けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

カンテラの希望

2006-12-12 22:09:22 | football
今日のトレーニングから、モリエンテスは全体練習に復帰。ひとまず無事にすべてのメニューをこなしたようです。結局まともに復帰するのに2週間以上かかってしまいました。いったん全体練習に復帰しかけて再発した後は、ずいぶん慎重に回復トレーニングを積んでいた印象です。年齢も年齢ですし、ガラス製ですし、見ているほうは歯がゆいですが慎重なくらいで良いのかもしれません。
この日のトレーニングでは、ビジャが途中から全体練習を離れて個別の回復トレーニングを実施したようです。もっとも特に問題があるわけではなく、サラゴサ戦は心配ないらしい。


先日のデポル戦の後、バレンシアのオフィシャルにはこんな記事が載っていました。

SIETE CANTERANOS DEL VALENCIA CF, EN EL ONCE INICIAL DEL EQUIPO
7人のバレンシアカンテラ出身選手がスターティングイレブンに。

アルベルダ、アングロ、ダビ・ナバーロ、アルビオル、シルバ、クロ・トーレス、セッラ。ベテランから今シーズントップチームデビューした選手まで、いろいろ取り揃えております。しかもASによると、アジャラさんがこの日はお休みでミゲルも負傷離脱中で、先発選手が全員スペイン人。これは1996年11月10日のビルバオ戦以来、10年ぶりであるとのこと。ちなみにそのときの監督さんは、アラゴネス爺ちゃんだったそうで。

ともあれ、外国籍選手の出場数に制限をつけようかという話題が出るほど欧州のトップクラブはインターナッショナルに構成されているわけですが、苦しいお台所事情があるとはいえ、カンテラにチャンスを回してもらえるという事実がはっきりすると、若い選手たちには励みになりますね。
その点はマドリーは大変でして、カンテラの選手も一応チャンスはもらえているんですが、やっぱり辛いですね。人材が余っている前線のカンテラーノが一番苦しい。ポルティもソルダードも、各個契約事情は違うものの、外に活躍の場を求めて出て行きました。守備系のカンテラーノはというと、チャンスはもらえていますが、足りないところの便利な補填扱いになっている印象ですね。こうなると、ラウルやイケル、グティの存在はすごく稀少に感じられます。


おまけ

寒くてごめんね。



左:グジョンセン@軽装備=アイスランド出身
右:ベレッチ@重装備=ブラジウ出身

Jornada 14

2006-12-11 15:44:22 | football

(今日はパエージャではありません)


06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Valencia C.F. 4-0 Deportivo la Coruna

バレンシアの得点:アングロ(9)、ビジャ(37=PK,74)、ビセンテ(90)

「おっさんデポル」だと思っていたのに今は「ベイビー・デポル」と呼ばれています。ベテランが引退したり退団したり、そして若い選手を増やし再生を図っているデポル。なので、気が付いたらデポルの知っている選手はだいぶ減ってました。お馴染み感があるのはセルヒオとカプデビラくらいかなあ。アンドラーデとバレロンは負傷でいないし、マヌパブは途中交代で出てきたけどドゥシェルとか見かけなかったし、フランもマウロもマカーイもルケもトリスタンもロメロもスカちゃんもモリーナもムニティスも、もういない~……。

さて、そんなベイビー・デポル、バレンシアと同じくらいリーガで勝ってなかったそうなんですが…ごめんね、お先に。バレンシアは4-0で、終にエンパテと敗戦の繰り返しから抜け出しました。リーガでの勝利は、アルベルダが負傷した10月22日、第7節のオサスナ戦以来のことです。
アジャラさんがこの日はお休みで、ディフェンスは少し怖いところもあったのですが、ラインコントロールにはよく気をつけている感じで、これもまたリーガでは久しぶりの完封。

そして、やはりカピタン・アルベルダとエースのビジャの復帰が大きかったと思います。特定の選手に頼りきるのが良いことではないにしても、この2人がいれば大丈夫だろうという安心感。アルベルダもビジャも調子は悪くなさそうで、アルベルダは90分コンプリート、ビジャは2得点。アングロは先週トレーニングに合流できたのは金曜日でしたが、大切なゴールをきれいに決めた。ビセンテも良くなってきているようでしたし、ホアキンはドリブルやりたい放題、早野氏駄洒落言いたい放題。あとはこれを継続できるように。とにかく勝ち点を積み上げて上位にしがみついていかなければ。
次節には、もしかしたらそろそろミゲルが帰ってこれるかもしれないし、スタンドで楽しそうに観戦なさっていたMさんも帰ってこれるかもしれない。サラゴサをメスタージャに迎える(訂正。試合はフエラ、ラ・ロマレダになります。最近ミス多いなあ…すいません)難しい試合になりますが、プラスの要因がいろいろ重なって、前向きな気分になれた今朝の試合でした。



06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Sevilla 2-1 Real Madrid C.F.

