やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

不審者?   やれこら やれこら

2014-08-31 08:04:15 | 今日のやれこら
「イチジク初出荷」と今朝の新聞に有ります。
丁度その記事を読んでいるときです,我が家には初物の「イチジク」が届きました。
ご近所さんからです。
「お口汚しですが」と。
貰ったからいう訳ではありません,さわやかな笑顔です。

居間に「60秒言葉のセラピー」という日めくりカレンダーを置いています。
今日の言葉は『自分から笑ったら,相手も笑ったよ』です。
”そうかー,先に笑うのかー,いい事だ,実践しよう”
「ご近所さんのようにさわやかに」
ですが,自分の笑顔など「意識」したこともありません。
日頃から,「難しい顔をしないで」と,よく言われます。
いざ実践となると,そう上手くいくかどうか。

少し練習です。
鏡の前です。
口を開きます,自分では笑っているつもりです。
ダメダメ,口を開けすぎ,少し口角あげたほうが・・・
口を少し開き加減で,口角をあげます。
ダメダメ,口角あげすぎ,それに目が怒っているよう,笑っているように・・・
口や口角についてはそれなりに努力しますが,「目が笑う」は難しい。
要するに,睨み付けるのではなくて,優しい気持ちで・・・
”んーん”難しい。

という事で,いざ散歩です。
まず出会ったのは,犬を連れた「女子」です。
練習した笑顔で「こんにちは」と言います。
ですが,犬は別の方向に行こうとしています,「女子」は犬に引っ張られています。
止めるのが精一杯です。
「こんにちは」と小さく返事は有りましたが,笑い返す余裕はなさそうです。

そのまま,私は歩いていきます。
少し前方の路地から,「女子」が現れました。
後姿から推察すると,「勤め帰り」のようです。
成り行きで,「女子」の後を歩くことになりました。
歩くスピードは私の方が早い,少しずつ近づきます。
このまま追い抜こう。
そして,練習した「笑顔」で「こんにちは」をしよう。

”あれれ”,女子が足を速めます。
足音で誰かが近づくのが分かったのでしょう。
笑顔の挨拶どころか,警戒されたのです。
心の中で叫びます,
「待ってください,不審者ではありません,挨拶したいだけです」
「女子」が逃げる様にまっすぐ行くのを確かめ,複雑な気持ちで,次の角を曲がります。
                         やれこら やれこら

無駄な経費   やれこら やれこら

2014-08-30 08:07:10 | 今日のやれこら
一時間の昼寝から目が覚めると,雨音が聞こえます。
”んーん,雨かぁー”
仕事が片付きません。
午前中,庭の芝刈りをしていました。

そんなに広い庭ではありませんが,植木の間,芝との境目に石を置いています。
石は,私が置いたものです。
その作業のために,中古の軽トラックを購入しました,
重いものを吊り上げるには「チェーンブロックなるものが良い」と教えてもらいました。
これは中古という訳に行きません,ホームセンターで手に入れました。
土も港近くの「土,砂,砂利販売所」で買ってきました,軽トラに載せて。
重いものを扱う作業です,一人です。
同居人は怪我が心配と言います。
そして何より,無駄な経費が掛かると不機嫌に反対されました。

いよいよ後には引けない作業の始まりです。
友達の土建屋さんや植木屋さんに貰った石もありますが,大半は親戚からです。
家の「建て替え」の時に出たものを,「自分」で運んできました。
相手は石です,運ぶのには「筆舌に尽くしがたい」苦労をしました。

誰も認めてくれませんが,私なりに「芸術性」と「見た目の美しさ」は追求します。
石は直線には置きません,大きい石を前に,小さな石を横に,石の形で曲線を作ります。
重たい石を,何度も並べ替え,時には一週間前に並べ替えた石をまた元に戻します。
半年の歳月をかけて,やっと完成したのが今の形です。
大方の人は,「よーやったなー,たいしたもんだ」と褒めてくれます。
ですが,「芸術性」と「見た目の美しさ」を褒めてくれる人は,ほとんどいません。
褒めてくれるのは,「重たい石を,よーはこんだなー」です。
口の悪い同居人は「凸凹してるだけ」と言います。
「落ち葉がたまり掃除がしにくい」とも言います。

という事で,芝刈りです。
私なりの「芸術性」や「見た目の美しさ」が邪魔になります。
芝刈り機で刈ると直線は上手くいきますが,凸凹部分が残ります。
この残ったところを,ちょこまかちょこまか電動バリカンで刈ることになります。
この作業が,結構時間がかかります,腰も痛くなります。
挙句,たまに不注意で,芝と一緒にコードを「刈り」ます。
今日がそうです。
バチンと音がしてブレーカーが落ちます,芝刈り機の刃が少し欠けます。
ブレカーを戻し,コードを繋ぎ直し,気分直しにお茶を飲み,又,作業開始です。

