南相馬市から７月１日夜

先日、６月２９日水曜日にキノコ会社大手のホクトの若手社員二人が来店しました。当店のホームページを見て、何か応援できないかと思ってくれたそうで、ホクトのきのこグッズを沢山持ってきてくれました。また女性の新入社員の方が、キノコの簡単料理のレシピと試作料理を作って持って来てくれました。最初、ホクトの社員が来ますと市場から連絡を受けた時は何事かなと思いましたが、若い人たちは行動力がありますね。ありがたいことです。気にかけていただいて、うれしです。
この震災でホクトの工場も大打撃をうけて今まだ、操業ができない状況だそうです、そんな中、来ていただきました。
そういえば、今来ているホクトのしめじ、広島産、福岡産、などがありましたね。宮城の工場の再開は年内を目指しているそうです。

福島産野菜の多くが出荷制限の解除になりました。でもあまり売れないようです。スーパーでも仕入れ担当者が福島産はいらないと言っているようです。さくらんぼも福島産とても色ずきがよく、美味しそうですが贈り物に地方発送しようとした時、お客さんやっぱり山形産になってしまいます。貰った方の事を考えるとどうしても福島産を敬遠してしまいようです。
野菜も同じですね、放射線の基準が下回っているとはいえ、食べる事になると、どうしても躊躇しますよね、基準とは野菜１ｋ当たり５００ベクレル以下がＯＫですが、野菜１ｋを一年間食べ続けたら体に影響がでるかも？という程度の基準ですから、なんてことはないようなのですが、それでも、食べ物となれば慎重にならざる負えないですね。
本当に大丈夫なのかを国が示していないのが、原因ですね、今の国の状態がが信じられないのですから、ダメかな。
当分、福島の試練が続くようです。福島原発、名前が良くなかったな。会津地方はいい迷惑ですよね。
もっと全国に向けて、ＰＲしなくてはいつまでたっても理解されないでしょうね。

南相馬市から７月１日朝

７月に入りました。時間だけは、確実に過ぎていきます、しかし、時間は皆に平等なものです、どう有意義に使うかは自分次第なわけですが、まだ先が見えない中では、前向きに考える事が難しいですが、それでも時間は過ぎていくわけで、限りある人生いかに有意義に過ごすかをこの環境、状況の中でも見つけていかなくてはなりません。

アルコールが売れています。ビール、焼酎、私はお酒が飲めません、体にアルコールを分解する酵素がないので、飲むと体が大変なことになります。でも、避難先の札幌のレストランで家内が頼んだビール、家内が美味しいから一口飲んでみたらと言われ一口飲んでみましたが、飲んでびっくり、ビールじゃないみたいで、すっと喉に入ってきて、感動しました。こんなビールがあるんだと。
でも、私にとっては危ないですね、つい飲みすぎてしまいそうで、どれだけビールが美味しくても、私の体は変わらないのですから。
震災のストレスやこの状況の中での仕事でつい、飲みすぎているのか？普段よりアルコールの摂取量が多くなっているとしたら、少し心配ですね、アルコール中毒にならないように気をつけましょう。