町との境にある坂は登れませんでした。
その時は,乗客が「ラッキョウ汽車」から降り,「ラッキョウ汽車」を押しました。

“おかしいなぁー,事故?”
“それにしては,救急車もパトカーも行かないしなぁー”
バスです。
ホームページで確認した34分のバスが,34分・・40分過ぎても来ないんです。

“おっ,ここに時刻表が貼ってある”
バス停のマークを兼ねたポールに時刻表が貼ってあるのに気が付きます。
“あぁーそういう事か”
34分のバスは,土日運行の時刻表には無かったんです。
平日“だけ”運行だったんです。
土,日はもう10分後の44分だったんです。

何はともあれ, “駅”からバスに乗ったんです。
10分遅れぐらいは,たいしたことではありません。
忘年会にも間に合いました。
待つ時間の長かった“駅”は「ラッキョウ汽車」を思い出させてくれました。
                   やれこら やれこら


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1 コメント

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グリーン経済 (プリハードン)
2023-02-05 14:29:37
アムロ、ベインとロボットトラウマか。クルマはEVだけじゃない。

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