サイヤ社長のブログ

福島県南相馬市で青果食品惣菜スーパー「Saiya」を経営しています。
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南相馬市から7月9日昼

2011-07-09 15:02:40 | 日記
今日は、夜名古屋からのNPO法人の方と会うので、夜のブログが書けないかもしれないので、お昼に少し書こうと思いました。

被災地のニーズは時間と共に変わる。  政府や政治家達がもたもたしているうちに、被災地、被災者の現状、気持ちは変化していることが、あの人たちには、ますますわからなくなっているようです。自分では立ち上がれない被災者には充分な支援がいります、自分で何とか出来そうな被災者にはそれなりの支援がいります、少し支援していただければ、なんとかなる人達もいます、それぞれが立場や、やり方が違うように、支援の仕方もこれからは多様化し、細かく、行き届いた支援が必要になってくるのに、管総理、あまりにも遅すぎる、気づかないのか、気づかないふりをしているのか、もうそれどころではないのか、被災者より再生エネルギー法案のほうが大事みたいですね。

今、私たちがやらなくてはならないことは、子供や孫たちを放射能から守るということです。
それには、放射能の正しい知識を身に付けること、ひとりひとり自分が出来る事をすること、皆で力を合わせて出来る事をすること、多くの人が集まって話し合って力を合わせてすること、そうしないと、いつまでも子供や孫達は帰って来ません。
安心、安全な街を今こそ、造らなくてはならないですよね。その為には勉強しましょう。
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南相馬市から7月9日朝

2011-07-09 05:32:04 | 日記
飯舘から、よく買い物に来られる方が(年配の男性)俺は飯舘から出ていかない、といつも言っていましたが、さすがにというか、いよいよ引っ越しをするとの事です。自分の所は放射線の値が低いから大丈夫だと言っていましたが、そんな訳にはいかないようです。ただ90歳をこえる母親がいるので、環境が変わるのが心配しているようです。
いつもなら、飯舘の凍み餅を販売していますが、今年は残念ながらありません、とっても美味しいですよ。若干作り手で味が違いますが、当店で販売していた凍み餅を造る方はとっても上手な方だったので、今年も楽しみにしていたのですが、ちょうど震災当時は凍み餅の乾燥時期で、建物の軒下で乾燥していたそうですが、その後完成はしたのですが、後になって放射能の問題が出てきて、凍み餅が影響を受けているのかが今だ分からないので、出荷しないでいるそうです。今、当店でもどうしようか考え中です。
生産者の方も現在、新潟に避難中で、そこで働いているようです。

被災地のニーズは刻一刻と変化しています。良かれと思って支援、支援物資が来てももういらない状態や必要でない場合が多いようです。商品、食料品はいらないようです。
これからは、すべてにおいて、正確で正しい情報の開示が必要です。どこに住んでいいのか、どこが危険なのか、何を食べていいのか、どれだけ食べると危険なのか、放射能関連の体や土地への影響の情報が欲しいですね。
危険な所には住めないわけだし、そこに住むにしても、生活の仕方を考えなければならないのでしょう。
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