セビージャの得点:カヌーテ(16)、ハビエル・エルネスト・チェバントン(76)
マドリーの得点:デイビッド・ロバート・ジョセフ・ベッカム(12)

強かったなあ、セビージャ…。結局カヌーテにやられてしまいましたし、新聞はメヒアを責めてるところもありましたけど、あのチェバのオーバーヘッドをどうしろと(とはいえフリーにさせてしまいマークに付くのが遅れたのがまずかったのは確かですが)。またもサンチェス・ピスファンで勝てませんでした。

先発はel mundoの予想とは少し違って、ルートとロナウドの2トップで始まりました。ディアラの不在はやはり大きかったように思います。この試合のラウルは守備の人でしたし、グティは久しぶりの出場で勘が戻らないのか目立たないし。
で、良かったと思ったのがロナウドでありました。復帰して以来(身体が軽くなったのか)、悪くないですね、ロナウド。この試合では左に右に動いて起点になり、下がってきてボールに触ったり良い動きがありました。最終ラインを突破してパロップと1対1になった場面は惜しかった。あれが決まっていれば…。
交代させるならルートだと思っていたので、ロナウドの交代は残念でした。なんとしても1点ほしいという最後の場面で期待の持てる選手ですから。もっとも長期離脱から復帰したばかりで、ミッドウィークにはキエフでフル出場だったし、1対1の場面で脚を痛そうにしていたのもあって、仕方なかったとは思いますが。
ブーイングされまくりのセルヒオ・ラモスと拍手で迎えてもらえたレジェスの差がちょっと切ない。そんな試合でした。


チェバが元気なのは嬉しいですが、何もこの試合であんなゴルしなくたっていいのに…



後から少し書き足し
某Wさま、せっかく少しライブ放送が増えてきたところでさらに文句を言わせていただきますが、ハイビジョン放送、もう少しなんとかしてくれませんか。我が家はハイビジョンではないですが、画面の上下が切れるくらいは別にどうでもいいです。ただ、放送素材が劣化したように思うのです。カメラワークもスイッチングも不満。
土曜日にマドリーの試合を見て、日曜にバレンシアの試合を見て、思いました。バレンシアの試合、ピッチに出てくる前のトンネルの映像が流れ(W様がスタメン表をかぶせちゃいましたけど)、試合の動きに合わせてタイミングよくベンチの選手の表情や会長、観客、スタンドの選手を抜くリーガらしいメッセージ性のあるスイッチング。あれが楽しいのに、ハイビジョン放送のときは何かおかしい気がするのです。広域で見たほうがおもしろい瞬間に、必要と思えないバストアップの画を映していたり。サッカー放送に慣れてないところが作っているのか、裏事情は知りませんが…。
後からTVEのニュースで、ロベカルがスローインをしにいってブーイング受けたのはなぜだったのかとか、頭を強打した後に出場を直訴するマレスカの表情とか、確認できました。そういうのがおもしろいのに。毎試合毎試合、某Wさまの実況アナウンサー&解説さまは「いやー、きれいですねえ」と、そんなに自画自賛して恥ずかしくないのかと思うくらいハイビジョン映像を褒め称えてますが、素材の旨み的には落ちている気が。と、きわめて個人的意見。

3位-2位

2006-12-10 00:52:12 | football
重要な試合を迎えます。マドリーはサンチェス・ピスファンに乗り込んで、セビージャと2位3位対決。あと数時間でキックオフです。
そしてこの2人がそろってお里帰り。


セビージャを出るタイミングは別でしたけど、まさか同じチームになってセビージャに戻ることがあるとは思わなかったでしょうね。ちょっとセルヒオ・ラモスが余計なこと言ってしまって謝罪してましたが、セビージャ到着のニュースを見ていたら、S・ラモスは出迎えの女の子たちにキャ~キャ~言われてました。

とりあえずel mundoのスタメン予想


マドリー側で特筆すべきなのは、
○グティが復帰
○ディアラは有給休暇
○練習中に暴れ馬にタックルされたカンナバーロもたぶん大丈夫
○キエフでがんばった(ことにしておこう)ロナウドはベンチスタート?
でも前線はどうなるか、スタメン発表までわからないのではないかと思います。

