サイヤ社長のブログ

福島県南相馬市で青果食品惣菜スーパー「Saiya」を経営しています。
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南相馬市から7月15日夜

2011-07-16 19:52:41 | 日記
屋内退避当時、屋内退避の意味が分かりませんでした。国からもどうして屋内退避なのか詳しい説明はありませんでした。今もってありませんが。緊急時避難準備区域になりました、何が危険なのか、どうなったら避難しなければならないのか、説明はありません。

そして今、解除を検討しているとの事です。危険はなくなったのでしょうか。ただ、原発の行程表の期日が来ただけの話だと思いますが、とても原発が安全になったとは言えないと思いますが、解除するならこの地でどういった生活が出来るのか、放射能はどうなのか、きちんと説明が必要ですよね。

今、南相馬市が避難している人たちに文書で帰宅を呼びかけているそうですが、その書面に子供達はマスク、長そで着用しなるべく外では遊ばせないようにと書いてあるそうですが、それを見て帰れますか?安全、安心な土地ではないという事ですよね、不安ですよね、残念ですが事実まだ安心して子供達を呼べる状態ではないような気がしますが、国の考えは違うようです。

原発は危険だから止めて、いずれは廃止するそうですが、安全でない、危険な場所だとわかっていながら、帰れと言う政府、管総理の考えがわかりません。
解除されても、もう元には戻れません、生活も商売も農業も漁業もすべてが今のままでは、苦しいままです。
生活、商売の保障をしながら、安全、安心な街への建設に向けての復興案を元に住民の理解を得つつ解除に向けて検討していくのなら良いのですが、今はまだ早いように思えます。

若い世代はこのままだと、本当に帰って来ないようになってしまいます。国への忠誠心は無いでしょう、国がこれだけ隠し事をし、嘘ばかりついていたのでは、自分の身は自分で守らなくてはという気持ちが強くなっているようです。国に信用が無ければ無理も無い事とです。

解決策、国が正直に正しい情報を開示することです。どの程度危険なのか、安全なのか、決めるのは住人の我々です。情報を検討して住むかやめるか、商売を続けるのか、やめるのか、そのためにもまずは、国がこれ以上嘘をつかない事ですね。
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南相馬市から7月16日朝

2011-07-16 05:43:07 | 日記
南相馬市の桜井市長、たぶんいろいろな情報は入って来ていると思います。その情報量は我々の比ではないくらい多いものだと思います。
その情報が正しいのか、何を優先するのか、今住民に求められている事は何か、すべてを精査し実行しなければならないわけですが、それを決定し実行していくのが、市長の仕事ではありますが、期待していいものか?

相馬市の仮設住宅の入居条件では、たとえば5人家族が入居する場合、3人、2人で別れても入居できると聞きました。
南相馬市の入居状況が6割の人たちが入居を決まりながら断っていると聞きましたが、南相馬市では5人は一つ住宅に入らなくてはならないので、敬遠されているようです。今まだ入りたくて決まらず避難所にいる人たちのいるのに、片方では決まりながら入居しない人もいる。
行政が住民の話をよく聞いたのか疑問ですね。緊急時避難区域が解除されると、原町区に1000世帯ぐらいの仮設住宅を建設すると言う話があるようなので、みんなそれを待っているようです。市内に近く便利だから、鹿島区の山の方の仮設では不便なので、そう考えるのも無理はないですが。
相馬市では一度断るともう次には入居申請が出来ないようです、だから、入る方たちのニーズを聞き、入る人達も良く考えることができるようです。
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