という事で,午前中には「終わる」はずの作業だったのです。
「芸術性」と「見た目の美しさ」を保つには,無駄な労力と,時間が必要です。
                          やれこら やれこら

上から目線です   やれこら やれこら

2014-08-29 07:47:34 | 今日のやれこら
”あらら”,スイカの花がいっぱい咲いています。
実も付き始めました。
3㎝から10cmの大きさで,5個です。
二週間前には,収穫はすべて終えたはずです。

今年は予想以上に,たくさんの収穫でした。
孫に食べさせ,親せきに配り,ご近所にお裾分け,予定以上でした。
「まー,ありがとう,上手に作って」
貰う立場では当然ですが,皆さん,そう褒めて受け取ってくれます。
「いや,いや勝手に育っただけですから」
「そんなことは無いでしょう,手間ひま掛けたものを」
「いや,いや勝手に・・・・・」

そうなんです,勝手に育つんです。
“適当”に藁を敷き,“適当”に肥料を撒き,“適当”に水をやり,です。
後は,カラスとタヌキの攻撃を,網を張って防ぐだけです。
そうすれば,スイカの“本能”で,気の向いたままに受粉し,大きくなってくれます。
スイカを植え始めて5年,私の場合はそうなんです。
しいて言えば,私の“適当”がスイカの“本能”に合うのかもしれません。

で,今実が付き始めたスイカです。
本来,収穫終了で「ご苦労さん」と根を抜き,ツルを片づけるはずでした。
ですが,今年は天候不順,それにスイカの後に何かを植える予定もありません。
そのままにしていました。
それが,雨もほどほど気温もほどほど,枯れるはずの葉が青々と生き生きしてきました。
そのツルから実っています,花もそうです,今が「梅雨時」と勘違いしているようです。
このまま大きくなっても,季節が違います,美味しいものになるはずは有りません。
実がほどほどに育てば網を外し,カラスに友好の印,「味見」させようかと思います。

という事を考えながらです。
「ラッキョウの植え付け」を二人でしています。
三坪ほどです,一週間前に肥料を撒き耕しておきました。
植え付け作業は簡単です。
指で穴を掘り,種ラッキョウをそれに入れ,土をかぶせます。
ですが,私は「座って移動」の仕事は苦手です。
後で,腰が「イタタ,ヤタタ」になります。

「指導係」をします。
「植え付け係」に言います。
「今のは深すぎる」「間が狭すぎる」「種が横を向いた」「土をかぶせすぎ」

スイカ同様これも“適当”なんです。
ですが,今は「百姓」の先輩です。
“適当”を悟られてはいけません,さも根拠の有るように自信たっぷりに言います。
「上から目線」で言える,数少ない場面ですから。
                          やれこら やれこら

「匠」です   やれこら やれこら

2014-08-28 07:41:23 | 今日のやれこら
我が家は山裾の小高いところにあります。
河口に沿った一帯が,かなりの範囲見渡せます。
幼いころは,ほとんど田んぼでした。
それが休耕田にかわり,長い期間そのままでした。
その場所が10年ほど前から区画整理が始まり,ほぼ完了のようです。
河口を跨ぐ橋ができ,県道も新設されました。
スーパーが出店し,コンビニが進出し,お医者さんも開業し,です。
県道沿いから,家が建ち始め,一応の街並みができました。
それ以後,見える景色の変化は,「ぼつぼつ」でした。
それが,ここ2,3年で,急に更地だった場所に住宅が建ち始めました。
特に最近は,建築ラッシュのように思えます。

CMでよく見る,住宅メーカーの家が建っています。
「・水ハウス」「・和ハウス」「パ・・-ム」等です。
地方の建築メーカーの家も建っています,「○○建設」「××の家」様々です。
個人のお宅だけでなく,ワンルームマンションも,二階建てマンションも。
クレーンが活躍し,職人さんが働く姿を見るのは楽しいものです。

「匠」と荷台に書いた軽トラックが止まっています。
建築中の家のそばです。
家は二階建て,すべて骨組みは木材だけです。

「匠」ですから,昔ながらの棟梁が建てる家だ。
最近珍しい。
道路からでもよく見えます,立ち止まって覗いて見ます。
中は,きれいです,木端も,大工道具らしき物も見当たりません。
頭にタオルを撒いた職人さんらしき二人が,1mの間隔で座っています。
お互い背を向け前かがみです,しきりに手は動いています。
ケンカして,二人ですねているようにも見えます。