セビージャ側についてはあまり詳しいことはいえませんが、膝を痛めていたヘスス・ナバスが間に合っちゃったこと、カヌーテが怖すぎること。
サンチェス・ピスファンの雰囲気はすさまじいですし、お互いの順位からいってもかなりスリリングな試合になるのではないかと期待しております。そういえばここしばらくサンチェスピスファンで勝ててなかった気が…いやいや、がんばれ。

冬のビーチ

2006-12-08 02:24:51 | football

今日はTOYOTAで営業


うーん、間に合わなさそうだ…。
今週末、土曜日(訂正。日曜日でした)にはデポルをメスタージャに迎えるバレンシア。が、モリエンテスは火曜日の時点でもまだボールに触らずにフィジコとのトレーニングのみ。今日のトレーニングでもボールに触った様子はないので…週末は無理でしょう、いくらなんでも。

でもビジャとアルベルダが2人とも今日の全体練習に加わったようで、順調にいけばデポル戦での復帰が見込めそうです。シルバやビセンテもローマ戦は温存でしたので、それなりのチームが組めそうです。昨シーズンもそうでしたけど、アルベルダが離脱するとがっくり勝率が落ちるバレンシアにとって、カピタンの復帰は何より勇気付けられる要因になりそうです。

しかしモリエンテス、これだけかかるってことは、やっぱり肉離れだったのか。無理して動かしたりするから。ASか何かに書いてあったとおり、腿裏の筋肉は「モリエンテスのアキレス腱」のようです。
でもその次のサラゴサ戦には間に合わせてほしい。重要な試合になることは間違いないですし、モリエンテスが飛躍した古巣との対戦ですし、しかも監督は昔なじみのビクトル・フェルナンデス。間に合え。無理しない範囲で。ビーチサッカーもあるし。


…ビーチサッカー。モナジャポの方にも書いたのですが、先日モナコのサポーターズサイトを回っていましたら

モリエンテスとガジャルドがモナコに帰ってくる!

びっくりしました。何事かと思うじゃないですか。
真相は、12月22日に予定されているインドア・ビーチサッカー大会にその「栄光の元10番たち」が来る予定、と…。

「フレンチ・リヴィエラ」「コート・ダ・ジュール」なだけあって、モナコの辺りは夏場にもビーチサッカー大会やってまして、去年だったかプティ息子(エマヌエル・プティ。ちなみにプティ・パパはモナコ一筋のスタッフ。監督もやった)が来てたり。それを冬場に、しかも無駄にゴージャスそうな場所(グリマルディ・フォーラム、というカルチャーセンター)でやってしまうらしい。
しかも何がすごいって、来てもらう予定らしい監督&選手。ビーチサッカーは選手5人+GK1人で構成されるらしいんですが、それを6チーム作って監督も呼んで、トーナメントするつもりのようなんです。以下のとおり。

フランス:バルテズ、ジョルカエフ、デサイー、ボゴシアン、サニョル
モナコ:ジュリ、ラムシ、ガジャルド、モリエンテス、シモーネ、アンデルソン
ルーマニア:ステレア、ハジ、ポペスク、ペトレスク、ムトゥ
ブラジル:エジミウソン、ロナウジーニョ、ロビーニョ、ゼ・ロベルト
ワールドセレクション:カンナバーロ、ザンブロッタ、ロケ・サンタクルス、ピサロ、ゾラ、ファン・ブイテン
セレクション・コート・ダ・ジュール:ジノラ、ブラボ、コボス、デウー、ブロンドー
監督:リッピ、ジャケ、ドゥンガ、ハジ、ディアス、プエル

選手も監督も、無駄にゴージャス。
バルテズやジョルカエフ、サニョル(3人とも元モナコ)はフランスなのになんでジュリはモナコなんだとか、モナコチームのメンバー、ジュリにラムシにガジャにナンドにマルコ・シモーネにソニーを混ぜ込んで、いったいどんなチームになるのかわからないし大体誰が守るんだとか……でも、メンバー眺めてるだけで楽しいですね、これは。もちろん全員が全員来るわけではないでしょうけど。どこか放送してくれないかな…。

