南相馬市から７月２３日夜

今日、全日食の配送のトラックが遅れてきました。お昼頃到着したので、なぜ遅れたか聞いたら、６号線たくさんの馬が走っていた。と言ったので、ああそうか、今日は野馬追だった事を思い出しました。相馬市や隣りの鹿島区はとてもにぎわったようです。野馬追というと、とても暑くなって見物するのも大変ですが、今日は曇りで気温も低くこんな野馬追はあまり記憶にありませんし、原町区ではまったくお祭り気分はありません。

チェルノブィリ救援　中部の方たちの南相馬市放射線マップが完成したようです。８月３日に南相馬市で、報告会がおこなわれます。
どんなことになっているのか、大変興味があるので、報告会に参加してみようと思います。
どんな結果になっているのかは、このブログで報告したいと思います。

田んぼがこんなことになっています。





稲が育っていない田んぼを見るのは初めてですね。雑草だらけのようですが、来年はどうなるのでしょうか。
農家の方たちの意欲が無くなるのが心配です。

南相馬市から７月２３日朝

『チェリノブィリ』の真相

一昨日の深夜、ＮＨＫＢＳでイギリスのＢＢＣ製作のドキュメンタリードラマを放送していました。
キェリノブィリ原発事故の２年後に事故の原因を検証した番組でした。

まさに、パニックするエリート、何も知らされない住民、情報を隠そうとする政府、何も知らないうちに被害を受ける住民、その中で自己犠牲いとわず原発のさらなる爆発を止めるべく命を懸けて作業する現場の作業員、消防士、そして、さらに真相を隠そうとする関係者、それに留まらず、原因を作業員のせいにしようと、偽りの報告書を作るべき奔走するエリート達、２５年前に起こった原発の事故の本当の真相が明らかにされた番組でした。

今まさに、同じことがこの日本で行なわれていないか、心配です。
パニックになるから、事故の情報を外に出すな。チェルノブィリ原発事故の最初に関係者が行ったことです、パニックになっているのが、自分達だという事がわからないようでした。なんだか日本でも、同じような事を官房長官が言っていたように思いますが。

事故原因は設計ミス、しかし原発は安全だと信じて疑わない気持ちが結局、大参事をまねいてしまいました。

『秘密主義は大参事を起こす』これが結論でした。わが日本はどうでしょう、今まだ、政府が秘密主義を続けているのなら、まだまだ原発の被害は拡大し継続し続けることでしょう、その被害を受けるのは、私たち国民です。
牛の内部被爆から牛肉の問題がおきていますが、他にも波及しないうちに、政府は正しい情報を国民に知らせて欲しいものです。