よく見ると違いました,「スマホ」です。
ゲームなのか,ニュースを見ているのか,ブログを書いているのかは分かりません。
時間は三時過ぎです,午後の休憩の過ごし方でした。
”そういう時代かー,匠もスマホかー”

「大事にしてもらいなよー」
如何にも職人らしきおじいさんが,かんなを使いながら制作中の家具に語り掛けます。
手がけた作品を愛おしむ気持ちが伝わります。
あれこそ「匠」だ,妙に説得力が有りました。
かなり前のテレビコマーシャルでしたが,「匠」「職人」という単語に触れると,思い出します。

せめて,のこぎりやかんなクズでもあれば,「匠の建つ家」の信頼度が上がったのに。
                            やれこら やれこら

「ガマの穂」とボートコース  やれこら やれこら

2014-08-27 08:16:01 | 今日のやれこら
散歩です,毎日ではありません,コースも時間も気分次第です。
今日も朝から曇りです,蒸し暑いジトッとした感じです,日差しは有りません。
今日は3時前に出かけます。
例年なら考えられません,日中一番暑い時です,昼寝からやっと起きる頃です。

久しぶりに河川敷に行こう。
家から10分程下ると,小学生の時によく泳いでいた川に行き当たります。
夏休みは,毎日のように泳ぎに行きました。
河口ですから,潮の満ち引きもあります。
引き潮の時はシジミがたまにハマグリも採れました,ボラも泳いでいました。
満潮になると大人でも背の立たない深さになります。
満潮時,向こう岸まで泳いで渡れば「ヒーロー」です,アイドルになることもあります。
向こう岸までは400m弱です。
いったん渡り始めたら,よほど手前で引き返さない限り,行くしかありません。
向こう岸に渡り,土手を超えると沼地でした,「ガマ」が生えていました。
その穂を持ち帰る。
「ガマの穂」が「勇気」の証明「勇者」の証でした。
私もアイドルにはなれませんでしたが「勇者」になりました,5年生の夏です。

今は,その川も河口をせき止め河口湖になっています。
河川敷も整備され,水面はボートコースになっています。
距離表示が,河川敷に総距離2K,250mごとに金属プレートで埋め込んであります。

今日は500mだけトライアルしよう,急に思い立ちました。
走るなどと無謀なことでは有りません,速歩です。

膝の靭帯移植をしました,2年前です。
速歩で歩いたのは,たしかその1年以上前,3年ぶりです。

3年前までは100mを1分,1キロ10分で,まだ余裕が有りました。
実際,公認?7キロコースを68分30秒で歩いたことが有ります。
1キロ10分の目安は,距離表示のある250mで測ります。
歩数は288歩,2分30秒以内に歩けばいいのです。
私のペースです,以前は体が覚えていました。 

入念にストレッチ,さぁー,スタートです。
結果です。
250mを,歩数は301歩,時間は2分36秒です。
数字だけ見れば少しの衰え。
ですが中身が違います。
膝はガクガク,息,ハア,ハア,おまけに汗はダーラダラ。
もう250mと頑張りましたが,途中で歩数が数えられなくなりました。
時計を見る余裕は,有りませんでした。
歩幅は狭く,ピッチは下降。
老化防止計画,一から練り直しです。

それよりなにより,「やばい,やばい」
こんな事で,こんな所で,「救急車」のお世話になれば,「みんなの迷惑」です。
まずは深呼吸,そして,トロトロ歩きます。
                     やれこら やれこら

コッテリもれば  やれこら やれこら

2014-08-26 08:06:26 | 今日のやれこら
買い物です。
私は「SC」往復のための,運転手です。
庭に出て,外出の支度ができるのを待っています。
”自分が思うほど,人は見てくれていない”
何時もの持論を言い聞かせますが,聞く耳は有りません。

「カアー,カアー」下のお宅の屋根に留まったカラスが鳴いています。
この辺りを縄張りにするペアがいます,そのうちのどちらかです。
何時もならどこからともなく「カアー,カアー」返事が聞こえ,どこかへ飛び立ちます。
長年の観察結果です。
今日は,返事が聞こえません,「暫くは,カアーカアー」ですが,調子が変わります。
「カゥオー,カゥオー」になります,まだ返事が有りません。
今度は,オットセイが餌をねだるように,首をもたげ「ガゥキオ,ガゥキオ」です。
連れ合いはよほど遠くに行ったか,餌に夢中か,誰かに夢中か,返事が有りません。
スイカやトマトを狙い,これからは柿を狙うにっくきやつです。
ですが,「あの必死さ」を見ると,なぜか少し心配になります。