ただこのイベントの開催に、ASモナコは関与していないようです。残念ながらASモナコの今年最終戦は、試合の翌日の23日で、アウェイのリヨン戦。前泊しないといけないので、仮にモリエンテスやジュリが参加したとしても、数少なくなった昔馴染みと顔をあわせるのは難しそうです。でも顔なじみだったら、アルベールII大公なんかは喜んでビーチサッカーの方に遊びに来てくれるかもしれません(むしろ出場したがりそう)。

出揃った

2006-12-07 14:58:17 | football
CLグループリーグ第6節。ギリギリだったところ、余裕だったところ、がんばったところ、カンテラ品評会だったところ、やむを得ずカンテラ品評会、あれこれありつつも決勝トーナメントに進む16チームが出揃いました。今シーズンは、いわゆる強豪で「あーあ…」というところはなかったようですね。危ないところはあったけれど。

グループ
1位
2位
A
チェルシー(ENG)バルサ(ESP)
B
バイエルン(GER)インテル(ITA)
C
リバプール(ENG)PSV(NED)
D
バレンシア(ESP)ローマ(ITA)
E
リヨン(FRA)マドリー(ESP)
F
ManU(ENG)セルティック(SCO)
G
アーセナル(ENG)ポルト(POR)
H
ミラン(ITA)リール(FRA)


さて、いつものお楽しみ、抽選会は来週まで待たなければいけません。12月15日の金曜日12時(日本時間20時)からです。それまでは、あれこれと妄想を広げることができます。今現在調子が良いところ、悪いところ、それぞれ決勝トーナメントがスタートする2月末にどうなっているかはわかりませんが。
ちなみに組み合わせの注意としては、

・同国対戦はない
・1位同士、2位同士の対戦もない
・同グループ同士の対戦もない



マドリー的に
対戦可能性があるのは、バレンシア、リヨン以外の1位通過チーム

2位になったのは自業自得。どことやっても強豪ばかりですが、仕方がない。でもこの間のビルバオ戦の後半を見ると、ロナウドが入ってもベッカムが入っても、うまくやっていくことはできそうで、心配なのはCBとピボーテが万全でいられるかどうかくらい。なので、どことやってもなんとかするのでは、と大して根拠のない期待を持っております。

●それでもやりたくないところ:バイエルン・ミュンヒェン
個人的見解ですが、ドイツチームは苦手。それがバイアンならもっと苦手。最近は勝ってますけど。あと、時期的にあの辺りは寒そうですし。
あとはユベントスも絶対に嫌なのですが、今シーズンのユベントスは残念ながらCLを戦うことができなくなっています。マドリー的にはありがたい感じかも。

あとはどこでも良いと思う。おもいきってチェルシーとかでも楽しいんじゃないかな~。



バレンシア的に
バルサ、ローマ、マドリー以外の2位通過チーム

●絶対やりたくないところ:インテルナツィオナーレ・ミラノ
あちこちで言われてますが、インテル。覚えてます、メスタージャでのトルド祭り。何をしてもすべてセーブしちゃうトルド。バレンシアにはトラウマ。
やっぱり嫌な感じのするドイツクラブ(例えばブレーメンとかブレーメンとか)がいないのは良かったかも。

2位通過でいわゆる強豪になるバルサとマドリーには自動的に当たらないのはラッキーかもしれませんが、だからって他が楽かというとそうでもなし。気は抜けません。
が、バレンシアにもご褒美があります。1位通過なので、第2戦をメスタージャで戦えること。なによりも怪我人が何人か帰ってくること。まもなく復帰のアルベルダに加えて、順調ならマルチェナとモレッティの復帰も期待できます。懸案の左ラテラルとピボーテ&セントラルの戦力。決勝トーナメントのころには、もう少し落ち着いたチームになっている、はずです。

また一歩

2006-12-06 17:38:41 | football


おわった。
博論を書き終わりました。全部書いて、図表もそろえて、謝辞も書いて、書類作って、専攻長に出してきました。わーい。つーかーれーたー。

しかし。恐ろしいことに、まだ完全なる終わりではないのです。今日提出した博論は「仮綴じ(かりとじ)」と呼ばれます。これを提出すると、専攻長が会議を主催して

「この学生が博士論文書けたんで審査してくれって言ってますけど、どうします?」

てのをやります。会議で承認されると、最終審査のために「論文審査委員会」なるものが設置されます。私は、論文審査委員の先生たちのために再び仮綴じ論文を提出しなければいけません。これの期限は来週の水曜日。
ということで、実はもう少し仮綴じ論文の中身をいじることができます。最後の考察がだいぶ物足りなかったからまだ書き足せそう。

