眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

卵のワルツ

2015-01-08 | 
  誰もいなくなって
   夕焼けがとても綺麗で
   明日は
   きっと晴れるから
   どうか僕を許して

   貴方を知らないので
   僕はかわりに
   三日月の月に祈った
   トイレの四角い窓から

   卵の夢は
   脆くて 儚い
   それは
   いつだって
   生まれる事を夢見てる
  
   いつか見た
   街の景色を
   想って
   泣きたくなるような
   そんな
   気持ちだよ

   図書館の窓から
   眺めていた
   そんな
   景色につつまれて
   とても懐かしくなる
  
   僕の時計は
   いつかを指してる
   止まったまま 動かない
   夢を指したまま

   あの頃の僕たちは
   ただ楽しくて
   終わりが来るなんて
   誰も気ずかない

   井戸の底に沈んでる
   鳥の化石を
   誰が持って帰るか
   じゃんけんしてた
  
   卵の僕は
   いつも夢見てる
   なくした記憶や
   大好きな君を
  
   だから僕は泣く
   こわれたものを 思って
   もしいつか気ずいて
   君を思い出しても
   割れた卵は
   もとには戻らない














コメント (2)
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