「カシャ」玄関が開きました。
カラスの結末を見たくも有りますが,そうはいきません,運転手ですから。

「SC」です。
待ち時間をいつも通り持て余します,今日は店内を「うろうろ」する事にしました。

”ん”
髪は金髪,“超”ロングまつ毛,目の上に青いくま,短いパンツ,足元はサンダル,爪は真っ赤赤。
いかにも奇抜です。
思わず,目が“暫く,暫く”追いかけます。
私だけでは無いようです,すれ違う人も振り向きます。
持論が揺らぎます。
「コッテリもれば,人は目で追う,注目抜群」
これも持論に加えよう。

ズボンのケイタイが鳴ります,正確には「ブルブル,ブルブル」します。
公共の場ですから,会話はしません。
着信が有れば,「買い物が終わった」の合図です。
”そうかー,カラスもケイタイが使えれば貸してやったのに”

無用な心配でした。
家に帰ると近くの電柱に,少し離れて二羽,仲良く?留まっています。
一羽はしきりに首を動かしています。
今日の,“行方不明”を言い訳しているのかもしれません。
                            やれこら やれこら

小学生陸上大会 やれこら やれこら  

2014-08-25 08:06:31 | 今日のやれこら
今日は小学生陸上競技大会の審判,「お手伝い」です。
心配なのは天候です。
予報では曇りのち雨,一番怖いのは「雷」です。

小学生の大会です,たぶん5年前です。
今日と違って,暑い日でした,太陽が照り付けます。
私の仕事は,アナウンスです,競技順に走る組や選手を紹介するのです。
地方の少し古い競技場です。
ちゃんとしたアナウンス室は有りません,正面スタンド下が仕事場です。
勿論,日も照り付けます,雨が降れば濡れます。
競技は100m競走です,小学生です,進行を滞りなくさせるためです。
選手をスタートライン後ろに,走る「組順」に並らばせています。
そろそろ,一組がスタートという時です。
「何で,テントがないんですか!!」‟だいぶ“怒った声が後ろから聞こえます。
振り向くと,子どもを応援に来た母親らしき「女子」が立っています。
「かわいそうでしょう」
一瞬,私が直射日光に晒されている「かわいそー,テントでも」と同情してくれている。
と,思いましたが,違いました。
わが子が,後ろの方の組で,日に晒され待たされている,「かわいそー」です。
私が答えます,「少しの時間ですし,何よりテントを張る人手が・・」
「そんなもの,ボランティアにしてもらえばいいでしょ」
”えっ?,えっ?,えっ?”でした。
私がここにいるのも,他の審判もみんなボランティア。
「あなたがボランティアでテント張ったらいかが?」
言いたっかったけれど,言いません。
私は,アナウンスの仕事が有ります。
100mの競技開始が遅れています。
その後の対応は別の審判に任せました。
ただ,母親の苦情で,子どもの待ち時間が増えたのだけは確かです。

以前こんなこともあった小学生大会ですが,今日は違います。
幸い雨も,少しの時間の小降りで済みました,雷も鳴りません。
休憩をしていると,前を通る女の子が話しています。
「私がはよー出過ぎて,バトンがもらえんとおもーた」
「そんなことないよ,私が渡すタイミングが遅かったから」
小学生でもお互いをかばいあう気持ちに,心がなごみます。
嫌なことばかりではなく,元気も貰うボランティアです。

しかし,しかしです,
プログラムの小さな活字を暫く読むと,目が霞みます。
アナウンスしていても,のどが渇きます,声もかすれます。
高齢者の仲間入りした今が,ボランティアの引き時かもしれません。
とも,時に思いますが・・・
                         やれこら やれ

「ふなっしー」?で   やれこら やれこら

2014-08-24 07:38:44 | 今日のやれこら
「コンニチハー,宅急便です」
「梨」が届きました。
船橋の「幸水梨」です。
「ふなっしー」のお友達かも知れません。
早速,仏壇にお供えします。
信心深くは有りません,仏壇に線香をあげるのは,盆と正月くらいです。
初物は「まず仏壇」,まして「ふなっしー」,昔からの親の習慣をまねているのです。
”んーん,名産の果物が遠く離れた我が家で食べられる,良い時代になったもんだ”