しかし、まだ恐ろしいことがあります。最終審査は、論文審査&口述試験なのですが、日時がいまだにわからないことです。理由は、審査委員の先生たちの都合に合わせるから。年内とか言われたら死んでしまいます。できれば年明けに…。

最終審査でいくつか修正点が出てきたらそれを直し、製本屋さんでハードカバーに金文字の製本を作り、正式提出となります。

まだまだ先は長い……。

背番号、11

2006-12-05 21:00:29 | football

■森岡隆三選手の契約について
このたび、清水エスパルス所属の森岡隆三選手を(財)日本サッカー協会の『移籍リスト』に登録する手続きを行なうこととなりましたので、お知らせいたします。
これは弊クラブと森岡選手との間で来季の契約について話し合った結果、森岡選手本人の意向により今後は移籍先を幅広く探していくこととなり、『移籍リスト』に登録することとなったものです。これによりいずれのクラブも森岡選手の移籍に関する交渉を行なうことができることとなります。
(清水公式より)

契約交渉の決裂とかゼロ円提示(=移籍通告)ではなく、森岡本人の意思での移籍リスト掲載です。
昨シーズン辺りからか出番はぐっと減っていて、それでも若手DFたちのお手本であり続け、何も不満を漏らすことなくチームのために尽くしてくれていたのですが…まだ31ですからね。まだまだ一線でできるから、出場機会を求めるのは当然のことです。とはわかっているんですが、それでも悲しい。

森岡が入団したのは、リンク先の経歴にもありますが1995年。マッシュルームみたいな髪型で、目つきだけはあのとおりで、最初は「誰?」っていう状態でした。それがディフェンスの主力になり、チームの中心になり、日本代表のキャプテンになり、信頼のおけるベテランになった。ステージ優勝&CS敗戦もチーム存続危機も天皇杯優勝も経験してきた、清水一筋の11年間。
DFのくせに背番号11を譲らず(固定背番号制のころによく11番が余るのでつけていたら愛着がわいたらしい)、私が唯一持っている清水のユニも背番号11「MORIOKA」です。ユニにサイン、もらいたかったな。

移籍先が決まらなければ残留できると思いますが、森岡だったら必要としてくれるチームはいくつもあるでしょう。できるだけ良い条件で良いチームに移籍して、日本平に戻ってこれるように。


森岡隆三
「サッカー人生の喜怒哀楽のすべてがここ(清水)にあり、思い入れは強いが、新たな可能性にかけようと思った。試合には出ていなかったが、チームが今年素晴らしい成績(4位)を残せたことで踏ん切りがついた」
(mainichi-msn)

昨シーズンは最後まで残留争いをしていた清水ですが、今シーズンはケンタ監督のやり方が実を結び始め、4位で終了。ベテランとして責任を感じていたであろう森岡も、危なっかしかった若手たちでもなんとかやっていけるだろうと思えるようになったんでしょう。
あーもう…本当に悲しい。でもありがとう、モリくん。本当にありがとう。間違いなく清水の歴史に残る男だよ。

2006-12-04 14:43:12 | football
06/07 Liga espanola 1a division Jornada 13
Real Madrid C.F. 2-1 Athletic Club Bilbao

マドリーの得点:ロナウド(65),ロベルトカルロス(81)
ビルバオの得点:ルイス・プリエト(35)

諸事情で(=論文論文)途中で寝てしまったのと録画をミスったのとで、全体的にうっすらともやがかかったような記憶で、しかも後半開始から25分間ほど空白の時間がありまして…ロナウドのゴルはハイライトでちょこっと見ただけ。なので内容はまだ書けません。とりあえずご尊影を。


いいよいいよ、お腹が出てても点決めてくれるのなら。



ロベカルのゴールは見てました。でもなぜイケルが喜びの輪に加われたのか疑問。


これでバルサまで1ポイントです。

腹といえばハラヒロミ氏はまた監督になっちゃうんですか? 残念…


また1人…
今朝の試合でまた1人犠牲者が出ました。ビルバオのオルバイス、右膝前十字靭帯の断裂で今シーズンほぼ絶望に。バレンシアだけの問題ではない。止まりません。

3連敗無得点

2006-12-03 07:01:23 | football
このままではパエジャの画像もネタ切れになります。

Recreativo Huelva 2-0 VFC
レクレの得点:アイトール(34秒)、シナマ・ポンゴーユ(81分)

