けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

抽選/アルメリア戦召集選手

2014-04-12 09:33:00 | football

UEFA Champions League 準決勝組み合わせ
レアル・マドリーC.F. vs バイエルン・ミュンヘン(4月23日、29日)
アトレチコ・マドリー vs チェルシー(4月22日、30日)

バイエルンか…またドイツか…いや、またまたドイツか……。ドイツ3位、ドイツ2位、ドイツ1位と遂にラスボス登場。2位相手であれだけ苦労して勝ち抜いたマドリーが、さてどうなりますか。しかもまた1stレグがベルナベウなんだなあ。競った展開になることを考えると、2ndレグがホームの方がやっぱりいいだろうなあ、と思うわけです。バレンシアみたいなこともありえるし。
ということで、既にリーグ戦の優勝も決めて余裕の前回大会王者様に、ドイツ苦手&怪我人続出で疲労したマドリーが挑む、という形になります。ま、決まったものはしょうがない。がんばりましょう。Hala Madrid!


アルメリア戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、ナチョ、ジョレンテ
MF:ベイル、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ、ルーカス・バスケス、マスカレル
FW:ベンゼマ、モラタ、ウィリアン・ホセ

サスペンション:シャビ・アロンソ、カルバハル
負傷欠場:ケディラ、ヘセ、アルベロア、マルセロ、クリスチアーノ・ロナウド

召集リストもだいぶ苦しそうになってきました。負傷者5人、サスペンション2人ということで、カスティージャから4人が呼ばれています。一番苦しそうなのは最終ラインで、右ラテラルにナチョ、左はコエントラン、セントラルはぺぺを休ませてバラン、ラモスで行くのではという見方が出ています。中盤、シャビ・アロンソの代わりはイジャラの見込み。イジャラメンディはここしばらく出場機会が続いていますが、ソシエダ戦では「自分の家」のファンから「イジャラ、〇ね」とか歌われたり90分間ブーイング浴び続けたり、ドルトムント戦ではプレッシャーに翻弄され、メンタルでもだいぶ疲労しているだろうと思いますが、良いチャンスだと思ってがんばってほしいです。ベルナベウなので、落ち着いてやれるだろうと思いますが。
前線は、ベイル、イスコ、トップにベンゼマですかね。ベンゼマも出続けているので、疲労がないか心配ではあるのですが、交代させられると地味にムッとした感じでいたりするので、まあ変えない方がいいんだろうな。
試合はサンチアゴ・ベルナベウにて、12日土曜22時キックオフ。


苦悩するクリスチアーノ
ABC.esの記事から
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ピッチの上ですべての時間を過ごすことに慣れていたクリスチアーノ・ロナウドは、イドゥナ・パルクのベンチで、チームメイトの誰よりも苦しんでいた。彼は、檻に入れられた動物のように90分間休むことがなかった。試合終了のホイッスルだけが、彼を解放した。

彼が頻繁にテクニカルエリアに出ていくことで、普通ではありえないナーバスな状態にあることが示されていた。ドルトムント戦の1stレグで膝に違和感を抱えるまでに、今シーズンの彼は既に十分なくらい欠場を経験していた。チャンピオンズ・リーグのグループステージ最終戦、チームは既に突破を決めていた。さらにリーガで3試合、2試合はビルバオ戦での退場の影響で、そしてバジャドリ戦は負傷のため。これらが、大きなコンペティションでスタンドから試合を見ることになった試合だ。しかしこのドルトムント戦は、ベンチですべての時間を過ごす初めての試合になった。
ロナウドがジェスチャーのフェスティバルを始めるまでに、5分とかからなかった。チームメイトを勇気づけ後押しするために叫んだ。ディ・マリアのペナルティ失敗に(ピッチにいたなら彼が蹴ったはずだ)、ロイスのゴールシーンでのミスに、苦悩した。ポストを叩くシュートに苦しみ、アンチェロッティをじっと見て、自分を使うよう誘惑しようともした。ただしイタリア人監督は、彼をピッチに送り出すような希望は、まったく与えなかったのだが。実際、この試合がレアル・マドリーにとって非常に難しいものとなっていたにもかかわらず、ウォーミングアップにすら彼を出さなかった。
(後略)
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実はこの記事の後に、目標はコパでの復帰だ、と短い段落が続くのですが、どうも厳しくなってきたようで…。アンチェロッティはアルメリア戦前日の会見で、まだ様子はわからないといった感じですが、軽い肉離れで済んでいるものを無理させて悪化させたら今シーズンが終わってしまいかねないですし、膝の問題もまだ残っているようですし……無理をしない、させないのが一番だと思います。でも、CLの1stレグには戻ってこられたら……。
で、記事の中身については、以下の動画もご参照ください。あの試合展開、PKの失敗……自分がピッチにいられたらと相当じれったい思いもしたでしょう(いたからうまくいったとは限りませんが…)。それでも、クリスチアーノがこれだけチームを鼓舞し続けていた様子や、試合終了後に仲間たちを労いにいっていた様子(普段は試合終わるとさっさと引き上げるのに)は、チームの中心である、フィールド内のカピタンの1人といった感じがします。

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2 コメント

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ジェット機のように。 (クリカ)
2014-04-13 16:38:19
こんにちは。動画もつけてくださって詳細にありがとうございます。
「檻に入れられた動物のように」という表現がまさにぴったりのクリスティアーノですね。このような状態になって本人がいちばん悔しい、もどかしい思いをしていると思うので、ファンもただただ我慢です。『ルパン三世・カリオストロの城』に、満身創痍になったルパンが「12時間もありゃジェット機だって直らぁな!」と己を鼓舞する場面がありましたが、本当に(12時間は無理ですが)12日間以内でなんとか・・・ジェット機のように高速で頑丈で、元気な姿を見せてほしいと祈るばかりです。
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Unknown (本人)
2014-04-13 18:32:58
試合中ずっとベンチにいるクリスチアーノというのもなかなかレアで、しかもこんなビッグゲームでチームが逆境にあり、自分は出られそうで出られないという、フラストレーションのたまる展開だったと思います。水曜のコパはさすがに厳しいかなあと、多少諦めというか観念していますが、万全な状態であっという間に戻ってきてくれるなら、それがもちろんベストです。
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