そうなんです,良い時代になったんです。
果物で,時に思い出します。
はるか昔です,確か小学4年生の遠足だったと思います。
遠足ですから当然歩きです,腹も減ります。
待ちに待った昼食です。
みんな並んで座り,食べ始めます。
「お前は違反だ,取り上げる」先生の声が聞こえます。
少し離れた場所に座った友達が,怒られています,半分泣いています。
「何事」,みんな注目です。
そして納得です。
怒られている子は,「バナナを一本まるごと」持ってきたのです。
遠足のおやつは「30円以内」と決められていました。
当時バナナは珍しい果物です,一本30円では到底買えません。
「違反」なのです。
要領のいい親は,バナナを半分にして持たせました。
それでも30円以上だったはずですが,“工夫”を考慮し?
OKです。

バナナといえばもう一つ。
祖母がよく聞かせてくれた,昔話があります。
祖母は,大正時代半ば,さる高名な歌人のお宅に「行儀見習い」のため上京しました。
初めて行く東京です,汽車の中です。
乗客が,何やら大きな「さやに入った豆」を,取り出して食べようとしています。
大きな豆が出るものだと,びっくりしてみていると,どうも豆ではないようです。
後に,それは「バナナ」という果物だと,わかったそうです。

それからおよそ百年。
私が小学生のころからは,五十余年。

良い時代になったんです。
たぬきは「メロン」を食べられます。
イノシシは「サツマイモ」を食べられます。
カラスも「スイカ」や「トマト」が食べられます,「柿」も「イチジク」も大好きです。
「野生」との知恵比べ,どうも分が悪そうです。

それはともかく,まずは「ふなっしー」のお友達を味見です。                     
                            やれこら やれこら

‟爺ちゃんお気に入りの場所で”    やれこら やれこら

2014-08-23 07:43:17 | 今日のやれこら
「ピカー,ドカーン,ピッカー,ドカーン ゴロゴロ」立て続けです。
恐怖を感じる雨が,屋根を,庭を,横殴りに叩き付けます。
8時前です,通勤時間帯です,10分ほど前は薄曇りでした。
一気に来ました。
ずぶ濡れになった人,立ちすくむ人,ビルに飛び込む人,大変だっと思います。
今朝の事です。
猛烈な雨は,朝ドラが終わるころには小雨に変わりましたが,びっくりです。

雨もやみ,薄日も差し始めた午後です。
庭に出ています。
”芝も伸びたなー,水気はたっぷりあるからなー,二,三日晴れたら芝刈りしよう”
”しっかりクレーンも仕事をしてる,観てるからな,頑張れよ”
何時もの様に,庭と“下界”を眺めながら,「ポヤー」として椅子に座ります。
椅子は古くなった籐椅子です,ベランダの下に置いています。
帰省した孫は,「爺ちゃんお気に入りの場所」と言います。

”ん”,何かお尻が「モゾモゾ,チクチク」
「イター,イタ,イタイタ,イター」
やられました,ムカデです。
午前中の雨で,庭を散歩中のムカデもずぶ濡れになったのでしょう。
“爺ちゃんお気に入りの場所”で,生意気にも肌乾燥中?だったのです。
何気なく,何時もの様に座りました。
ムカデはビックリです。
弛んだ爺さんのお尻にいきなり敷かれ,圧死しそうになったのですから。
ムカデの反撃は当然ですが,こちらも反,反撃しなければ気が収まりません。
ですが,素手では敵の勝ちです。
まず,ムカデを椅子から落とし,靴で踏みつける作戦にしました。
椅子から落とすことには成功しました。
ここまでは作戦通りだったのですが,相手は,蚊とは違います。
刺された痛みが,ひどくなります。
「カユカユカユ」ではなくて,「イタイタイタ,ズギューン,ギュウ-ン」です。
ムカデ退治は,一先ず中止。
忽ちは,痛み止め対策です。
「虫さされ薬」を塗りに,急いで中に入ります。
コマーシャルの様にはいきません。
痛みはなかなかひきません。
なんどもなんども「薬」を上塗りしました。

もう,「やっつける」気力は涌きません。
ムカデは,悠々と「ざまーみろ」と,逃げて行ったはずです。        
                     やれこら やれこら

古壺が?  やれこら やれこら

2014-08-22 08:14:27 | 今日のやれこら
今日は,肉体労働の日,畑を“クワ”で耕す日です。
耕すのは3坪ほどですが,慣れない体には重労働です。
「アタタ,イタタ」になっては大変です。
準備運動はしっかりと,まずはストレッチです。
右肩は,若い頃の“槍投げ”後遺症で少し硬めです。
ですが,全体的には柔軟です。
立って膝を曲げずに,手のひらが十分地面につきます。
座って,足を開いて前屈すると顔は床につきます。
数少ない自慢です。
観衆がいれば,「その年で,」と褒めてもらえるはずですが,今日は残念です。

