サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

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妻Rは足下をすくう

女性のミニスカートはエネルギー問題を解決するか 続

2004-07-29 21:43:42 | Weblog
水曜日の朝はその女性は私の隣りに座りました。

その女性は私の左脇に座ったのですが、わき目も振らずに勉強していた私は、彼女がタイトスカートをはいていたことなど気づかず、正面の男性が足を広げて寝ていたことなど知る由もありませんでした。

昨日は、彼女のエネルギー放出/消費量がゼロであるかのような書き方をしてしまいましたが、じっくり考えるとこれは正しくないですね。
それは決して彼女は動いていないが彼女を乗せている電車が動いているとか言う話ではないですし、安静時にも基礎代謝によりカロリーを消費しているとか言う話でもありません。

赤の女王仮説 Red Queen hypothesis というのがあります。生物の進化を研究する人たちの理論だそうです。
「鏡の国のアリス」の中で、「赤の女王がアリスに『同じ所にとどまろうと思うなら、全速力で走りつづけなさい』と言った」という一節からの命名です。周囲が動いているために、その場にとどまるために全速力で走り続ける鏡の中の世界では、進化を継続していかなければなりません。
その場にとどまるために動いている。川を泳ぐめだか、ジムのランニングマシーン。

種の保存のためだけであれば単性生殖でよいのに、積極的に突然変異を作ろうとするようです。

不動産物件は1にも2にも、ロケーションだそうです。
思えば今朝も昨日も、彼女は進行方向右側に座りました。
私は一昨日は左側に座ったのですが、今朝は右側でした。

通勤電車もロケーションならぬ、ポジショニングが大事と言うことでしょうか。
さて、明日は私は進行方向に対してどちら側に座るでしょうか。

ちなみに私は始発電車なので必ず座れます。
女性は途中の駅から乗ってくるので、必ずしも座れるとは限りません。