しなぽん、そういえばレクレにいたんでしたっけね・・・


追加:1週間

今朝のバレンシアの先発はこんな感じだったようです。

------カニサレス------
---ナバーロ---アジャラ---
C・トーレス----------セッラ
---アルビオル---バラハ---
ホアキン---------ビセンテ
-------シルバ-------
------アングロ-------

この間のマドリー戦、悪くなかったパジャルドが出ていない。ピボーテにはアルビオルが入り、CBにはダビ・ナバーロが先発しました。うまくいかなかったのか、結局後半の頭からナバーロはウーゴ・ビアナと交代になり、アルビオルがCBに下がりました。

パジャルドについて、Las Provinciasがこんな記事を載せています。
「金曜日、セビージャの空港からウエルバに向かうハイウェイで、選手を乗せたバスはパジャルドが不調を訴えたことにより急遽途中でストップした。パジャルドは発熱し、ドクターの治療を受けた。少し回復はしたが完全ではなく、土曜日もチームメイトとともに食事はとったものの、その内容は他の選手とは別だった。
月曜日を除いて、火曜日にはミゲルが負傷し、水曜日にはモリエンテスの負傷が再発、木曜日にレゲイロが靭帯を痛め、金曜日はパジャルドがウィルス性の腸炎。しかもダビ・ナバーロは右目にものもらいができていて痛みに苛立っていて…」

呪われた1週間の集大成、でした……


(できれば)早めに戻ってきてください

実はこちらも

2006-12-02 01:33:55 | football
シシーニョ:右膝前十字靭帯断裂
ロナウド右膝内側側副靭帯捻挫
ベッカム:右膝半月板の痛み
グティ:右脚内転筋の筋繊維損傷
エルゲラ:右脚四頭筋打撲,血腫
カンナバーロ:左脹脛筋肉の拘縮
パボン:右脚双子筋の拘縮
セルヒオ・ラモス:右足首捻挫

病院リーガに病院クラブ。ここも病院ブログになりつつあります。これは現在マドリーオフィシャルに名前が出ている怪我人たち。といってもシシーニョが全治6ヶ月で長期離脱している以外は、比較的短期の負傷者です。ロナウドは次節出場できそうですし、ベッカムも全体で練習を行っています。グティは赤紙有給休暇を2試合にしてもらえたので、もう少し休めます。

問題なのは、エルゲラとカンナバーロが一緒に離脱してしまったこと。どちらも日曜の試合に出場できるかどうかは明日決まるようですが、少なくともエルゲラは厳しい様子です。カンナバーロも全体練習には合流できずジムでトレーニングと治療を受けている状態。微妙です。レギュラーCBが2枚とも不在の可能性…
それでもバレンシア戦の後半やったようにセルヒオ・ラモス&メヒアならなんとかなりそうです。昨シーズンもぎこちないなりに悪くなかったセットですし、セルヒオ・ラモスも今日の練習から無事に全体練習に合流していたようですから。ただ皆より先に引き上げたらしいのが気がかりといえば気がかり…うーん…危ないなあ。S・ラモスがダメだとすると、パボンも負傷なわけですから、メヒア&ラウル・ブラボがセントラルですか…ちょいとスペクタクル。

ちなみに今日は獲得したての左SB、マルセロがマドリーでのトレーニングデビューを果たしました。左SBか……バレンシアに超格安でレンタルとかしませんか?

試合は日曜日19時、現在降格圏で苦しい戦いをしているバスクの雄、アスレチック・ビルバオをベルナベウに迎えます。ビルバオは前節セビージャに大聖堂でやられた後に、サリゥガルテ監督をご解任。マネさんが新監督に就任しました。以前のFOOT!で幸谷さんが言っていたように「監督交代後のキニエラは買い」にならないように、ぜひ気を引き締めてお願いします。攻撃陣は元気そうだから大丈夫かな。といっても肝心要のグティがいないんですけどね。この間みたいなグダグダにはならないでほしいなあ…。


「落ち着きなさい、策はある」
時間があったら目を通しておきたい、という自分用メモです。ASのカペッロインタビュー。ASトップページの見出し、「Tranquilos, tenemos un plan」に気を惹かれました。なかなか粋な発言だと思います。どういう文脈で出てきたのか知りませんが。

ところでカペッロについて少し気になっていることがあります。マドリーは日替わりで選手がインタビュー当番をやりますけど、試合前日は監督の日です(バレンシアもそうですね)。そのときのカペがですね…





どうもその辺のおっちゃんぽいな…