畑を耕すのは,ラッキョウを植えるためです。
今日,肥料を混ぜて耕し植えるのは一週間後です。
時期が遅くなりました。
スイカやきゅうり,夏らしくない天候に気を取られ,ラッキョウを忘れていました。

母から聞いた覚えが有ります。
「毎年収穫後に種ラッキョウを残し,それをお盆過ぎにまた植える,私が嫁に来てからでも70年,それを繰り返してきた」
という事で,植えるのは,百年以上前からのラッキョウの子孫になるかもしれません。

「こまめな水分,十分すぎる休憩」で畑の隅を,耕しています。
私が耕し始めると,たいていカラスが少し離れた電柱に止まります。
じっと,私の作業を見ています。
そして,私が休憩で畑を離れると耕したところに降りてきます。
そうなんです,狙っているのです。
土をひっくり返され,慌てて出てきたミミズや昆虫の幼虫を,です。
今日もそうです。

耕しているのは,100年以上前に我が家が建っていて,その後畑になった場所です。
「わしは,ここにあった家で生まれた」,明治生まれだった父親から聞いています。
この場所を,耕すたびに期待します。
 ”もしかするとご先祖が,カメに入れた小判を残し,埋めていないかなぁー”
 ”小判は無理でも,“鑑定団”に出せそうな壺とか出てこないかなぁー”

当然ですが,小石とミミズ,昔の家の壁土らしき物しかでてきません。
また,今回も当てが外れました。
電柱に留まったカラスに言われそうです。
「アッホー,アッホー」と。
                     やれこら やれこら

‟取説”を読もう  やれこら やれこら

2014-08-21 08:09:09 | 今日のやれこら
「夏野菜高騰」新聞の見出しです。
三本100円だったキュウリが一本100円になったと有ります。
台風と長雨の影響だそうです。
それは,そうですが。

田舎です,我が家でもキュウリは作っています。
最盛期には2人で三食,毎回二本ずつでも余ります。
ご近所にお裾分けという訳にもいきません。
みんな,キュウリを持て余しているのですから。
そのキュウリも,今では葉が枯れ,ツルも萎れ,ダウン寸前。
ご近所も同じです。
需要と供給です。
自家製野菜が採れなくなる,買いに行く,商品が品薄になる,値段が上がる。
「納得です」
ですが,記事はそのことには触れてくれません。
”記者は,キュウリなんか栽培していないんだ,だから,分からないんだ”
”今度会ったら教えてやろう”
会う機会は無いはずですが,そう思います。

「大変,大変」声が聞こえます。
「大変」は,来てくれという合図です。
洗濯機が脱水しないのだそうです。
「洗い」は終了,次の「脱水」に進まないようです。
6月に,ネット通販で買ったばかりです。
安くは買いましたが,日本製です,名の通ったメーカー製です。
「二ヵ月で故障」はないはずです。
確かに,設置時,私がミスをしました。
初洗濯で排水ホースに穴が空いてしまいました,ですがそれは,テープで修理しました。
機嫌よく,何事もなく,昨日まで働いていました。

一度電源を抜いてみても,「脱水」だけでやってみても,何度やっても,動きません。

「洗濯物が,重すぎるんじゃーないか」
洗濯槽を覗いて言います。
『8kg用だから,そんなことはないはずよ』
「念のため,少し減らしてみたら」

大正解です。
ちゃんと動きます。
「8kg用でも,それは洗濯だけする時,洗濯して水を吸ったら何キロになると思う?」
『でも,8kg用と書いてある』まだ不満そうです。
仕方ありません,“取説”で確認しました。 
「洗濯だけコースは8kg,脱水コースは4,5kg」,ちゃんと書いてありました。 
※取説→取扱説明書,最近,耳にしましたので,私も早速使います。

キュウリだけでなく台風と長雨は,慣れない洗濯機の使い方にも影響しました。
記者に会えたら,この事も教えてやろうと思います。
                       やれこら やれこら

