サイヤ社長のブログ

福島県南相馬市で青果食品惣菜スーパー「Saiya」を経営しています。
新鮮な話題をお届け!

南相馬市から7月12日夜

2011-07-12 19:13:35 | 日記
細野大臣、解除などと言っていますが、解除するという事は、安全になったという事でないと、ダメですよね。
皆さん、信用できますか?信用するには、大臣の子供でも連れてきて南相馬市で住まわせてくれるという決意があるのなら、信用できますが。

除染には汚染マップがいります。どこが放射能の値が高いのか、低いのか、ちゃんと調べてから、始まると思いますが、桜井市長もNPOが放射能マップを作っているのを知っていますから、マップができてくれば、それを生かしてくれることでしょう。

『災害ユートピア』の続き

目覚め、災害は文字通り人々を揺り動かすものだと思う。ほとんどの人は寝返りを打って、再び眠りに堕ちるのだろう。
災害、震災の後に、積極的に政治に参加するようになったり、利他的な活動に参加、従事するようになったりと、人生が根本的に変わってしまった人は多い。これは命を脅かす病気にかかった人の状態にも似ている。
時間を無駄にせず。深い信念のために生きようと決心するようだ。

多くの人たちは元の職場や生活に戻っても、市民社会やコミュニティーを以前より大切にするようになる。
人生における優先順位や自分とは何者かという感覚が変わるのだ。
そうした意識を保ち続けるには鍛錬が必要だ、ものへの無執着や他への慈愛といったことは、積極的な訓練があってこそ持続できるものだ。災害は一時的に開放性や可能性、団結をつくりだす。だが、その後に、良くなる社会もあれば、悪くなる社会もある。

要は、可能性の窓が開けられ、何かを手渡された。今手渡されているものは、『お金』。さあ、ここからどうするか、という問題が
出てきている、堕落するのか、未来に投資するのか、被災地の我々が今試されている、日本中が見ていることを忘れてはいけないだろう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南相馬市から7月12日朝

2011-07-12 05:19:59 | 日記
『災害ユートピア』の中では、災害時に一般市民のパニックが起こると想定し実際にパニックするのはエリートたちであり、むしろその(エリートパニック)こそが社会を危機に陥れると考える。
日本の政府政治家、官僚の皆さん、どうやらパニックっているようです。

私たちの、社会制度は競争や利己主義に基づいて作られているので、競争心や利己心の強い人間が成功して、社会のトップに上り詰めるようになっている。彼らの目から見ると、世界全体が競争社会だ。だから、災害時には略奪のような事件が起こると恐れ、その恐怖に駆られた過剰反応からパニックを起こすのだ。
彼らがパニックを起こすことは、一般市民が起こすよりも、重大な影響を社会に与える。なぜならば彼らには権力があり、その高い社会的な地位を利用して情報操作を行うことができるからだ。

管総理がパニック状態であるように思えてならないのですが、それが心配です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする