ソラリ、インテルへ

レアル・マドリーのオフィシャルサイトで、アルゼンチン人MFサンチアゴ・エルナン・ソラーリが3年契約でイタリアのF.C.インテル・ナツィオナーレ・ミラノへ移籍することが発表されました。

・・・ああ、インテルのHPでも出ましたね・・・

サンティアゴ・エルナン・ソラーリ、1976年アルゼンチンのロサリオ生まれ。左ウィング。スパイクスポンサーはアディダス。
94年にニューウェルス・オールドボーイズでキャリアをスタートし、リーベル・プレートを経てアトレチコ・マドリーへ移籍。99/00シーズンにアトレチコが降格した後、00/01シーズンよりレアル・マドリーに加入。マドリーには5シーズン在籍し、リーグ戦13試合出場21得点、国王杯21試合出場4得点、チャンピオンズリーグ48試合出場7得点。
スタメンとして使われることは少なかったが、途中から出場して試合の流れを変える貴重な戦力。アルゼンチン人らしい華やかなテクニックとドリブルでファンを魅了した。スペインでもっともセクシーなサッカー選手に選ばれたこともある。

掛け値なしに非常に貴重で有用な戦力です。確かにマドリーでいつまでもサブ扱いされるのは彼にとって良いことではありませんが、簡単に出して良い選手でもありませんでした。マドリー自体が何を考えているか知りませんが、個人的には非常に惜しい。もったいないと思う。

さよならソラリ。インテルでもその激しくも優雅なドリブルが見られることを楽しみにしています。


マドリーオフィシャル
レアル・マドリーとインテル・ミラノの間での話し合いが合意に達し、サンティアゴ・エルナン・ソラリは7月7日よりインテル・ミラノの選手となる。メディカルテストを通過し、ソラリは今後3シーズン、ミラノでプレイすることとなる。ソラリはミラノで、元マドリディスタのエステバン・カンビアッソと会うことになるだろう。

「21番」は5シーズンレアル・マドリーに在籍し、2度のリーグ制覇と1度のチャンピオンズリーグ制覇を果たした。

「永遠の背番号12」。非常に多彩な選手であり、常に自分の価値を示すために戦い、そのクオリティを示し、そして勝利を得てきた。第20節、ベルナベウでマジョルカ相手に決めたゴラッソーを思い出そう。

ソラリはクラブから非常に求められる選手である。そのためにソラリは今日、ミラノからの飛行機に乗り、クラブの仲間たち、フロントやスタッフ、マスメディア、ファンに対し別れを告げるために戻ってきた。ソラリは心のこもった記者会見を通じ、「私の家」と呼べるクラブにいたことを誇りに思う、と語った。

お別れを言う機会を与えてくれたマドリーに、そしてそれを許してくれたインテルに感謝する。この5シーズンは多くのタイトルに恵まれたとてもすばらしい時期だった。僕は世界の中でも恵まれた人間だ。

（04/05シーズン中に契約更改した後の移籍だが？）
契約更改を勝ち取ったのは僕にとって勝利だった。でもそれから、プレイ時間が減った。僕の身体はプレイすることを求めている。この機会を与えてくれたインテルに感謝しなければならない。

多くの言葉を必要とせず、ソラリは再び皆に対して感謝の言葉を述べ、常に「彼の家」であり続けるマドリーに別れを継げた。