敵は蚊  やれこら やれこら  

2014-08-20 08:01:55 | 今日のやれこら
入道雲が遠くに見えます。
時に雲に隠れますが,一日中太陽を見るのは,久しぶりです。
庭に百日紅の花が,やっと咲きました。
芝生には,梅雨時に発生するのと同じ「きのこ」が育っています。
盛りだったクマゼミは殆ど姿を消し,今はツクツクホーシ,ミンミンゼミが主流です。
「ジーギョーギーゴー」
「コロギーゴロキー」
「コウローギーコウロギー」
上手く表現できません,コオロギが,夜になると鳴いています。
裏の畑から聞こえてきます。
例年?より,「早いもの,遅いもの,無かったもの」が目に,耳につく夏です。

という夏なんですが,いつも以上に厄介なものが有ります。
そうなんです,「蚊」です。
適当な気温です。
湿気は十分です。
畑はそばです,庭木も少し有ります。
蚊には好条件が揃っています,大発生中?です。
少しの痛みは我慢しますが,あの「カユカユカユ,カユー」だけは御免です。
庭に出て,プランターに水やりすれば,どこからともなくやって来て,「チクリ」
畑の野菜を取りに行けば,集団で,「チクリ」
それなりのガードはしますが,万全とはいきません。

家に侵入されても困ります。
玄関,勝手口,人が出入りするところには,朝から「蚊取り線香」
煙防衛です。
ですが,敵は野生です,生きる執念が違います。
蚊取り線香の煙の上を飛んでいく“猛者”を見ることもあります。
時に,防御煙をかいくぐり,屋内に侵入した“斥侯”に“やられます”。
ふくらはぎが,「じんわり,カユカユカユ」になります。
急いで,・・・・を塗ります,少しはカユミも収まります。
ですが,にっくき「ヤツ」をやっつけなければいけません。
手っ取り早い方法は,○○チョール噴射です。
「シュー,シュー」です。
”姿は見えないけれど,やっつけたはず”
少し,臭いのは我慢しなければなりません。

若い頃です。
筋肉がまだ十分あった頃です。
腕に留まった蚊を,直ぐには叩きませんでした。
留まった→針をさす→筋肉を引き締める→針が抜けない→蚊は逃げられない→パチンと叩く。
「やっつけたー」
快感でした。
今は筋肉の代わりに脂肪です。
留まった→針をさす→脂肪が邪魔→引き締まらない→針は容易に抜ける→蚊が逃げる→パチンと叩けない
                           やれこら やれこら

看護師,問診  やれこら やれこら

2014-08-19 07:34:35 | 今日のやれこら
病院に来ています,主目的は,定期の“薬受け取り”です。
といっても,診察してもらわない訳ではありません。
たいていの診察はこうです。
「変わりないですか?」
「はい」
「それでは,何時もの薬を」
「はい」
「お大事に」これは事務的口調で,看護師が優しく声をかけてくれます。

というわけで,待合室です,診察の順番を待っています。
盆休み明けで,普段より多くの患者がいるようで,待ち時間も長くなりそうです。
当然ですが,皆さん静かに,黙って椅子に座っています。
空いている椅子もありますが,たいてい列の中ほどです。
「すみません,すみません」をして,座るのは性に合いません。
私は,待合室の後ろの壁にもたれて立ち,時折ストレッチをします。

「○○さーん」診察室から出てきた看護師が,誰かの名前を呼びました。
「はい」後期高齢者らしき男性の付き添い女性が,返事をしました。
看護師は,その付き添い女性を「こちらへ」と待合室の後ろに連れていきます。
私の隣です。
どうも,初診のようです。
“痛む場所”,“痛みの程度”,“どういう時に”,“いつから”,“熱は”,
診察の効率化,時間短縮のための事前問診のようです。
「プライバシー」は大事です。
看護師は,小さな声で質問します。
付き添い女性は,方言を交え“具体的”に,丁寧に答えます。
普通の声で。
ですが,テレビのボリュームを抑えていても,良く聞こえる待合室です。
それまでは,うつむき加減で深刻そうに座っていた患者さんもいました。
週刊誌をペラペラめくる患者さんもいました。
付き添い女性の説明が,“具体的”になる程,顔が上がります。
週刊誌を読む手が止まります。
耳は“後ろ”に集中です。
雰囲気が,よーく伝わります。
興味深く?遠慮がち?に,振り向いた人もいます。

”それは,自分と同じだ”と,共感?した人がいるかもしれません。
”自分はそれほどではない”と,変に安心した人がいるかもしれません。
なかには”別の病院の方がいいのに”と,思った人がいるかもしれません。

