畑のソラマメの花が咲き出しました。

庭は、ヒヨドリだけになりました。

そして、
今日の やれこら・・・・・・病院です。
『アルコールのかぶれは有りませんか?
刺しますよ チックとしますよ 痺れは有りませんか?』
先ずは採血
続いては
『喉を通過すれば楽になりますからね
我慢しないで 吐き出してもいいですよ』
看護師さんが、背中擦り擦り 胃内視鏡検査。
一週間前には
『体が温もってきますよ
気分はどうですか? 大丈夫ですか?』
造影剤入れてのCT検査。
GISTによる胃摘出から丸3年。
『まずは、3年ですねぇ』 主治医はそう説明しました。
節目の三年 です。
指示された検査は全て終了しました。
“大丈夫かなぁ、再検査?いやそれはない・・はず etc”
“あれこれ これあれ” 頭の中で思いを巡らしていた 診察室前
主治医の結果発表を待っていた時です。
『えっ たばこ! そりゃあなあ
酒と一緒に とぅーの昔に 止めたでぇ』
急に大きな声が、斜めを後ろから聞こえ、
思わず振り向きます。
看護師がいます。車いすに乗ったおじいさんがいます。
診察前の問診の様です。
看護師が 「一日たばこは何本ぐらい・・・?」そう聞いたようです。
『何本いうて・・一箱じゃけえ 10本ぐらいかなぁ』
「一箱なら 20本では?」
『いいや!
日によっては一箱も吸わんかったけぇ 10本吸うとらん!!』
「・・・・わかりました。 お酒はどのくらい? いつ頃まで?」
『さっき 言うたが! 酒もたばこと一緒に止めたけぇ
どれ位飲みょうたか、よう覚えとらん!』
「・・・・わかりました。酒とたばこ 何年前に止められました?」
『何年前言うて・・40になった年に スパッと止めたんよ』
「40歳の時にですか・・・・」
看護師は、問診票に目をやり 続けます。
「それじゃぁ 60年近く前になりますが・・・」
『そうよな じゃけぇ 一箱何本じゃとか
酒の量とか よう覚えとらんのじゃが!』
多少の忘却 なんのその
声は張り 髪・肌 艶々
酒・たばこ 40歳でスパッ の 効能
恐るべし
という事で あれこれ
もっと 聞き耳立てて いたかったんですが
『やれこらさーん 診察室へ どうぞ』
- わが検査結果 『やれこらさん 術後三年 特に異常はなく迎えましたが
抗がん剤は もう3か月 頑張って 続けてください』