眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

ワイン

2009-12-24 | 日記
いつかのクリスマス・イブに、一人でなにしようか途方に暮れた。
その話を知り合いの飲み友達のオヤジに話したら、酒を呑んでろと云われた。
 「だってお前、敬虔なクリスチャンは一切れのパンとワインで世界を祝福するんだろう?
    じゃあ、お前も酒呑んでパンかじれ。」

うーん。
オヤジのいうことももっともらしので、とりあえずワインを三本買ってきた。神様がどのくらい呑めるのか分らないけど、まあワイン三本は適当じゃないかな、と思った。
パンは用意しなかったけど、部屋の灯りを落としてバッハの無伴奏チェロ曲をちいさくならしてワインを飲んだ。

いいこともわるいこともあるけれど孤独はかなり地獄に近い様な気がする。
酔いがまわってきた。

もうひとつワイングラスを用意する。
それにワインを流し込んで乾杯をした。
あっち側へ旅立った、友達となんだかもう一度乾杯できるような気がした。

酔っ払った頭で想う。

  あんたが呆れるくらい生きてみせるからな~。



コメント (4)
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