”気の毒に,問診を止めて,早く診察してあげればいいのに”
「私が順番を代わるから」
                       やれこら やれこら

私が店長なら  やれこら やれこら

2014-08-18 07:46:06 | 今日のやれこら
5時の予約です。
夕食は“お持ち帰り”寿司なのです。
夕食“作成”を手抜きするためです。
時間にはわりと几帳面?です,10分前には店に着くように出かけました。
予定通り店に着きましたが,思わぬ込み具合です。
小さな店です。
狭い店内には何人も待っています,椅子に3人,立って4人。
「すみません,すみません」通路を開けてもらいます。
カウンターの店員に言います,「5時の予約しておいた○○ですが」
「もう少しお待ちください」
高校生のバイトらしき,受付の女の子が言います。
仕方ありません,待つことにします。
店の隅の方に場所を確保しました,隣は椅子に座った「少し高齢の見知らぬ女子です」
軽く会釈すると,話しかけてきました,怒ったように。
「もうー,頼むんじゃなかった!!,30分も待っとるんよ!!」
”ええー”です。
念のため確認しました,やはり,4時半予約だそうです。
という事は,単純に言えば私も少なくとも30分以上・・。
”うっそー”です。

「女子」はいらだち紛れでしょう,ワザとらしい大きな声で話しかけてきます。
声は店内に響いていました。
カウンター越しに,中で働いている人たちにも聞こえているはずです。
話の内容はこうです。
「私は,接客業を何十年もやって来た」
「作業の様子をカウンター越しに,30分以上観察した」
「ここは,7人も働いているのに動きがバラバラ,連携が悪い」
「誰が責任者かわからない,指示命令系統がはっきりしてない」
「よって店にとって一番大切なお客様を,待たす事になる,いらだたす事になる」
「そうなってくると客は来ない,店は、潰れる」
「もし,私が店長なら」
まだまだ,話は続きそうです。

「▽▽さーん申し訳ありません,お待たせしました」
「女子」は,ドッコイショと立ち上がり,「無言」のまま寿司を受け取りました。
支払いを済ませ,店を出るまで,「無言」です。
あれれ,拍子抜けです。
カウンターのバイトに,中で働いている人たちに,「力説」してくれると思っていたのです。
期待していたのです。
「私が店長なら」を。

私が「寿司」を手に入れたのは予約時間の40分後でした。
もちろん,私も受け取りは「無言」です。
                             やれこら やれこら


科学的 合理的説明  やれこら やれこら

2014-08-17 07:50:32 | 今日のやれこら
遠くですが雷の音が聞こえます。
朝から小雨です。
今朝の新聞報道では,今月上旬の気温が,例年より3度くらい低いそうです。
エアコンが売れず,飲料水も売れず,・・いろんなところに影響があるようです。

体重計に乗りました,久しぶりです。
前回は確か4月頃でした,花見で飲んだビールの量を計測?した覚えが有ります。
結果は”よしよし”でした。
ですが,今日はなんと約5kgの増です。
まさに,「ウッソー」です。
「ヤバイ」です。

二年前には75kg近く有りました,身長は,最近縮んで166cmです。
鏡に映る下腹があまりに醜い,一年発起しました。
「やせよう」
まず食事です,一日二食も考えましたが,それは無理。
昼食を軽めにしました,「何を軽め」と言われても具体的には説明できません。
ただ,「今日は軽め,軽め」と思うようには,努力しました。
「晩酌は好みの変化と経済的理由で,日本酒から焼酎に変えました」
「野菜を先に食べよう」テレビで女子アナが,アドバイスしてくれました。

という経過で,二年間。
70kgを切るようになりました,時には針が68kg台を指します。
成分が脂肪と筋肉の違いはありますが,体重は20歳頃に戻りました。

”んー,5kgかあー”
運転手で付いていく,スーパーの“肉”1kgはかなりに見えます。
それ×5,これは相当です。
1kgのステーキを5枚腹に巻いているようなものです。
しかも霜降りをとおりこした脂肪だけの肉を・・・・。

「生活が変わったわけではない,むしろ以前より,早寝早起き,健康的になった」
「野菜は量が増えている,家で収穫するナスにトマトそれにキュウリにインゲン」
”しかし野菜で?”
「ストレスはたくさんあるが,それは何十年来」
・・・・・・
・・・・・・
有りました、有りました。
「天候不順」です。
例年と違う天候が私の体重に影響を与えたのです。
雨の日が多い。
家にいることが多くなる,散歩の回数が減る。
運動不足になる。
他人と会話することも減る,脳細胞も働かない。
エネルギー消費量の減。
体重増加。

久しぶりに科学的,合理的説明?を思いつきました。
新聞の見出しに『天候不順,高齢者の肥満を生む』と書いてもらおう。
また出直しです,めざせ,5kg減。
             やれこら やれこら