けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

カンテラの希望

2006-12-12 22:09:22 | football
今日のトレーニングから、モリエンテスは全体練習に復帰。ひとまず無事にすべてのメニューをこなしたようです。結局まともに復帰するのに2週間以上かかってしまいました。いったん全体練習に復帰しかけて再発した後は、ずいぶん慎重に回復トレーニングを積んでいた印象です。年齢も年齢ですし、ガラス製ですし、見ているほうは歯がゆいですが慎重なくらいで良いのかもしれません。
この日のトレーニングでは、ビジャが途中から全体練習を離れて個別の回復トレーニングを実施したようです。もっとも特に問題があるわけではなく、サラゴサ戦は心配ないらしい。


先日のデポル戦の後、バレンシアのオフィシャルにはこんな記事が載っていました。

SIETE CANTERANOS DEL VALENCIA CF, EN EL ONCE INICIAL DEL EQUIPO
7人のバレンシアカンテラ出身選手がスターティングイレブンに。

アルベルダ、アングロ、ダビ・ナバーロ、アルビオル、シルバ、クロ・トーレス、セッラ。ベテランから今シーズントップチームデビューした選手まで、いろいろ取り揃えております。しかもASによると、アジャラさんがこの日はお休みでミゲルも負傷離脱中で、先発選手が全員スペイン人。これは1996年11月10日のビルバオ戦以来、10年ぶりであるとのこと。ちなみにそのときの監督さんは、アラゴネス爺ちゃんだったそうで。

ともあれ、外国籍選手の出場数に制限をつけようかという話題が出るほど欧州のトップクラブはインターナッショナルに構成されているわけですが、苦しいお台所事情があるとはいえ、カンテラにチャンスを回してもらえるという事実がはっきりすると、若い選手たちには励みになりますね。
その点はマドリーは大変でして、カンテラの選手も一応チャンスはもらえているんですが、やっぱり辛いですね。人材が余っている前線のカンテラーノが一番苦しい。ポルティもソルダードも、各個契約事情は違うものの、外に活躍の場を求めて出て行きました。守備系のカンテラーノはというと、チャンスはもらえていますが、足りないところの便利な補填扱いになっている印象ですね。こうなると、ラウルやイケル、グティの存在はすごく稀少に感じられます。


おまけ

寒くてごめんね。



左:グジョンセン@軽装備=アイスランド出身
右:ベレッチ@重装備=ブラジウ出身


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