サイヤ社長のブログ

福島県南相馬市で青果食品惣菜スーパー「Saiya」を経営しています。
新鮮な話題をお届け!

南相馬市から8月31日夕方

2012-08-31 18:14:01 | 日記
『放射能とお化け』

お化けと一緒にしてはいけないのかも知れませんが、小さい頃はお化けや幽霊はとっても怖かったです、よく親父に脅かされもしました、しかし、大人になるにつれ、お化けや幽霊のことが分かってきて、正しい知識が身についてくると、当たり前のことですが怖いものではなくなってきました、それと放射能を一緒にしてはいけないのかも知れませんが、ただ少し不思議に思うのはこの間、ある議員さんが福島原発の第一付近まで行ったときに線量が1000マイクロシーベルトだったと言っていましたが、そんな線量の高い所で多くの作業員の人たちが働いている事実があるわけです。その人たちは何か特別の人ではないはずです、普通の人間ですよね、でも確実に普通の人たちよりは放射線を多く浴びていますよね、だったらその人たちに先ずは身体に影響が出るはずですよね、でも、そんな話は聞こえてきません、隠せるはずもないと思いますが、具合が悪くなったとか、明らかに放射能の影響で病気になったとか、その事実がたくさんあれば、もっと表に出てきてもよさそうと思うのですが、ただ、原発の作業に行っている人に話を聞こうとしてもあんまり話したがりしないんですよね、そこが少し気にはなるのですが、現実にたくさんの放射能を浴びている人たちがいるわけですから、その情報が知りたいところですが。
ある、復興作業できている会社の話、南相馬市内で宿泊所を持ち、仕事をしていますがそこで働く作業員の方たちは遠くから来ていますが、どういうわけか1週間交代での作業だそうです
なぜと聞いたら、放射能を少しでも浴びないように、交代できているとのことです、ここには原発は無いはずですが、大手の会社ですよ、その会社は南相馬市は危ないと思っているようですね、不思議なことですが、こうもいろいろな話が出てくると、本当にわけが分からなくなってきますよね、ここは本当に安全なの?どういう土地なのでしょうね?
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南相馬市から8月31日金朝

2012-08-31 05:30:23 | 日記
『月末』

早い、早すぎる、時間が経つのがあまりにも早く感じています。時間は皆平等なのに、早く過ぎていく時間の感覚がこれでいいのかな?と時々思うことがあります。仕入れて、販売して、支払して、商売としてはこの繰り返しです。今月も何とか支払いが出来そうです。

昨日、原町の私の師匠との話で、その方もお孫さんが避難しているので、帰って来る見込みがあるのか、ないのか聞きましたが、今のところまだ帰ってこないようです。すごく遠いところ「四国」に避難中です。息子さんだけ南相馬市に残って仕事しています。問題は放射能の線量なのですが、せめて0,2マイクロシーベルトぐらいになればと考えているようです。問題は今現在、常に今まで浴びたことのない放射能を浴びていてそれがいつ、どのような影響が身体に出てくるのかが、分からないことが問題だと言っていました、ましてや小さな子供の影響は大人より大きいはずだと、最近の新聞にある学者さんが(なんやら学会の会長さんらしいですが)つい本音で福島の若者とは結婚しない方が良いと、言うようなことを言ったようです、後で訂正?したようですが、偉い学者先生がそう言ったことをいう人もいれば、大丈夫だ(年間20ミリシーベルトでも)という学者さんもいる、誰を、どのことを信じればいいのか?矛盾だらけの放射能の情報だから、とりあえず避難させて置くしかないとも考えているようです。難しいですね。正しい知識で正しく怖がる?その正しい知識はどこから得るのか?だれの言うことが正しいのか?放射線、低ければ低い方が良いのは誰にもわかりますが、無い方が良いのはわかりますが、今、ある以上、そこでどうなるのかがいちばん知りたいことですが、そして住んで、生活しているものにとっては、大丈夫、心配ないと本当に言ってくれる、示してくれる話を聞きたいのが本音ですが。
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南相馬市から8月30日夜

2012-08-30 20:13:36 | 日記
『零戦』

連合軍から「ゼロ・ファイター」とも言われていたようです。登場時は性能差で圧倒的な強さで勝利を収めた日本が誇る名戦闘機だったと聞いています。最近読んでいる本から、少し日本人の本質というか先祖伝来持っている日本人のおかしな感覚?があるのではないかと思うことがあります。それは、ゼロ戦がなぜ他の戦闘機より優秀だったのか、確かに日本人特有の真面目な頑張りでの特訓練習で優秀なパイロットを養成していたことも原因ですが、実は飛行機作りに日本人特有の精神というかなんだろう西洋人にはこういう発想はないところでの飛行機作りにありました。それは「空戦能力を極限まで追求した戦闘機」だったということです。
言い換えれば、軽くする無駄なものは無くす、しかしそれは防弾性を無くすということです、人の命を軽視しているということです。それに引き替えアメリカ軍の考え方は空戦性能は諦めて、スピードと防弾性、重武装
その為には馬力のあるエンジンの開発、丈夫な機体、当たらなくても撃墜できる火器兵器などの開発が重視、そこからわかることは、人の能力に頼るが人の命を軽視する日本、いちばん初めに人の命のことを考えて重視して兵器の開発をするアメリカ、なんだろうこの違いは?地震国日本、津波で多くの人が亡くなり原発災害で多くの人がふるさとを追われ避難している現実、今この時代にもまた、人の忍耐力に頼り人の命を軽視する日本政府、いつの時代になっても変わらないのは日本人独特のものなのかなと、本を読んでいて感じています。
ちなみに読んでいる本は「失敗の本質」という本です。面白いですよ。勉強になります。
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南相馬市から8月30日木朝

2012-08-30 05:19:54 | 日記
『南相馬市』

昨日、ある議員さんが来られました、いろいろと話を伺いました。震災前の人口約70,000人が今は45.000人ぐらいで、約6,000人の方が住所も移す転出をしたそうです。現在60歳以上の比率が震災前24%だったのが今は40%に上昇しています。高校生70%、中学生60%、小学生50%、幼稚園 30~40% 震災前から見ての帰って来ている比率です。やはり、若い世代になるにつれ減っているようです。
アンケートを取ったそうです、20%ぐらいの人は帰ってこないと答えているようです、最終的には50,000人ぐらいの規模の人口の町になりそうだということです、ただこれは震災前から10年後ぐらいにはそうなるとの見通しは持っていたそうです。その規模の町での商売の経営のやり方を考えていかなくてはならないということです。やはり、土地の売買が進んでいるようです、がこれから中古住宅も出てくるようです、若い世代が帰らないと決めるとその家の処分が始まるようです。新築したければ今、土地を買う、中古で良ければ待つというようなことで静かに不動産バブルが始まっているようです。
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南相馬市から8月29日夜

2012-08-29 18:34:02 | 日記
『放射能低くなる速度』

放射能 セシウム134と137が問題になっていますうよね、セシウム134は半減期が3年で137は30年ですが、チェルノブイリと日本(福島)が違うのはセシウム134と137の比率だそうです。チェルノブイリでは134が1とすると137が2の1対2の比率ですが、福島の場合は134が1で137も1で1対1だそうです、というこは放射線が低くなる速度がチェルノブイリより早いということです。これはサイヤ隣のとどけ鳥(後援チェルノブイリ中部)の河田先生の講演会での情報です。やはり専門家に正しい話を聞いていくことが、これからこの町で生活していくうえで大切なことですよね、「正しい知識を持って怖がる」ことが必要なようです。
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